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2019-10-20 10:06:34

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜米長期金利上昇一服の可能性で注目の配当株と金〜

2016/10/17
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は9月分の経済指標が改善する中、12月に利上げとなる可能性が高まり、三角保ち合いを下放れました。今週はテクニカル要因から上値の重い展開となりやすいでしょう。一方、本格化する企業の決算発表でどの程度支えられるか注目されます。

今回は12月利上げに対する市場の織り込みが進み、7月以降上昇した長期金利が一服となる可能性を考え、調整してきた配当利回り銘柄および金への打診買いのアイデアをご紹介いたします。公益事業セクターのETF(上場投資信託)であるiシェアーズ グローバル公益事業 ETF(JXI) 、電力企業のサザン(SO)、電気通信セクターのETFであるiシェアーズ グローバル電気通信 ETF(IXP)、米国最大の通信会社のAT&T(T)、金のETFである SPDR ゴールド シェア(GLD)を今週の5銘柄といたします。
主要企業の決算概要:ウェルズファーゴ(WFC)、シティ グループ(C)をご報告しています。

図表1:S&P500指数のローソク足(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、8月分が悪化した米経済指標が9月分で改善となるものが多く、12月にも利上げとの見方が強まり、長期金利上昇の中、ドル高進行、株価は下落となりました。10/14(金)に発表された大手銀行の決算は、シティ グループ、JPモルガン チェース、ウェルズ ファーゴとも市場予想を上回る好調で、同日の市場上昇に寄与したと見られます。S&P500指数は週間で1.0%下落しました。

注目の9月小売売上高は市場予想通り、前月比0.6%増となりました。前年比では2.7%増で7月、8月を上回り堅調と言える水準です。8月の経済指標で高まった景気への懸念をなだめるのに十分で、12月利上げの可能性が高まったと言えそうです。

一方、自動車販売・建材などを除くコアの小売売上高は前年比2.5%増で、16年で最低水準まで低下しています。これを受けてアトランタ連銀の「GDP Now」の7-9月期GDP成長率予想は10/14(金)時点で前期比年率1.9%増まで引き下げられました。

先週発表の経済指標では、中国の9月貿易統計で輸出が前年比10%減と市場予想の3%減を下回り、中国経済の改善期待に水を差す形となりました。また、10/14(金)の10月ミシガン大学消費者マインド(速報値)は87.9と9月の91.2を下回りました。大統領選挙の不透明感が影響している可能性があるとされます。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、株価チャートで9月後半からの三角保ち合いを下放れた形となっていることから、上値が重い展開になりやすいと考えられます。一方、本格化する企業決算の発表でどの程度支えられるかが注目されます。10/14(金)発表の大手銀行3社はいずれも市場予想を上回り、幸先のよいスタートとなっています。主要企業の決算予想については、10/11掲載の「アメリカNOW! 今週の5銘柄」をご覧ください。

今週の注目イベントとして経済指標では、10/19(水)に中国の7-9月期GDP(前年比6.7%増予想)および9月の小売売上高(前年比10.6%増予想)・鉱工業生産(前年比6.4%増予想)・固定資産投資(前年比8.2%増予想)、10/20(木)に米国の9月中古住宅販売件数(前月比0.3%増予想)が予定されています。

決算発表では、10/17(月)のIBM、10/18(火)のインテル、10/19(水)のアメリカンエキスプレス、10/20(木)のマイクロソフト、10/21(金)ゼネラル エレクトリックなど、S&P100指数採用企業のうち26社の発表が予定されています。

また、10/19(水)には大統領候補の第3回テレビ討論会が予定されています。トランプ候補は女性関係のスキャンダルで劣勢が予想されますが、リアル・クリア・ポリティクスの10/16時点の支持率集計ではクリントン氏47.7%、トランプ氏42.2%と、いまのところ決定的と言えるほどの格差はついていません。

今週の5銘柄

今回はここまで上昇してきた米10年国債利回りが上昇一服となる可能性を考慮して、ここ3ヵ月余り下落が続いた配当利回り株と金を取り上げます。

図表2の通り、米10年国債利回りは、6月にBrexitへの懸念とBrexitの実現を受けて大幅に低下しましたが、当面はその影響が限定的との見方が強まり、また、米景気指標の改善を背景に年内利上げ予想の高まりを受けて10/14(金)には1.8%まで回復しています。年末に向けてさらに上昇が続くのか、あるいは、この水準で頭打ちとなるかは、幅広い資産選択に大きな影響を与えると考えられますが、今回は上昇一服となるケースの投資アイデアです。

配当利回りが注目されて買われることが多い、公益事業セクターと電気通信サービスセクターの業種指数は、長期金利上昇の影響を受けて7月以降調整が続いていますが、年初からの上昇の半値押しの水準で、打診買いをしてみるのにおもしろいタイミングではないかと思います(図表3)。

