SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2022-05-26 00:28:39

金は米FOMCで金融政策の見通しを確認

2022/5/2
提供:ミンカブ・ジ・インフォノイド

金は北京ロックダウンで中国経済の見通しも焦点

4月25日の週のニューヨーク金市場は、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げが続くとの見通しやドル高を受けて軟調となった。中心限月となる6月限は2月16日以来の安値1,870.9ドルを付けた。3月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比6.6%上昇と前月の6.3%から加速し、1982年1月以降で最も高い伸びを記録した。第1四半期の米雇用コスト指数(ECI)は前期比1.4%上昇と伸びは第4四半期の1.0%上昇から加速し、2001年の統計開始以降で最大となった。インフレ高進を受けて米FRBの大幅利上げ見通しが強い。ドル指数は2002年12月以来の高値103.93を付けた。3〜4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.50%の大幅利上げとバランスシート縮小が決定されるとみられている。またCMEのフェドウォッチによると、今週の米FOMCでの大幅利上げを織り込み、6月以降も大幅利上げを継続するとみられている。年末のフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準は3.00〜3.25%の確率が45.9%(前月6.5%)に上昇した。米FOMCで金融当局者の見通しも確認したい。大幅利上げが続くとの見通しが示されると、米国債の利回り上昇やドル高を受けて金が一段安となる可能性が出てくる。また米株価の反応も確認したい。バブル崩壊の見方が強まると、すべての市場で現金化の動きが強まる可能性が出てくる。

中国の景気後退(リセッション)のリスクが高まっていることも今後の焦点である。4月の中国の購買担当者景気指数(PMI)は製造業が47.4となり、前月の49.5や事前予想の48.0を下回った。新型コロナウイルス対策で上海などの都市がロックダウン(都市封鎖)を実施し、予想以上に悪化した。非製造業は41.9と前月の48.4から低下し、2カ月連続で悪化した。財新が発表した製造業PMIも予想以上に悪化した。中国政府がゼロコロナ政策を維持するなか、北京市も4月29日にロックダウンを発表しており、景気刺激策が必要との見方が強い。

ロシアとウクライナの戦闘が長期化するなか、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所から民間人およそ100人が避難したことが確認された。ロシア軍はマリウポリをほぼ制圧したが、同製鉄所では兵士が立てこもり、抵抗を続けている。一方、米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は、ウクライナ軍の抵抗を受けて東部ドンバス地方でロシア軍の進軍が遅れているとした。ロシアのプーチン大統領は9日の対独戦勝記念日までに成果を上げ、勝利宣言を出すことを目指しているとみられているが、進軍の遅れから「宣戦布告」し、総動員をかける可能性が指摘されている。

4月29日のニューヨークの金ETF(上場投信)の現物保有高は前週末比9.58トン減の1,094.55トンとなった。米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げ見通しやドル高を受けて投資資金が流出した。一方、米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉明細報告によると、4月26日時点のニューヨーク金の大口投機家の買い越しは21万8,024枚となり、前週の23万9,757枚から縮小した。今回は手じまい売りが2万0,234枚、新規売りが1,499枚出て、2万1,733枚買い越し幅を縮小した。

プラチナは大口投機家の途転売り越しが圧迫

ニューヨーク・プラチナ7月限は、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げ見通しや景気減速懸念、金軟調を受けて売り優勢となり、2021年12月以来の安値895.4ドルを付けた。同月に付けた一代安値888.8ドル直前まで下落した。売られ過ぎ感からニューヨークの指定倉庫在庫が減少し、実需筋の買い戻しも入っているが、中国のロックダウン(都市封鎖)で景気後退(リセッション)が高まっており、安値を更新すると、テクニカル要因の売りが出やすい。

プラチナETF(上場投信)の現物保有高は、28日のロンドンで16.05トン(前週末16.05トン)、ニューヨークで37.70トン(同37.70トン)、南アで11.01トン(同11.01トン)となった。一方、米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉明細報告によると、4月26日時点のニューヨーク・プラチナの大口投機家の取組は2,357枚売り越しとなり、前週の7,537枚買い越しから途転売り越しとなった。売り越しに転じるのは昨年9月以来である。

ニューヨーク金は2月16日以来の安値でテクニカル悪化

ニューヨーク金6月限は、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げ見通しやドル高を受けて軟調となり、2月16日以来の安値1,870.9ドルを付けた。安値を更新し、テクニカル面で悪化したが、ドル高一服を受けて週末に値を戻しており、今後、一段安となるかどうかが焦点である。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では大幅利上げとバランスシート縮小が決定されるとみられており、今後の金融政策の見通しを確認したい。一方、9日にはロシアの対独戦勝記念日を控えており、ウクライナでの戦闘の行方も焦点である。

5月2日からの週の注目ポイント

2日 中国・香港・英国・南ア休場
ユーロ圏製造業購買担当者景況指数(4月確報) ☆☆
米ISM製造業景況指数(4月) ☆☆☆
3日 日本・中国休場
豪準備銀行政策金利発表 ☆☆☆
独雇用統計(4月) ☆☆
ユーロ圏生産者物価指数(3月) ☆☆
ユーロ圏雇用統計(3月) ☆☆
米製造業新規受注(3月) ☆☆
米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目 ☆☆
4日 日本・中国休場
ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数(4月確報) ☆☆
全米雇用報告(4月) ☆☆☆
米貿易収支(3月) ☆☆
米ISM非製造業景況指数(4月) ☆☆☆
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表 ☆☆☆
5日 日本休場
中国財新サービス業購買担当者景況指数(4月) ☆☆
独製造業受注(3月) ☆☆
英中銀政策金利発表 ☆☆☆
米新規失業保険申請件数 ☆☆
6日 独鉱工業生産指数(3月) ☆☆
米雇用統計(4月) ☆☆☆

※重要度を3段階で表示

金(現物1oz.あたり)日足 6ヵ月

<参照>SBI証券>マーケットデータより

当コラムに関してご留意頂きたい事項

  • 当コラムは投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
  • 当資料に示す意見等は、特に断りのない限り当資料作成日現在の(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドの見解です。当資料に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
  • 本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。

ご注意事項

  • 買付時の手数料は、売買代金の1.65%(税込)、売却時の手数料は無料です。
  • 本取引は金・銀・プラチナの価格変動により、投資元本を割り込むことがあります。
  • 本取引は、政治・経済情勢の変化および各国政府の貴金属地金取引への規制等による影響を受けるリスクがあります。
    また、かかるリスクが顕在化した場合、当社の提供するサービスの全部、または一部が変更、停止されるリスクがあります。
  • 本取引は為替相場の変動により損失を被ることがあります。
  • 本取引は、システム機器、通信機器等の故障等、不測の事態による取引の制限が生じるリスクがあります。
  • 本取引は売値(Bid:お客さまが売ることの出来る値段)と買値(Ask:お客さまの買うことのできる値段)の差(スプレッド)があります。
  • スプレッドは固定されるものではなく、需給バランスや、政治・経済情勢の変化にともない、当社の任意で変更いたします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

システム障害時の対応

金・銀・プラチナの投資情報

SBI証券はお客様の声を大切にしています

  • SBIラップLP

ページトップへ

入金・出金・振替

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.