先週はテクノロジー株への物色、原油価格の回復、経済活動再開の動き、米中閣僚による電話会談などを背景に大幅な上昇となりました。今週は米中関係の緊張の行方、自宅待機規制の緩和と経済再開の状況、米中の経済指標が注目材料となりそうです。
4-6月期の企業利益は前年同期比4割減が見込まれる中、4-6月期業績の下振れが小さそうな銘柄として、マイクロソフト(MSFT)、インテル(INTC)、アマゾン ドットコム(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、プロクター & ギャンブル(PG)を選んで今週の5銘柄といたします。
図表1 S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)
当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成
図表2 業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率
S&P500業種指数騰落 | 1週 | 1ヵ月 | 3ヵ月 |
エネルギー | 8.3% | 13.5% | -28.0% |
情報技術 | 6.6% | 11.1% | -5.7% |
一般消費財・サービス | 4.4% | 11.1% | -8.2% |
通信サービス | 3.7% | 10.2% | -8.0% |
S&P500 | 3.5% | 5.0% | -12.7% |
素材 | 3.4% | 2.2% | -12.9% |
ヘルスケア | 1.7% | 4.7% | -4.6% |
不動産 | 1.5% | -6.2% | -18.6% |
資本財・サービス | 1.3% | -0.2% | -25.1% |
金融 | 1.0% | -4.8% | -28.3% |
生活必需品 | 0.9% | -0.3% | -9.8% |
公益事業 | 0.5% | -7.8% | -18.6% |
騰落率上位(1週) | 騰落率 |
ペイパル・ホールディングス | 20.2% |
アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) | 15.7% |
シュルンベルジェ | 14.6% |
ゼネラル・モーターズ(GM) | 14.5% |
エヌビディア | 10.5% |
騰落率下位(1週) | 騰落率 |
サイモン・プロパティー・グループ | -8.2% |
ウェルズ・ファーゴ | -7.8% |
レイセオン・テクノロジーズ | -4.0% |
ゼネラル・エレクトリック(GE) | -3.2% |
バークシャー・ハサウェイ | -3.2% |
注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
先週の米国株式市場
4日(月)、5日(火)は、テクノロジー株への物色、原油価格の回復、経済活動再開の動きなどを背景に上昇しました。一方、6日(水)には中国が貿易合意を順守しない可能性があるとする米トランプ大統領の発言が重しになって反落しました。しかし、7日(木)にはペイパルホールディングスの急進が全体を刺激、また、8日(金)には電話による米中閣僚会議の実施が米中対立に対する懸念を和らげて大幅高となりました。S&P500指数は週間で3.5%の上昇でした。
なお、4/27(月)に始まる週について、前半は経済活動を再開する州が増えていること、ギリアドサイエンシズの「レムデシビル」がCOVID-19に有効との治験データが公表されたことを受けて上昇しました。一方、週後半には上昇一服となる中、5/1(金)に米トランプ大統領がCOVID-19のパンデミックの原因は中国にあるとし、新たな対中関税の発動も辞さない構えを示して大幅反落となりました。S&P500指数は週間で0.2%の下落でした。
業種指数騰落率は、原油価格の回復が続いたことを背景に「エネルギー」がトップとなり、COVID-19後の世界で役割が大きくなると見込まれる半導体株やネット企業への物色を背景に「情報技術」「一般消費財・サービス」「通信サービス」も上位となっています。
個別銘柄では、電子決済のペイパル ホールディングス(PYPL)が大幅な上昇となっています。5/6(水)に発表した1-3月期決算は市場予想を下回ったものの、決算説明会でCEOが「(オンライン販売の増加を受けて)4月に入って当社サービスに対する需要が急増しており、新規加入者は1-3月期の10百万件(買収による一時要因を除く)に対して4月単月で7.4百万件に達し、4月の売上は1-3月期の前年同期比13%増に対して同20%増まで加速している(いずれも為替の影響を除くベース)。」としたことから、5/7(木)に14%の急進となりました。
