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2019-10-20 03:10:19

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜再度の高値更新を牽引する銘柄群とは?〜

2017/06/05
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、経済拡大・企業業績の好調を背景に先々週に続いて最高値更新に進みました。今週は6/8(木)にコミー前FBI長官の議会証言が予定されており、再び米国の政治に対する警戒感が高まりやすいと見られます。

今回は、「世界開発者会議」の開催で注目が集まるアップル(AAPL)、マカオのカジノ売上回復で注目されるカジノ銘柄からラスベガスサンズ(LVS)、また、米国市場の高値更新を牽引する半導体関連からアプライドマテリアルズ(AMAT)ブロードコム(AVGO)マイクロンテクノロジー(MU)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)と物色動向

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
電気通信サービス 2.2% 0.7% -6.5%
素材 2.0% 0.5% 2.1%
ヘルスケア 1.9% 1.8% 2.1%
一般消費財・サービス 1.8% 2.2% 6.0%
生活必需品 1.6% 3.7% 3.9%
公共事業 1.6% 4.4% 5.4%
情報技術 1.3% 4.1% 9.7%
資本財・サービス 1.3% 1.5% 2.6%
S&P500 1.0% 1.7% 2.3%
金融 -0.8% -1.8% -6.1%
エネルギー -2.1% -3.8% -9.0%
騰落率上位(1週) 騰落率
アボットラボラトリーズ 5.8%
ゼネラル・モーターズ 5.7%
ペイパル・ホールディングス 5.1%
フォード・モーター 4.5%
フェデックス 4.3%
騰落率下位(1週) 騰落率
サイモン・プロパティー・グループ -5.0%
ゴールドマン・サックス・グループ -4.1%
バンク・オブ・アメリカ -3.4%
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー -3.2%
エクソンモービル -2.8%

※注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、政治の不透明感に対する市場の感度が低下する一方、6/1(木)のADP雇用統計が予想を上回る増加となり、ISM製造業景況指数が3ヵ月連続の低下を回避、また、1ドルショップのダラージェネラルや先々週のベストバイなど小売企業の決算から今後の国内消費に対する楽観的な見方が浮上して、2週連続で最高値を更新しました。S&P500指数は先々週の1.4%上昇に続いて、1.0%上昇しています。

一方、6/2(金)発表の5月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比13.8万人増と、市場予想の同18.2万人増を大幅に下回りました。3ヵ月平均でも12.1万人と、雇用拡大の鈍化は鮮明です。ただ、失業率が4.3%と完全雇用の水準のため、雇用拡大が鈍るのが自然との見方があり(イエレンFRB議長は「完全雇用下では7.5-12.5万人増で十分」と発言)、株式市場では特にネガティブな反応とはならなかったようです。

個別企業では、市場予想を上回る好決算で株価が上昇した、サイバーセキュリティのパロ アルト ネットワークス(PANW)、1ドルショップのダラージェネラル(DG)、マカオの5月カジノ売上が大幅に伸びたことを受けて株価が上昇したカジノ銘柄のラスベガスサンズ(LVS)ウィンリゾーツ(WYNN)などが注目を集めました。一方、4-6月期のトレーディング収入が低調に推移しているとの報道でJPモルガンチェース(JPM)バンクオブアメリカ(BAC)など幅広い銀行株が売り込まれました。

今週の米国株式市場

過去2週間の米国株式市場は、筆者の想定を上回る上昇となりました。足もとの経済指標にはモメンタムの鈍化を示すものが増えていますが、経済の拡大基調は維持される見込みで、企業業績も伸びていることが基底にあり、ネガティブなイベントが起こらなければ株価は上昇しやすい相場環境ということでしょうか。

また、相場の上昇を牽引する銘柄群がネット大手や半導体関連などに限られて「相場の幅」が狭いことが懸念されていましたが、先週は小売銘柄やカジノ銘柄などに広がりが出てきたことも安心材料と言えそうです。

一方、今週は6/8(木)にコミー前FBI長官の議会証言が予定されており、再び米国の政治に対する警戒感が高まりやすいでしょう。ただ、コミー氏は政権のロシア疑惑を捜査中のモラー特別検察官と事前にすり合わせをしたとされ、決定的な証言は出てこない可能性もありそうです。

