SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-10-23 07:09:00

金は米中の通商協議の行方が引き続き焦点に

提供:ミンカブ・ジ・インフォノイド

【金は上げ一服もETFに安値拾いの買い】

5月13日の週のニューヨーク金市場は、リスク回避の動きを受けて急伸する場面も見られたが、株安一服などを受けて上げ一服となった。期近6月限は4月11日以来の高値1,304.2ドルで上げ一服となった。米中の通商協議で交渉決裂が回避されたが、中国が米国に対する報復関税を発表したことや米中の経済指標が事前予想を下回ったことを受けてリスク回避の動きとなった。ただトランプ米大統領が輸入車に対する追加関税導入の判断を最大6カ月先送りする見通しと伝えられると、株安が一服し、金の上値を抑える要因になった。一方、米商務省は、米政府の許可なく米企業から部品などを購入することを禁止する「エンティティーリスト」に中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と関連68社を正式に追加した。中国は、現在のような関税引き上げの脅しの下での対米協議再開に関心がないと、国営メディアが報じており、通商協議が中断されることになれば先行き懸念が再燃する可能性が出ている。トランプ米大統領は、6月28〜29日に大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて習近平国家主席と会談する意向を示しており、それまでに通商協議が進むかどうかが当面の焦点である。

イランを巡る中東情勢の緊迫化を受けて原油が堅調に推移しており、地政学的リスクが高まるかどうかも当面の焦点である。サウジアラビア政府は14日、首都リヤドの約320キロ西に位置する石油パイプラインの圧送(ポンプ)施設2カ所がドローンによる攻撃を受けたと明らかにした。2日前にはサウジの石油タンカーがアラブ首長国連邦(UAE)沖で攻撃を受けている。米国とイランの緊張が高まる中で米国と同盟関係にあるサウジのタンカーなどが破壊行為の標的となったため、米国とイランが軍事衝突に近づいているのではないかとの懸念が強まった。米当局者は、サウジの石油タンカーが攻撃を受けた事件について、米当局はイラン軍が直接関与したというより、イランに同調するあるいは支援を受けている勢力が実施した可能性があるとみていると明らかにした。イエメンのイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」やイランを後ろ盾とするイラクのシーア派武装勢力による犯行の可能性があるが、明確な証拠はないという。トランプ米大統領は、イランとの戦争は望んでいないとの考えを示している。

5月17日のニューヨークの金ETF(上場投信)の現物保有高は前週末比2.94トン増の736.17トンとなった。株安一服を受けて上げ一服となったが、米政府のファーウェイ規制で、米中の通商協議に対する先行き懸念が出たことを受けて投資資金が流入した。一方、米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉明細報告によると、5月14日時点のニューヨーク金の大口投機家の買い越しは12万4,536枚となり、前週の7万5,411枚から拡大した。今回は新規買いが4万0,560枚、買い戻しが8,565枚入り、4万9,125枚買い越し幅を拡大した。

プラチナは米中の貿易摩擦激化やドル高などで軟調

ニューヨーク・プラチナ期近7月限は、米中の貿易摩擦激化やドル高、金の上げ一服を受けて軟調となり、3月11日以来の安値818.2ドルを付けた。米国の中国に対する関税引き上げに対し、中国が報復関税を発表し、貿易摩擦が激化した。米国が今後の協議次第で、3,250億ドル相当の中国製品に対しても25%の関税を課すとしていることも圧迫要因である。米政府のファーウェイ規制で協議に対する先行き懸念も出ており、リスク回避の動きが出ると、800ドル割れの可能性も出てくる。

プラチナETF(上場投信)の現物保有高は、16日のロンドンで11.08トン(10日11.09トン)に減少、17日のニューヨークで20.29トン(同20.29トン)と変わらず、南アで32.00トン(同32.30トン)に減少した。一方、米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉明細報告によると、5月14日時点のニューヨーク・プラチナの大口投機家の買い越しは2万5,750枚(前週2万8,693枚)に縮小した。

ニューヨーク金は1,300ドル台を維持できず

ニューヨーク金6月限は、リスク回避の動きを受けて急伸し、4月11日以来の高値1,304.2ドルを付けたが、株安一服などを受けて上げ一服となった。1,300ドル台で上値を伸ばせず、戻り高値更新からの上放れに失敗した。ただ米政府のファーウェイ規制で中国の通商協議に対する先行き懸念が出ており、金ETF(上場投信)に安値拾いの買いが入った。米中の関税引き上げの影響も懸念され、今後の協議の行方と景気見通しが当面の焦点である。

5月20日からの週の注目ポイント

20日

国内総生産(1-3月期1次速報)

☆☆☆

ユーロ圏国際収支(3月)

21日

米中古住宅販売統計(4月)

☆☆

22日

機械受注(3月)

☆☆

貿易収支(4月速報)

☆☆

英消費者物価指数(4月)

☆☆

米FOMC議事録公表

☆☆☆

23日

独国内総生産(1-3月期確報)

☆☆☆

独ifo景況感指数(5月)

☆☆

ユーロ圏製造業購買担当者景況指数(5月速報)

☆☆

米新築住宅販売(4月)

☆☆☆

24日

消費者物価指数(4月)

☆☆☆

米耐久財受注(4月)

☆☆

※重要度を3段階で表示

金(現物1oz.あたり)日足 6ヵ月

<参照>SBI証券>マーケットデータより

当コラムに関してご留意頂きたい事項

  • 当コラムは投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
  • 当資料に示す意見等は、特に断りのない限り当資料作成日現在の(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドの見解です。当資料に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
  • 本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。

ご注意事項

  • 買付時の手数料は、売買代金の2.16%(税込)、売却時の手数料は無料です。
  • 本取引は金・プラチナの価格変動により、投資元本を割り込むことがあります。
  • 本取引は、政治・経済情勢の変化および各国政府の貴金属地金取引への規制等による影響を受けるリスクがあります。
    また、かかるリスクが顕在化した場合、当社の提供するサービスの全部、または一部が変更、停止されるリスクがあります。
  • 本取引は為替相場の変動により損失を被ることがあります。
  • 本取引は、システム機器、通信機器等の故障等、不測の事態による取引の制限が生じるリスクがあります。
  • 本取引は売値(Bid:お客さまが売ることの出来る値段)と買値(Ask:お客さまの買うことのできる値段)の差(スプレッド)があります。
  • スプレッドは固定されるものではなく、需給バランスや、政治・経済情勢の変化にともない、当社の任意で変更いたします。

お客様サイトへログイン

金・銀・プラチナの投資情報

商品・サービスのご案内

  • 森田氏が動画で解説。金・プラチナセミナー【求められる金投資〜その背景を探る〜】
  • 池水氏が動画で解説01。ゴールド・プラチナ投資【意義と目的】
  • 池水氏が動画で解説02。ゴールド・プラチナの【相場変動要因と見通し】

ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.