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中国:上海と香港証券取引所で上場株式の相互取次が解禁へ、相場への影響は?

2014/4/17 SBIサーチナ株式会社

中国証券監督管理委員会(CSRC)と香港証券及期貨事務監察委員会(SFC=香港証券先物管理委員会)は10日、上海と香港証券取引所の間で相互の上場株式の売買注文を取り次ぐ「互聯互通」(相互乗り入れ)の試験的導入を承認した。指数構成銘柄やA株とH株の重複上場銘柄に限定されているものの、香港の投資家が上海市場、中国本土の投資家が香港市場に投資することが可能となった。

相互乗り入れメカニズムに付けられた名称は「滬港通」(上海・香港・ストック・コネクト)。投資家が現地の証券会社を通じて、香港証券取引所経由で上海の上場株式を売買する「滬股通」(ノースバウンド・トレーディング・リンク)と、上海証券取引所経由で香港の上場株式を売買する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング・リンク)で構成される。

※香港・上海市場の相互乗り入れ、「滬港通」試験導入が承認 (4月11日付サーチナ記事より引用)(写真提供:CNSPHOTO)

上記記事のとおり、「滬港通」の試験導入により、中国本土投資家による香港市場への投資、香港投資家による上海市場への投資制限が緩和された。中国本土の機関投資家と、預かり残高が50万元以上の個人投資家に限られる、投資は適格銘柄に限られるなどの制限はつくものの、大規模な緩和となる見通しだ。

今回の規制緩和で、期待されているのが価格裁定だ。今回の規制緩和の対象となる銘柄として、上海市場と香港市場に同時に上場する銘柄が含まれている。市場が完全に効率的ならば、同一銘柄には同一の値段が付く。ところが現在は、規制があるため、価格裁定が起こりにくく、同一銘柄なのに香港市場と上海市場で異なる値段がつく状況となっている。規制緩和が進めば、同一銘柄への投資において、値段の高い方を売り、安い方を買う価格裁定が進むことが予想される。したがって、香港市場と上海市場に同時上場している銘柄で、上海市場よりも安い値段で取引されている銘柄については、価格裁定の恩恵を受ける可能性がある。「滬港通」の対象とならない銘柄についても、同業種の一部銘柄のバリュエーションが変化することにともない、バリュエーションが見直される可能性もある。

ところで、2007年にも中国本土の投資家による香港市場への投資を解禁する「港股直通車」の導入が報じられていた。当時は、中国本土相場が過熱している時期で、価格差も大きく、香港市場の銘柄が中国本土相場に連れ高する場面が見られた。今回の場合は、上海市場の相場は低調で、金融銘柄を中心に価格差が逆転(香港銘柄のほうが高い)しており、07年のように相場が大きく盛り上がる可能性は小さいと考えられる。実際に9日の「滬港通」発表前の上海総合指数、H株指数、ハンセン指数と直近の15日の終値を比べても、ほぼ同水準で、大幅な上昇・低下は見られない。

ただ、07年は香港市場の本土銘柄のバリュエーションが高い状況だったのに対し、現在の香港市場の本土銘柄のバリュエーションは低く、中長期投資を実施するよい状況となっている。価格裁定相場をメインに考えず、中長期投資のつもりで投資を実行できるならば、魅力的な投資機会になるのではないか。今回は、上海市場と香港市場に上場しているH株のうち、上海市場で香港市場の倍以上の値段で取引されている銘柄(15日、ETNETまとめ)を取り上げた。洛陽ガラス(01108)、昆明機床(00300)、京城機電(00187)、重慶鋼鉄(01053)、天津創業環保(01065)、第一トラクター(00038)、上海石油化工(00338)、洛陽モリブデン(03993)

  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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