また、同日のイギリスの下院選挙も注目を集めそうです。世界的なリスクイベントにはならないと見られますが、メイ首相率いる与党保守党の労働党に対する支持率のリードが縮小しており予断を許さない展開です。

先週の株価上昇により、6/2(金)のS&P500指数終値2,439.07の予想PERは、17年予想EPSの130.02ポイントに対して18.8倍まで上昇しています。一方、18年予想EPSの145.46に対しては16.8倍、17年と18年の予想EPS平均137.74ポイントに対しては17.7倍となっています。17年予想基準では割高感が強いものの、18年予想までを視野に入れるともう数%は上昇できる可能性がありそうです。

今週の経済イベントでは、6/5(月)に米国の5月ISM非製造業景況指数(4月の57.5から57に低下予想)、6/8(木)に中国の5月貿易統計(輸出・輸入とも前年比伸び率は前月から低下予想)、ユーロ圏の政策金利(変更なしの予想)などが予定されています。

今週の5銘柄

今回は、今週「世界開発者会議」を開催することで注目が集まるアップル(AAPL)、マカオのカジノ売上回復で注目されるカジノ銘柄からラスベガスサンズ(LVS)、また、米国市場の高値更新を牽引した銘柄をスクリーニングで抽出した上で、半導体関連のアプライドマテリアルズ(AMAT)ブロードコム(AVGO)マイクロンテクノロジー(MU)を選んで今週の5銘柄といたします。

スクリーニングは、先週に続いて米国市場の高値更新を牽引している銘柄を確認することを目的に、(1)過去5日間の株価上昇率が3%以上、(2)過去5日間に52週高値を更新、(3)6/2(金)の株価上昇率が1%以上、(4)時価総額200億ドル以上、を条件としました(図表2)。

抽出された11銘柄のうち、銘柄名を赤枠で囲った4銘柄が半導体関連となり、半導体セクターが引き続き投資テーマとして生きていることが確認できます。

尚、前週取り上げた銘柄は、週間でアルファベットが0.4%、マイクロソフトが2.6%、アマゾンドットコムが1.1%、ビザが1.6%、フィリップモリスインターナショナルが1.6%のそれぞれ上昇でした。5銘柄平均で1.5%上昇とS&P500指数の1.0%を上回っています。トレンドフォローの戦略がワークしていると言えるでしょう。

図表2:米国市場の高値更新を牽引している銘柄群

※注:銘柄名の赤囲みは半導体関連銘柄です。
※当社WEBサイトの「米国株スクリーナー」を通じてSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(6/2)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアップル(AAPL)155.45ドル17.3 ・同社は、6/5(月)〜6/9(金)の日程で世界開発者会議を開催します。「マックブック」の新製品、新しいバージョンの「iOS」、音声アシスタント「Siri」を搭載したスマートスピーカーが発表される可能性に注目が集まっています。

・特に、スマートスピーカーでは、アマゾンドットコムの「エコー」、アルファベットの「グーグル ホーム」が先行していますが、消費者向けサービスでスマホの次の覇権を決める可能性があるため、重要と見られます。同市場について詳しくは、5/24掲載の外国株式特集レポート「注目高まる「スマートスピーカー」、スマホの次の覇権争い!?」をご参照ください。
買付チャートラスベガス サンズ(LVS)62.55ドル24.2 ・マカオ、ラスベガス、シンガポールでカジノを併設した統合リゾートを運営する企業です。同社売上の6割を占める、マカオの5月カジノ売上高(市場全体の統計)が前年比23.7%増となり、1-4月期累計の同13.8%増を大幅に上回って市場回復への期待が高まっています。

・尚、カジノ銘柄の投資ストーリーについて詳しくは、3/8掲載の外国株式特集レポート「日本の統合型リゾート導入で活躍が期待される世界のカジノ大手」をご参照ください。
買付チャートアプライド マテリアルズ(AMAT)46.80ドル15.2 ・半導体製造装置のトップ企業で、世界の半導体相場を牽引する銘柄として注目されています。

・5/18(木)発表の2-4月期決算は、市場予想にほぼ沿う形でしたが、5-7月期のガイダンスは、売上が36.0-37.5億ドル、EPSが0.79-0.87ドルで、それぞれ市場予想の34.3億ドル、0.69ドルを再度大幅に上回りました。

