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中国:4G時代に突入

2013/12/12   SBIサーチナ株式会社

工業情報化部は4日、中国三大通信キャリアの中国移動(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)に対し、TD‐LTE方式の4G(第4世代移動通信)事業ライセンスを交付した。5日付中国証券報が伝えた。

工業情報化部は「4Gネットワークの商用サービスが始まることで、モバイルインターネット業務の応用範囲は一層広まると見られ、さらに多くの業務形態とサービスモデルが誕生する見通しである」との見方を示した。

※中国、モバイル通信の4G時代到来(12月5日付中国証券報記事より引用)(写真提供:CNSPHOTO)

中国工業情報化部によると、9月末時点での中国の携帯電話契約数は12億700万件。うち第3世代(3G)通信サービスの契約者数は3億6,800万件に達する。中国での3Gサービス開始は2008年4月。中国移動、中国聯通、中国電信の通信キャリア3社が低価格帯機種の投入や、端末補助金の支給などでユーザの初期コストを大幅に引き下げたことにより、数年で一気に3G契約件数が増加した。今回のライセンス交付を受け、今後は3社の間で4Gをめぐる競争が始まることになる。

中国の携帯電話業界では、中国移動が早くから事業展開したこともあり、契約件数ベースで他2社を大きく引き離している。中国移動が発表した13年10月の携帯電話契約者数は7億5,927万件だった。中国聯通の10月の契約件数は2億7,586万件、中国電信は1億8,341万件。ただし、3G契約件数では、中国移動の1億7,602万件に対し、中国聯通は1億1,539万件、中国電信は9,958万件と、3社の差は縮んでいる。

中国移動が3G契約で、他社を大きく引き離せなかった理由として、中国独自のTD‐SCDMAのライセンスを割り当てられたことが挙げられる。中国移動は、3Gサービス開始当初から、海外メーカーの携帯端末をそろえることが出来ず、契約獲得に苦戦した。一方で、中国聯通や中国電信は海外メーカーの端末や、国産の低価格スマートフォンを投入し、中国移動と契約獲得で接戦を繰り広げた。

ところで、4G時代に突入すると、状況は一変する。中国移動にとってはボトルネックだった携帯端末の問題は解消することになる。4G基地局の設置や、TD‐LTEの試験などでもほかの2社をかなりリードしている状況だ。また、ライセンス交付前から、北京市、深セン市、青島市などの都市で、4Gサービスのオンライン予約の受付を開始させた。現状では、中国聯通と中国電信が、中国移動を追いかける構図になっている。

一方、FDD‐LTE方式の4G事業ライセンスは今回、交付が見送られた。中国聯通は、FDD‐LTEの技術テストの実施を当局に申請する方針を示している。また、中国電信もFDD‐LTEのライセンスの取得を目指しているという。FDD‐LTEのライセンスが交付されれば、契約獲得競争の一層の激化が予想される。

4Gへの巨額な設備投資も焦点の一つ。中国証券報によると、ネットワーク構築など、全体的なコストは少なくとも3,000億元に上るとみられる。設備投資による業績への影響も注目されている。

ただ、当面のコスト増要因は、ある程度は株価に織り込まれているといえよう。インフラ構築の特徴は、初期投資が大規模になるが、インフラ構築後は投資負担が逓減し、投資回収局面に入る。投資家にとって投資のタイミングは難しいが、投資回収期に入る前、設備投資で利益が圧迫され、株価が大きく調整するような時期が理想的である。各社とも設備投資の初期段階であり、来年はそうしたタイミングが出現する可能性がある。

一方、4G関連投資の拡大は、中興通訊(00763)や中国通信服務(00552)などの通信設備関連企業にとっては、ポジティブな要因になるだろう。

銘柄名 中国移動(00941/メインボード)

中国の携帯電話キャリア最大手 12月10日終値:84.050香港ドル

 ・ 中国本土と香港で携帯電話、データ通信事業などを手がけ、「全球通」、「神州行」、「動感地帯」などのブランドを展開。13年6月末の売上構成は、通話サービスが57.7%、データ通信が31.5%、携帯端末の販売などが6.1%。携帯電話契約者数は7.4億件を超える。12月にTD‐LTE方式4G事業ライセンスが交付され、固定通信事業の運営も承認された。 今後はTD‐LTE方式4Gネットワークの構築と運営に注力する方針。

 ・ 13年6月中間決算は10.4%増収、1.5%増益。モバイルインターネット網の急速な発展に伴い、事業の中心を通話サービスからデータ通信にシフトしたことが奏功。無線LANサービスの急成長、3G(TD‐SCDMA)携帯端末の販売増などが収益拡大に寄与した。

銘柄名 中国聯通(00762/メインボード)

大手総合通信キャリア 12月10日終値:11.900香港ドル

 ・ 中国本土でGSM規格やWCDMA規格の移動通信事業、固定電話、ビジネスデータ通信、ブロードバンドなどの固定通信事業を展開。13年6月末の売上構成は、移動通信が50.5%、固定通信が30%、通信設備販売が19.3%。12月にTD‐LTE方式の4G事業ライセンスが交付されたが、中国聯通が運用を計画しているFDD‐LTE方式のライセンス交付は見送られた。

 ・ 13年6月中間決算は18.6%増収、55%増益。移動通信事業が急成長したほか、携帯端末など通信設備の販売も好調だった。3G基地局の建設を進める一方で光回線の敷設を加速し、ブロードバンドサービスも強化。政府の「ブロードバンド中国」戦略の推進や情報消費の促進を追い風に、モバイルデータ通信事業などで他社との差別化を図る。

銘柄名 中国電信(00728/メインボード)

中国の固定通信最大手 12月10日終値:4.010香港ドル

 ・ 世界最大規模のブロードバンド回線とCDMAモバイル通信網を持つ通信キャリア。中国本土、マカオで事業展開し、海外にも国際通信サービスを提供。13年6月末の売上構成は、インターネット事業が30.7%、モバイル通話が18%、固定通話が12.6%、付加価値サービスが11.3%。12月にTD‐LTE方式の4Gライセンスが交付されたが、中国電信はFDD‐LTEとTD‐LTEのネットワーク建設を申請している。

 ・ 13年6月中間決算は14.1%増収、15.9%増益。固定通話の不振をモバイル通話やインターネット事業がカバー。今後は3Gと有線ブロードバンド事業を柱に事業構成の見直しを進め、新規事業を推進し企業価値の向上を図る。

  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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