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2024-11-14 16:20:08

コラム「プラチナの魅力と今後の可能性」

提供:SBIゴールド

金投資の普及が進むにつれ、その他の貴金属への投資も関心が高まってきていると思います。その中でも金投資と似ている部分が多いとされ、注目を浴びている「プラチナ投資」が日本でも普及しつつあります。現物である地金の購入はもちろん、プラチナ積立などもオンラインで簡単に行うことが出来るようになりました。プラチナ投資は比較的新しい投資商品ということもあり、市場規模はまだ小さいと言われていますが、その希少価値の高さや需要の高さを考えると、プラチナ投資は金投資と共に今後も拡大していく可能性が十分にあります。

プラチナ投資の基本

プラチナは貴金属の中でも高い希少価値を持つと評価されています。需要に関しては、プラチナに対する全体の約6割は自動車などの工業分野が大きなシェアを占めています。また、プラチナの主要産出国は南アフリカ共和国です。そのため、プラチナの価格は南アフリカ共和国の政治経済の状況変化と工業分野からの需要変化という2つの要因によって大きく変動しています。

金の主要産出国

プラチナの主要産出国

データ引用 金の主要産出国 : WGC
プラチナ主要産出国 : GFMS PLATINUM & PALLADIUM SURVEY 2016
SBIゴールド作成

ではプラチナ投資ならではの特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。プラチナ投資の意義やメリットについて検討するためには、金や他の商品への投資と比べてどのような違いがあるかを確認してみることからスタートすると良いかもしれません。

(1)価格変動性の高さ

金とプラチナは両方とも永続性が高い、安全資産という評価を受けています。しかし、同じ安全資産とはいえ、プラチナ投資は金投資に比べると少しハイリスク・ハイリターンな一面があるかもしれません。その要因として、下図を見て頂くと一目瞭然ですが価格変動性が上げられます。

金価格とプラチナ価格の推移

中国の産出量は全体の約15%程度です。しかしプラチナの全体の産出量をみると70%以上は南アフリカ共和国によるものであり、主要産出国として挙げられるのも南アフリカ共和国とロシアしかありません。このように、プラチナはわずか2国に産出を依存しているので、2国の状況によって価格変動の波は大きくなります。

このような価格変動の増減により、金価格がプラチナの価格を上回る時期もあります。その時がまさにいまなのです。長期的に価値が保たれる安全資産であることは確かですが、短期的には金より少しハイリスク・ハイリターンであるため、個人の投資傾向によってはプラチナ投資の方がオススメとなるかもしれません。

(2)希少価値の高さ

プラチナは金よりも希少性が高いと言えます。採掘・精錬の側面からみると、プラチナは採掘できる量が金より小さいです。プラチナの地上在庫量は約5,000トンと言われており、それは金の地上在庫量の1/3程度です。また、プラチナの特性上、金より精錬が難しいため精錬コストも高くなります。プラチナ地金などのプラチナ投資商品の方が金投資商品よりも資産としての希少価値が高いといえます。

また、WPIC(World Platinum Investment Council)では、2017年のプラチナ市場の動向について、需給不足が拡大すると予想しました。その要因として次の3つをあげています。

  • 自動車需要が依然として旺盛
  • 2017年の総供給量は4%減少する見通し
  • 2016年第4四半期はETFによるプラチナ買いの増加により、投資需要が増大

上記のように、プラチナ需要の6割以上を占める工業分野の需要が高まるなかで、供給量の減少が予想されると、自然とプラチナ価格は高くなります。投資市場において、プラチナETFの買い越しが見込まれていることも価値上昇に影響すると考えられます。

プラチナ投資の意義

このようなに、金投資に比べてプラチナ投資は商品としての希少価値が高く、価格変動性も大きいことになります。

希少価値) 金 < プラチナ
価格変動性) 金 < プラチナ


価格変動性の側面からみると、プラチナは金に比べてハイリスク・ハイリターンですが、金と同じく、長期的には永続的な価値が約束されていることに変わりはありません。希少性の高さからして、長期的な価値はプラチナの方が勝る可能性もあります。金のように価値の永続性があり、長期的に金よりも希少性が高い資産に投資したい方にとっては、短期的な価格変動によって2016年のような金価格を下回る時期や価格が下落傾向にあるいまのような時期こそ、プラチナ投資を検討する大きなチャンスだと思います。

当コラムに関してご留意頂きたい事項

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  • 本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。

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