経済指標では、米国の4月雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比2,050万人減、失業率が14.7%と記録的な悪化となりましたが、それぞれ市場予想の前月比2,200万人減、16.0%ほど悪くはありませんでした。週間で発表される新規失業保険申請件数の推移から市場での織り込みが進んでいたとみられ、材料視はされませんでした。また、米国の4月ISM非製造業景気指数は41.8と前月の52.5から大幅悪化ながら、市場予想の38.0を上回りました。
一方、中国の4月輸出が前年比3.5%増と市場予想の同12.1%減を大きく上回ったことも注目されましたが、世界的な経済活動の低下を考えると一時的な要因によるとみられ、持続的でないとみられています。
今週の米国株式市場
今週は米中関係の緊張の行方、米国での自宅待機規制の緩和と経済再開の状況、米中の経済指標が注目材料となりそうです。米国株式市場はここ3週間もみ合いながらも上昇基調を維持して戻りが順調です。しかし、S&P500指数のPERは来期予想EPSの18倍に達していることから、当面の上値は限定的と考えられます。高値警戒をもって臨んだほうが良さそうです。
米中関係については、米トランプ大統領がCOVID-19のパンデミックの責任は中国にあるとの発言から、米中貿易摩擦の再燃が懸念されています。
5/8(金)に米通商代表部のライトハイザー代表、ムニューシン米財務長官と中国の劉鶴副首相が電話会談を行い、「第1段階」の貿易協定の実行に向けて条件を整える意向を米中双方が表明して一旦は安心感が広がりました。しかし、その後に米トランプ大統領が米中貿易協定の維持に悲観的と発言しており、引き続き要注意でしょう。
米国の新型コロナウイルスの新規感染者数は、5/9(土)までの7日平均で2万5千台まで低下、1ヵ月前の7日平均が3万人を超えていた状況から改善しています。ニューヨークタイムズ紙による5/9(土)時点の集計では、全米50州のうち35州が自宅待機の規制を緩和して経済活動の一部を再開、または、近々再開予定です。
一方、ニューヨーク、ニュージャージー、カリフォルニア、ワシントン、ミシガンを含む15州については、引き続き自宅待機の規制措置が続いています。経済活動の再開が順調に進むか注目です。
企業決算に関しては、S&P500指数採用企業の86%の発表が終わった段階で1-3月期のEPS(発表済み企業の実績と未発表分の予想の混合)は前年同期比13.6%減の見込みです。COVID-19のネガティブ・インパクトが大きくなる4-6月期には同40.6%減が見込まれています。
経済指標では、5/15(金)に中国の4月鉱工業生産(前年比1.5%増の予想)・小売売上高(前年比6.0%減の予想)・固定資産投資(前年比9.3%減の予想)、米国の4月小売売上高(前月比11.7%減の予想)、4月鉱工業生産(前月比12.0%減の予想)、5月ミシガン大学消費者マインド(前月の71.8から68に悪化の予想)、などの発表が予定されています。
企業決算では、マリオットインターナショナル、シスコシステムズ、アプライドマテリアルズなどの四半期決算が予定されています。過去2週間に四半期決算を発表した主要企業について、概要を図表3に掲載しています。
今週の5銘柄
5/8(金)に掲載した「外国株式特集レポート」では、米主要企業の1-3月期決算をチェックして、4-6月期業績の下振れが小さそうな銘柄として、マイクロソフト(MSFT)、インテル(INTC)、アマゾン ドットコム(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、プロクター & ギャンブル(PG) を選んでご紹介しています。今回はこれを今週の5銘柄といたします。
図表3 主要企業の決算動向
銘柄(コード) 決算発表日 |
直近実績 | 直近実績の 前年同期比 |
予想乖離 | 前四半期の 前年同期比 |
|
アルファベット A(GOOGL) | 売上(億ドル) | 337 | 14% | 3% | 18% |
04/28/2020 (PM) | EPS(ドル) | 10.79 | 0% | 4% | 16% |
スリーエム(MMM) | 売上(億ドル) | 81 | 3% | 2% | 2% |
04/28/2020 (AM) | EPS(ドル) | 2.16 | -3% | 7% | -16% |
ファイザー(PFE) | 売上(億ドル) | 120 | -8% | 2% | -9% |
04/28/2020 (AM) | EPS(ドル) | 0.80 | -6% | 13% | -14% |
スターバックス(SBUX) | 売上(億ドル) | 60 | -5% | 2% | 7% |
04/28/2020 (PM) | EPS(ドル) | 0.32 | -47% | -1% | 5% |
アドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD) | 売上(億ドル) | 18 | 41% | 1% | 50% |
04/28/2020 (PM) | EPS(ドル) | 0.18 | 200% | 1% | 300% |
キャタピラー(CAT) | 売上(億ドル) | 99 | -26% | -7% | -14% |
04/28/2020 (AM) | EPS(ドル) | 1.60 | -46% | -5% | 3% |
ユナイテッド パーセル サービス(UPS) | 売上(億ドル) | 180 | 5% | 5% | 4% |
04/28/2020 (AM) | EPS(ドル) | 1.15 | -17% | -6% | 9% |
フェイスブック(FB) | 売上(億ドル) | 177 | 18% | 3% | 25% |
04/29/2020 (PM) | EPS(ドル) | 1.71 | -10% | 0% | 8% |
マイクロソフト(MSFT) | 売上(億ドル) | 350 | 15% | 1% | 14% |
04/29/2020 (PM) | EPS(ドル) | 1.40 | 23% | 6% | 37% |
ゼネラル エレクトリック(GE) | 売上(億ドル) | 205 | -26% | 1% | -21% |
04/29/2020 (AM) | EPS(ドル) | 0.05 | -64% | -30% | 24% |
クアルコム(QCOM) | 売上(億ドル) | 52 | 7% | 3% | 5% |
04/29/2020 (PM) | EPS(ドル) | 0.88 | 14% | 3% | -18% |
マスターカード(MA) | 売上(億ドル) | 40 | 3% | 1% | 16% |
04/29/2020 (AM) | EPS(ドル) | 1.83 | 3% | 6% | 26% |
ボーイング(BA) | 売上(億ドル) | 169 | -26% | -1% | -37% |
04/29/2020 (AM) | EPS(ドル) | -1.70 | 赤字転換 | 3% | 赤字転換 |
銘柄(コード) 決算発表日 |
直近実績 | 直近実績の 前年同期比 |
予想乖離 | 前四半期の 前年同期比 |
|
アマゾン ドット コム(AMZN) | 売上(億ドル) | 755 | 26% | 2% | 21% |
04/30/2020 (PM) | EPS(ドル) | 5.01 | -29% | -20% | 7% |
アップル(AAPL) | 売上(億ドル) | 583 | 1% | 8% | 9% |
04/30/2020 (PM) | EPS(ドル) | 2.55 | 4% | 13% | 19% |
ビザ(V) | 売上(億ドル) | 59 | 7% | 2% | 10% |
04/30/2020 (PM) | EPS(ドル) | 1.39 | 6% | 3% | 12% |
マクドナルド(MCD) | 売上(億ドル) | 47 | -5% | 1% | 4% |
04/30/2020 (AM) | EPS(ドル) | 1.47 | -17% | -6% | 0% |
ギリアド サイエンス(GILD) | 売上(億ドル) | 55 | 5% | 2% | 1% |
04/30/2020 (PM) | EPS(ドル) | 1.68 | -5% | 7% | -10% |
クラフト ハインツ(KHC) | 売上(億ドル) | 62 | 3% | 0% | -5% |
04/30/2020 (AM) | EPS(ドル) | 0.58 | -12% | 6% | -14% |
アブビー(ABBV) | 売上(億ドル) | 86 | 10% | 4% | 5% |
05/01/2020 (AM) | EPS(ドル) | 2.42 | 13% | 8% | 16% |
エクソン モービル(XOM) | 売上(億ドル) | 562 | -12% | 10% | -7% |
05/01/2020 (AM) | EPS(ドル) | 0.53 | -4% | 14930% | -71% |
ウォルト ディズニー(DIS) | 売上(億ドル) | 180 | 21% | -8% | 36% |
05/05/2020 (PM) | EPS(ドル) | 0.60 | -63% | -57% | -17% |
ビヨンドミート(BYND) | 売上(億ドル) | 1 | 141% | 10% | 212% |
05/05/2020 (PM) | EPS(ドル) | 0.06 | 黒字転換 | 黒字転換 | 赤字縮小 |
リフト(LYFT) | 売上(億ドル) | 10 | 23% | 15% | 52% |
