皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
1〜3月期の米実質GDP(国内総生産)確定値は前期比1.6%減と、改定値(1.5%減)から小幅に下方修正されました。全体の約7割を占める個人消費が1.8%増(改定値3.1%増)へと大きく引き下げられたのが背景にあります。
NASDAQ-100は下降期である第4ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればさらにトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
NYダウは下降期である第4ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればさらにトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
日経225は下降期である第4ステージを維持しています。ここから、帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。このまま短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の入り口である第3ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージに逆行します。
米商務省が発表した5月の耐久財受注額は前月比0.7%増となり、前月から伸びが加速しました。市場関係者の間では、金利が上昇しているにも関わらず、企業の設備投資は強いことを示したとの声が聞かれ、相場の下支えとなりました。米民間有力調査機関コンファレンス・ボード(CB)が発表した6月の消費者景気信頼感指数は98.7と、前月の103.2から低下しました。
市場予想も下回り、2021年2月以来1年4カ月ぶりの低水準を記録しました。1〜3月期の米実質GDP(国内総生産)確定値は前期比1.6%減と、改定値(1.5%減)から小幅に下方修正されました。その理由としては、全体の約7割を占める個人消費が1.8%増(改定値3.1%増)へと大きく引き下げられたからでした。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、欧州で討論会に参加しました。マーケットではFRBの急速な利上げが景気後退を招くことへの懸念が広がっていますが、パウエル氏は景気後退リスクよりもインフレ抑制を優先させる姿勢を改めて強調しました。そして、金融引き締めが、ある程度の痛みを伴う可能性が高いことを認めたものの、米経済は引き締めに十分耐えられるとの見方を示しました。
米商務省が発表した5月の個人消費支出(PCE)は、前月比0.2%増にとどまり、前月から伸び率が大きく縮小しました。一方で、FRBが重視するエネルギーと食料品を除くコアPCE物価指数は前年同月比4.7%上昇と高水準を維持しました。
インフレ率が高止まりする中で、米経済を支える個人消費の鈍化が鮮明となり、市場関係者の間では、今年の成長率見通しを押し下げ、年内の景気後退リスクを高めるとの見方が広がりました。さらにFRBが利上げペースを速めるとの懸念も強まりました。
クリーブランド連邦準備銀行のメスター総裁は米メディアのインタビューで、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の大幅利上げを支持する考えを表明しています。
米サプライ管理協会(ISM)が発表した6月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)は53.0となり、前月から低下し市場予想も下回りました。インフレとFRBの利上げなどを背景にした製造業の減速を裏付けました。ただ、価格指数が低下し、インフレがやや緩和した可能性を示唆しました。
債券市場では、景気後退への懸念から債券が買われ、金利が低下しました。長期金利の指標となる10年物国債の利回りは一時2.79%となり、5月以来の低水準となりました。株式市場では、金利の低下局面で買われやすいハイテク株に買いが入りました。
市場関係者の間では、今後発表される4〜6月期の企業決算への関心が高まっています。インフレや金利上昇が、どの程度業績を圧迫するかが焦点となっています。また景気後退懸念の高まりに伴い、通期業績見通しも注目されています。
開設はこちら(無料)
ほぼ即時口座開設が可能
(メンテナンス時間除く)
取引サイトへ
取引時間AM8:30〜翌AM6:00(夏時間AM5:00)日本の祝日も取引可能!
取引口座へ入金(振替)
平日14:30までの振替指示なら
翌営業日の取引開始前に完了!
週間の概況
注目イベント
7月6日(水)15:00(独国)5月製造業新規受注
7月6日(水)17:30(英国)6月建設業購買担当者景気指数
7月6日(水)18:00(ユーロ圏)5月小売売上高
7月6日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
7月6日(水)22:45(米国)6月サービス部門購買担当者景気指数
7月6日(水)22:45(米国)6月総合購買担当者景気指数
7月6日(水)23:00(米国)6月ISM非製造業景況指数
7月6日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
7月7日(木)14:00(日本)5月景気先行指数・5月景気一致指数
7月7日(木)15:00(独国)5月鉱工業生産
7月7日(木)20:30(米国)6月チャレンジャー人員削減数
7月7日(木)21:15(米国)6月ADP雇用統計
7月7日(木)21:30(米国)5月貿易収支
7月7日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
7月8日(金)08:30(日本)5月全世帯家計調査・消費支出
7月8日(金)08:50(日本)5月国際収支・経常収支・貿易収支
7月8日(金)14:00(日本)6月景気ウオッチャー調査
7月8日(金)21:30(米国)6月非農業部門雇用者数変化
7月8日(金)21:30(米国)6月失業率
7月8日(金)21:30(米国)6月平均時給
7月8日(金)23:00(米国)5月卸売売上高
7月11日(月)08:50(日本)6月マネーストックM2
7月11日(月)08:50(日本)5月機械受注
7月12日(火)08:50(日本)6月国内企業物価指数
7月12日(火)18:00(独国)7月ZEW景況感調査
7月12日(火)18:00(ユーロ圏)7月ZEW景況感調査
*今週は米国の雇用統計に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値28,407円 安値24,615円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値33,522ドル 安値29,453ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値12,936ドル 安値11,026ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。
重要な価格
高値3,623円 安値3,053円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週もMACD線についてしっかりと学んでいきましょう。
先週はMACDの数値の「ゼロ」のところを解説しました。「ゼロ」のところが移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスであることを学びました。
今週は丸印の「注目ポイント」のところを見ていきましょう。ここを見ると、MACD線がマイナス圏から数値がどんどん上昇し始め、やがてゼロに到達している様子が分かります。
マイナスからゼロになる、このときがゴールデンクロスでしたね。MACD線がゼロになったことで2本の移動平均線がくっついたことが分かりました。
その後の動きも見ていきましょう。ゴールデンクロスしたあと、MACD線はさらに右肩上がりを続けています。その結果、いったんゼロになった2本の移動平均線の間隔が再び離れ始めます。ただし、今度はその数値がマイナスからプラスに転じています。この動きは、下降トレンドから上昇トレンドに転換し、且つ、上昇トレンドが継続していることを示しています。
このようにMACD線の動きを見ていくと、2本の移動平均線の間隔がどんどん変化して下降トレンドに移行したり上昇トレンドに移行したりする変化を読み解くことができます。
MACDというインジケーターの基本的な部分は理解できたのではないでしょうか。来週も更にMACDを掘り下げていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。