SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-28 19:47:45

マーケット > レポート > 米国株決算速報 >  ジョンソン&ジョンソン(JNJ)は通期上方修正、好決算ひかる

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)は通期上方修正、好決算ひかる

2023/4/19
マーケティング部 谷 健一郎

お知らせ

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)は2023年4月時点で買建可能銘柄となっております

SBI証券 米国株式信用取引 取扱対象銘柄一覧はこちら

アメリカNOW!フラッシュ 米国株決算速報

Andrei - stock.adobe.com

1Q(1-3月期)決算速報(現地4/18寄り前発表)

銘柄情報

決算発表当日の株価:161.01ドル(-2.81%)

売上高:247.5億ドル(予想236.5億ドル)〇市場予想を上回った

調整後EPS:2.68ドル(予想2.52ドル)〇市場予想を上回った

 

2023/12期通期売上高見通し:従来予想の969〜979億ドルから979〜989億ドルへと上方修正した(予想977.3億ドル)〇市場予想を上回った

2023/12期通期調整後EPS見通し:従来予想の10.45〜10.65ドルから10.60〜10.70ドルへと上方修正した(予想10.52ドル)〇市場予想を上回った

売上高、調整後EPSともに市場予想を上回った。さらに通期の売上高・調整後EPS見通しを上方修正。ただし株価は小幅続落しました。

4/4にパウダー訴訟が解決にむけ前進したことを好感、足元の株価は大きく反発しておりました。しかし今回の決算発表では、期待の開発中である非小細胞肺癌治療薬のフェーズ3結果の更新が無かった事、パウダー訴訟が長引く懸念などが改めて意識され、売り先行となったようです。

決算発表当日のチャート

決算のポイント

 

◆医薬品部門売上高134.1億ドル、前年同期比+4.2%、市場予想127億ドル、〇市場予想を大きく上回った

ダーザレックス:22.6億ドル、前年同期比8.5%増、市場予想22.7億ドル、△市場予想とほぼ一致した

Covid-19(コロナワクチン):7.47億ドル、前年同期比8.9%増、市場予想2.05億ドル、〇市場予想を大きく上回った

研究開発費35.6億ドル、市場予想36.0億ドル

 

◆コンシューマーヘルスケア部門売上高38.5億ドル、前年同期比+7.4%、市場予想36.4億ドル、〇市場予想を上回った

◆医療機器(メド・テック)部門売上高74.8億ドル、前年同期比+7.3%、市場予想73.1億ドル、〇市場予想を上回った

 

■非小細胞肺癌の治療に Rybrevant と lazertinib を使用した研究は年内に最終分析が行われる

■四半期配当は前四半期の1.13ドルから1.19ドルに5.3%増額

■EPS(GAAP)は0.03ドルの赤字、パウダー訴訟の損失処理が影響

経営陣の主なコメント

 

1-3月期の純損失は 6,800 万ドル、1 株あたり0.03ドル。これは主に、タルク(ベビーパウダー訴訟)和解案に関連する 69 億ドルの費用計上による。調整後純利益は 71 億ドル、調整後EPSは 2.68 ドル、前年同期は 1.93 ドルだった。

事業別ではコンシューマー ヘルスの売上高は 39 億ドル、7.4% 増加。うち米国好調で 11.4% 増加。要因は値上げ(グローバルな戦略的価格引上げ)によるもの。

医薬品の世界売上高は 134 億ドル、4.2% 増。米国は5.9%増だった。オンコロジー(主としてガン治療分野)のダーザレックスが好調で25.7%増、アーリーダは40.3%増が牽引。

メドテック 事業の売上高は 75 億ドルで7.3% 増加。米国向けが好調で16.6% 増、一方米国以外では0.6% 減だった。中国では手術件数が期を追うごとに改善している。整形外科事業では手術件数の回復と股/膝関節向けのデジタル技術を活用した新製品が貢献。

同メドテックでは昨年12 月に買収完了したアビオメッドが貢献。現在12 のプラットフォームを有し、年間売上高は10 億ドル超。依然、初期段階と言えるがアビオメッドの統合、パフォーマンスは満足いくものだ。

タルク(ベビーパウダー訴訟)に関連する事項として、4 /4に発表したLTL(パウダー事業を移管する企業) の破産の再申請について説明する。LTL の当初の申請も今回の再申請も、当社の不正行為を認めたものではない。当社は引き続き、本訴訟の公正かつ効率的な解決を目指し4/4の再申請は目標に向けた前進と考えている。

当社は株主還元を重視している。取締役会が 5.3%の増配を承認、61 年連続増配を達成した。自社株買いプログラムでは昨年末発表の50 億ドルを完了した。

決算を受けたマーケットの反応

売上高、調整後EPSともに市場予想を上回った。さらに通期の売上高・調整後EPS見通しを上方修正。ただし小幅続落4/4にパウダー訴訟が解決にむけ前進したことを好感、株価は大きく反発しておりました。しかし、今回の決算発表では開発中の非小細胞肺癌治療薬のフェーズ3結果で更新が無かった事、パウダー訴訟が長引く可能性などが改めて意識され、売り先行となったようです。

●通期の売上や利益見通しを上方修正。メドテック事業ではアビオメッド買収貢献に加えて、アフターコロナの追い風も受け好調。医薬品事業もオンコロジー(がん治療)分野が伸張。株主重視による61年連続増配、積極的な自社株買いなど、好材料が多数ある同社。安定的な経営に加えて事業再構築にも余念がない同社はバリュー株として魅力的、長期上昇トレンドを維持すると期待されます。

Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:181.05ドル、アナリスト・レーティングは5段階評価の3.8、配当利回り2.96%(4/18時点)

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

※本ページでご紹介している銘柄は、当社内売買代金ランキング上位30社(2022/10/1~2023/3/31)の銘柄となります。

※本資料の内容は作成時点のものであり、信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成したものですが、正確性、完全性を保証するものではありません。本資料に記載の情報、意見等は予告なく変更される可能性があります。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

【FXデビュープログラム】FX口座の新規開設&お取引で最大700,000円キャッシュバック!

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 米株デビューコンテンツ(GWも取引できる!)

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.