・CEOは「市場は強く、さらに強くなりつつあり、当社の全部門にわたってモメンタムが凄まじい(tremendous)」とコメントして、まだ、ピークを打つ気配は見えていないようです。半導体市場が通常の循環を超えて成長する「スーパーサイクル」に入っている可能性が窺がえます。
買付チャートブロードコム(AVGO)254.53ドル16.3 ・ヒューレットパッカードの半導体部門が起源のアバゴテクノロジーと通信用半導体大手のブロードコムが16年2月に合併してできた会社です。

・売上構成は、有線通信用半導体(セットトップボックス、ケーブルモデム向けなど)50%、無線通信用半導体(モデム、Bluetoothなどコネクティビティ、Wi-Fi向けなど)28%、エンタープライズストーレージ17%、産業向け他5%です(17年2-4月期)。通信分野の成長性は相対的に高く、業界平均を上回る成長が期待されます。

・6/1(木)の引け後に発表した2-4月期決算は、合併の効果で売上が18%増、調整後EPSが46%増で、市場予想をそれぞれ2%、5%上回りました。さらに、5-7月期の売上ガイダンスが43.75-45.25億ドルと、市場予想の42.65億ドルを上回ったため、6/2(金)に株価は8.5%上昇して上場来高値を大幅に更新しています。CEOは「5-7月期も健全な市場が続くと期待され、有線通信の堅調な成長に加え、無線通信は季節性もあって年後半の売上は増加する見通しだ。」としています。
買付チャートマイクロン テクノロジー(MU)31.21ドル6.0 ・半導体メモリーの世界的大手で、DRAMで世界3位、NAND型フラッシュで世界4位です。16年度の売上構成比は、DRAMが58%、NAND型フラッシュが37%、その他5%です。

・12-2月期決算は、DRAM、NAND型フラッシュとも価格が上昇したとを受けて売上が前年同期比17%増、EPSは2.8倍と好調でした。業績好調についてCEOは、「NAND型フラッシュ、DRAMとも需要が好調な中、業界の供給増が限定的であったことに加え、同社のコスト削減が進んだ」とコメントしています。3-5月期の会社ガイダンスは、売上が52-56億ドル、EPSが1.43-1.57ドルで、それぞれ市場予想の47億ドル、0.89ドルを大幅に超過しました。

・3-5月期決算は、6/29(木)に発表予定です。業績は変動性が高いことで知られるメモリー市況に左右されるため、PERは低く抑えられる傾向がありますが、18年8月期予想基準で6倍は低過ぎるかもしれません。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。アップルは17年9月期、ラスベガスサンズは17年12月期、アプリアドマテリアルズ、ブロードコムは17年10月期、マイクロンテクノロジーは18年8月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
5(月)・米ISM非製造業景況指数(5月)
・米製造業受注(4月)
・アップル世界開発者会議(9日まで)
6(火)・ユーロ圏小売売上高(4月)
・米JOLT求人(4月)
7(水)・中国外貨準備高(5月)
・OECD経済見通し
・ユーロ圏実質GDP(1-3月期、改定値)
・米消費者信用残高(4月)
ブラウンフォーマン
8(木)・日本実質GDP(1-3月期、2次速報)
・中国貿易統計(5月)
・英総選挙
・ユーロ圏政策金利
・コミー前FBI長官の議会証言
9(金)・中国消費者物価指数(5月)
・米卸売売上高(4月)
10(土)・ソニーが有機ELパネルのテレビを発売
11(日)・フランス国民議会(下院)選挙(第1回投票)
12(月)・日本機械受注(4月)
・米月次財政収支(5月)
13(火)・ドイツZEW景気期待指数(6月)
・米NFIB中小企業楽観度指数(5月)
・米生産者物価指数(5月)
14(水)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(5月)
・米消費者物価指数(5月)
・米小売売上高(5月)
・FOMC(米連邦公開市場委員会)政策金利
15(木)・ニューヨーク連銀製造業景気指数(6月)
・フィラデルフィア連銀製造業景気指数(6月)
・米鉱工業生産(5月)
・NAHB住宅市場指数(6月)
オラクル(E)
16(金)・EU27ヵ国新車登録台数(5月)
・ユーロ圏消費者物価指数(5月)
・米住宅着工・許可件数(5月)
・ミシガン大学消費者マインド(6月)

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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