05/06/2020 (PM) | EPS(ドル) | -1.31 | 赤字縮小 | 赤字縮小 | - |
スクエア(SQ) | 売上(億ドル) | 13.81 | 182% | 6% | - |
05/06/2020 (PM) | EPS(ドル) | -0.02 | 赤字転換 | 赤字転換 | 赤字転換 |
ウーバー テクノロジーズ(UBER) | 売上(億ドル) | 32.56 | 18% | 8% | 25% |
05/07/2020 (PM) | EPS(ドル) | -1.70 | 赤字縮小 | 赤字拡大 | 赤字縮小 |
ロク(ROKU) | 売上(億ドル) | 3.20 | 55% | 3% | 49% |
05/07/2020 (PM) | EPS(ドル) | -0.45 | 赤字拡大 | 赤字縮小 | 赤字転換 |
注:4/28(火)から5/7(木)までに四半期決算を発表した当社顧客保有人数上位50銘柄です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
今週の注目銘柄
買付 | チャート | 銘柄 | 株価 (5/8) |
予想PER (倍) |
ポイント |
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マイクロソフト(MSFT) | 184.68ドル | 29.7 | 【テレワークの増加で幅広い分野に恩恵】 ・20年1-3月期の売上は前年同期比15%増と、前四半期の伸びを上回り、売上・EPSとも市場予想を上回って好調でした。4-6月期の売上ガイダンスは358.5〜368.0億ドルで、中央値の363.3億ドルは市場予想の365.2億ドルをやや下回ったものの、前年同期比6〜9%増とプラス維持の見通しです。 ・COVID-19の影響について、プロダクティビティ・アンド・ビジネスとインテリジェント・クラウドでは、テレワークがクラウドの利用増につながった一方、中小企業からのライセンス収入、リンクトイン事業、検索広告などでは売上が鈍化したとしています。また、モア・パーソナル・コンピューティングでは、パソコンのサプライチェーン制約は四半期の終わり近くに和らぎ、テレワークへのシフトによって需要が拡大したとしています。COVID-19は事業によりプラスマイナスがあるものの、全体として大きな下振れはなさそうです。 | ||
インテル(INTC) | 59.67ドル | 12.5 | 【テレワークの増加でサーバー、PCともに需要増】 ・1-3月期決算は、売上が前年同期比23%増、EPSが同63%増で、売上・EPSとも市場予想を大きく上回って好調でした。部門別には、データセントリック・グループが同34%増、PCセントリック・グループが同14%増といずれも伸びています。データセントリック・グループの中心であるデータセンター向けが前年同期比43%増と好調で、PCセントリック・グループはノートブックの数量が22%増えたのがけん引しました。 ・4-6月期のガイダンスは、売上が185億ドル(前年同期比12%増)、調整後EPSが1.10ドル(同4%増)と1-3月期からは鈍化となる見通しで、通期に関しては不透明感からガイダンスを取り下げています。しかし、テレワークの増加によるデータセンターの拡充需要、PC需要の両面から恩恵を受けるため、大きな落ち込みとなる可能性は小さいと考えられます。 | ||
アマゾン ドットコム(AMZN) | 2379.61ドル | 73.2 | 【巣ごもり消費でネット通販、テレワークでクラウドの需要が拡大】 ・19年10-12月期から20年1-3月期にかけて外出自粛の影響で北米事業の売上が前年同期比22%増から同29%増へ、海外事業が同14%増から同18%増へ加速、全体の売上も同21%増から同26%増に加速しました。一方、北米事業の営業利益は同16%減から同43%減に減益率が拡大、全体も同2%増から同10%減へ減益に転じました。 ・4-6月期にはCOVID-19に対応するためのコストとして40億ドルが追加でかかるとし、営業利益のガイダンスは前年同期の30.8億ドルの黒字に対して15億ドルの赤字から15億ドルの黒字と大幅に悪化する見通しです。COVID-19の感染抑止をしながら操業を続けるために一時的な費用がかかっているとみられますが、ネット通販の浸透を促進することから中期ではポジティブと考えられます。また、利益の柱となっているクラウドサービスでは、テレワークによる需要増効果も期待されます。 | ||