また、長期金利上昇の影響で下がった資産というと、金があげられます。金価格は年初の1,100ドル近辺から7月初にかけて1,360ドル台に上昇しましたが、その後の長期金利の上昇、ドル高進行、トランプ氏が大統領となるリスクの低下などを受けて10/14(金)には1,250ドルまで下落しています。長期金利の上昇が頭打ちとなるとすると、やはり押し目買いとしておもしろいタイミングを迎えているのではないでしょうか。

公益事業セクターのETF(上場投資信託)である iシェアーズ グローバル公益事業 ETF(JXI) 、電力企業のサザン(SO)、電気通信セクターのETFであるiシェアーズ グローバル電気通信 ETF(IXP)、米国最大の通信会社のAT&T(T)、金のETFである SPDR ゴールド シェア(GLD)を今週の5銘柄としてご紹介いたします。

図表2:米10年国債利回りは上昇一服!?

※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成

図表3:配当利回りが注目されるセクターは年初来の上昇に対する「半値押し」まで調整

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(10/14)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートiシェアーズ グローバル公益事業 ETF(JXI) 45.89ドル-・S&Pグローバル1200公益事業セクター指数(S&P Global 1200 Utilities Sector Index)のパフォーマンスと価格に連動する投資成果を目指すETFです。

・組入上位銘柄は、ネクステラ エナジー5%、デュークエナジー5%、ナショナル グリッド5%、サザン4%、ドミニオン リソーシズ4%などです。

・9月末時点の過去12ヵ月分配金利回りは3.7%、組入れ銘柄の平均PERは15.4倍です。
買付チャートサザン(SO)50.56ドル17.0・ジョージア州アトランタに拠点をおく米国最大手の電力持株会社です。米国南東部のジョージア州、フロリダ州、アラバマ州、ミシシッピ州で発電・送電事業を運営します。

・16年12月期業績は6%増収、EPSは1%減、17年12月期は9%増収、EPSは4%増と堅調な推移が見込まれています。

・16年12月期の配当予想(Bloomberg)は2.24ドルで、10/14(金)終値に対する配当利回りは4.4%に達します。
買付チャートiシェアーズ グローバル電気通信 ETF(IXP)60.05ドル-・S&Pグローバル電気通信セクター指数(同指数)の価格及び収益表現に連動する投資成果を目指すETFです。

・組入上位銘柄は、AT&T20%、ベライゾン コミュンニケーションズ17%、ボーダフォン6%、チャイナモバイル5%、NTT5%などです。

・9月末時点の過去12ヵ月分配金利回りは3.7%、組入銘柄のPER平均は14.5倍です。
買付チャートAT&T(T) 39.22ドル13.0・ベライゾン コミュニケーションズと並ぶ米国最大手の通信オペレーターです。

・業績は16年12月期、17年12月期とも増収・増益と堅調な拡大が見込まれています。

・16年12月期の配当予想(Bloomberg)は1.93ドルで、10/14(金)終値に対する配当利回りは4.9%に達します。
買付チャートSPDR ゴールド シェア(GLD)119.36ドル-・金地金価格(ロンドン金値決め)に連動する運用成果(信託費用差し引き後)を目指すETFです。

・組入資産は金の現物がほぼ100%で、金価格の下落に伴い過去3ヵ月で6.5%下落しています。

・純資産は400億ドル超で金のETFとしては最大です。経費率は年間0.4%です。

※会社資料、BloombergのデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
ウェルズ ファーゴ(WFC) 売上(億ドル) 226 2% 2% 4%
10/14、10/14、44.71ドル、-0.1% EPS(ドル) 1.03 -2% 2% -2%
  • 7-9月期決算は市場予想を若干上回りました。収益の動向はEPSベースで、1-3月期0.99ドル、4-6月期1.01ドル、7-9月期1.03ドルと底入れの形になっています。
  • 9/8に同社の営業慣行に関して罰金支払い(1.85億ドル)が当局と合意され、150万もの顧客口座を不正に開設していたことが明らかとなり、今後の成長に対する影響が懸念されています。これまでウェルズファーゴが米大手銀行で高く評価されてきた背景は、(1)地方銀行が合併してできた銀行であり、各営業地域で高シェアを背景に預金獲得など事業基盤が強固であること、(2)クロスセル(関連商品の購入を顧客に促すこと)で市場平均よりも高い増収を達成する、という点でした。今回の不祥事で(2)が不正の要因になった可能性があるため、当面の成長が低下する懸念があります。
  • 株価のバリュエーションは、予想PERが11.0倍、PBRが1.26倍に対して、JPモルガンのPERが12.6倍、PBRが1.06倍です。資産対比では依然高く評価されているものの、PERは業界平均並みに低下したと言えそうです。
シティグループ(C) 売上(億ドル) 178 -4% 3% -8%
10/14、10/14、48.61ドル、+0.3% EPS(ドル) 1.24 -5% 7% -14%
  • 7-9月期決算は前年同期比減収・減益ながら4-6月期の業績モメンタムからは改善、市場予想も上回りました。海外消費者向け事業のリストラが一巡しつつある一方、北米ではコストコのカード事業獲得による押上げが期待されます。
  • 部門別の純利益は、インスティテューショナル・クライアント・グループで前年同期が低調であったことから4-6月期の前年同期比2%増から同20%増へ改善、北米コンシューマー・バンキングは収入は改善したもののコストコのカード口座移管に伴う信用コスト増により前年同期比24%減で変わらず、インターナショナル・バンキング・グループはラテン・アメリカ事業の売却等の影響により同じく7%増から15%減へ悪化しています。低下基調が続いている純金利マージンは2.86%で、前年同期の2.94%からは低下ながら、4-6月期比では横ばいにとどめました。
  • 16年9月末の1株当たり純資産(無形資産を除く)は64.71ドルで6月末の63.53ドルから増加、10/14(金)終値の48.61ドルに対するPBRは0.75倍です。株価の上昇により、6月末の0.70倍から若干上昇していますが、まだ評価余地はありそうです。