ネットフリックス(NFLX) | 435.55ドル | 62.8 | 【巣ごもり消費で新規加入者が急増】 ・20年1-3月期の新規加入者数は世界的な巣ごもりによる需要拡大を受けて1,577万人と、市場予想の850万人を大幅に上回りました。4-6月期の新規加入者数も750万人のガイダンスと、前年同期の270万人に比べて高水準が続く見通しです。20年のリリースについては、大部分が撮影済みとし、パイプラインに大きな問題はなさそうです。 ・会社は新規加入者の先食いをしているため、年後半の新規加入者数は前年比でマイナスになると予想しています。ただ、今回のような巣ごもりのきっかけがなければ加入しなかった人も多いと思われ、同社のビジネスにとってネットでプラスになることは間違いないでしょう。また、「ディズニー+」が海外展開を進める前に機先を制したことは、競争上も大きなプラスと考えられます。 | ||
プロクター & ギャンブル(PG) | 115.95ドル | 22.3 | 【堅調な業績が続く見通し】 ・20年1-3月期のオーガニック売上成長率は前年同期比6%増と市場予想の同4.8%増を上回って好調でした。部門別には、ファブリック&ホーム ケア、ヘルスケア、ベビーケア&ファミリーがそれぞれ10%、9%、8%のオーガニック売上成長でけん引したほか、新型コロナウイルスによる需要の高まりも反映されています。一方、20年6月期はドル高の影響を考慮して売上見通しを前年比4〜5%増から同3〜4%増に引き下げています。 ・ここ数年に事業の取捨選択を進めたことがオーガニック成長率回復の背景にあるとみられ、消費者が価値を認める製品に絞り込んだことで値上げも通りやすくなっているようです。さらに、昨年より製品イノベーション によって、幅広い分野で市場シェアが拡大していることも押し上げの要因となっているようです。堅調な業績が続くと期待されます。 |
注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。マイクロソフトとプロクター&ギャンブルは21年6月期、その他は20年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成
主要イベントの予定
経済指標・イベント | 企業決算・イベント | |
11(月) | インターナショナル・フレーバー&フレグランス マリオットインターナショナル |
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12(火) | ・中国生産者・消費者物価指数(4月) ・米NFIB中小企業楽観指数(4月) ・米消費者物価指数(4月) ・米月次財政収支(4月) |
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13(水) | ・ユーロ圏鉱工業生産(3月) ・米生産者物価指数(4月) |
シスコシステムズ |
14(木) | ・米輸入物価指数(4月) ・米新規失業保険申請件数(5月9日に終わる週) |
アプライドマテリアルズ、メーシーズ(E) |
15(金) | ・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(4月) ・ユーロ圏実質GDP(1-3月期) ・米小売売上高(4月) ・ニューヨーク連銀製造業景気指数(5月) ・米鉱工業生産(4月) ・米ミシガン大学消費者マインド(5月) ・米求人労働異動調査(3月) |
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18(月) | ・日本実質GDP(1-3月期) ・中国新築住宅価格(4月) ・NAHB住宅市場指数(5月) |
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19(火) | ・EU27ヵ国新車登録台数(4月) ・ドイツZEW景気期待指数(5月) ・米住宅着工・建設許可件数(4月) |
ウォルマート |
20(水) | ・日本機械受注(3月) ・ユーロ圏消費者物価指数(4月) ・ユーロ圏消費者信頼感(5月) ・FOMC議事録(4月28日、29日分) |
ターゲット、ロウズ |
21(木) | ・日本貿易統計(4月) ・じぶん銀行日本製造業PMI(5月) ・米フィラデルフィア連銀景気指数(5月) ・米新規失業保険申請件数(5月16日に終わる週) ・マークイット米製造業PMI(5月) ・米中古住宅販売件数(4月) |
エヌビディア、ロスストアーズ、メドトロニック |
22(金) | ・マークイットユーロ圏製造業PMI(5月) | ノードストローム(E)、ホーメルフーズ(E) |
注:日付は現地時間によります。(E)はBloombergによる予想を示します。企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有人数の1〜30位、青字のハイライトは31〜50位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成