※会社資料、BloombergのデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
17(月)・ユーロ圏消費者物価指数(9月)
・米鉱工業生産(9月)
・ニューヨーク連銀製造業景況指数(10月)
バンク オブ アメリカ、IBM、ネットフリックス
ハスブロ
18(火)・米消費者物価指数(9月)
・NAHB住宅市場指数(10月)
インテル、ジョンソン アンド ジョンソン、フィリップ モリス
ゴールドマン サックス、ブラックロック、ユナイテッドヘルス
インチュイティブ サージカル、ヤフー(E)
19(水)・中国小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資(9月)
・中国実質GDP(7-9月期)
・米住宅着工・許可件数(9月)

・地区連銀経済報告(ベージュブック)
・大統領候補第3回テレビ討論会
アメリカンエキスプレス、BHPビリトン(営業概要)
モルガン スタンレー、アボット ラボラトリーズ
マテル、ラム リサーチ、ハリバートン
ザイリンクス、ユナイテッド レンタルズ、イーベイ
キンダー モーガン(E)
20(木)・ECB政策金利
・中古住宅販売件数(9月)

・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(10月)
マイクロソフト、ベライゾン コミュニケーションズ
ペイパル、ユニオンパシフィック、シュルンベルジュ
ニューコア、トラベラーズ
21(金)・中国住宅価格(9月)
・ユーロ圏消費者信頼感(10月)
ゼネラル エレクトリック、マクドナルド
ハネウェル インターナショナル
シンクロニー ファイナンシャル
24(月)・日本貿易収支(9月)
・シカゴ連銀全米活動指数(9月)
キンバリークラーク、VF コープ
25(火)・ドイツIFO企業景況感指数(10月)
・S&PコアロジックCS住宅価格指数(8月)
・米消費者信頼感指数(10月)
3M、メルク、プロクター&ギャンブル、AT&T、スプリント
ゼネラル モータズ、ロッキードマーチン、デュポン
アンダーアーマー、
キャタピラ、フリーポート マクモラン
イーライリリィ、ベイカー ヒューズ、ユナイテッド テクノロジーズ
シャーウィン ウィリアムズ、マスコ コープ
エドワーズ ライフサイエンス、チポトレ メキシカン グリル
26(水)・米新築住宅販売件数(9月)コカ-コーラ、ボーイング
テスラ モーターズ、グラクソスミスクライン
LINE
テキサス インスツルメンツ、ウェスタン デジタル
バイオジェン、コムキャスト、グッドイヤー タイヤ(E)
ボストン サイエンティフィック、サザン
ゼネラル ダイナミックス、パブリック ストレージ
サウスウェスト エアラインズ、モンダリーズ
27(木)・中国工業部門利益(9月)
・米耐久財受注(9月)
・米中古住宅販売仮契約(9月)
アップル、アルファベット、アマゾン ドットコム
アリババ(E)、ツイッター、ヴァーレ、アルトリア グループ

ブリストル マイヤーズ スクイブ、アムジェン
セルジーン、フォード、アフラック、ダウ ケミカル
コルゲート パルモリブ、レイセオン、エクスペディア
28(金)・ユーロ圏業況判断指数(10月)
・ユーロ圏消費者信頼感(10月)
・米実質GDP(7-9月期、速報)
・ミシガン大学消費者マインド
エクソン モービル、シェブロンICICI銀行(E)
マスターカード

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。(E)は発表予定日が確定しておらず、Bloombergの予想によることを示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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