新たに最高評価を獲得！レーティングアップの理由に迫る
2016/1/29
国内最大手の投信評価機関「ウエルスアドバイザー」が、毎月テーマを決めてファンドを紹介！
今回は、ファンドレーティングの変動に着目して、ファンドを紹介していただきました。
今月のテーマは・・・「レーティングアップファンド」
提供：ウエルスアドバイザー
ファンドを評価する際にウエルスアドバイザーで評価指標となるのが、ファンドレーティングとなる。
これは、ファンドのリターンとリスクを総合的に勘案し、運用成績が他のファンドと比べて良かったのか悪かったのか、相対的に評価を行うものとなる。
ファンドレーティングを活用することにより、カテゴリー内での相対的な運用評価を行えることになるため、単純にトータルリターンを比較するだけよりも有用性の高い評価となる。
また、より長期間で高いファンドレーティングを維持しているファンドは相対的に良好なファンドと言えるだろう。ファンドレーティングはより長期での運用成績などを重視する仕組みとなっているものの、過去のファンドレーティングの推移をみてみると、意外に変動が多い月も多い。
2015年10月・11月の本特集では、長期にわたって最高評価「☆☆☆☆☆」を獲得したファンドにクローズアップしたが、今回は直近で新しく「☆☆☆☆☆」を獲得した『レーティングアップファンド』をご紹介しよう。
「超高齢化社会」の日本における新ビジネスに着目！
|
|
|
ファンドレーティング：☆☆☆☆（2015年11月末）→☆☆☆☆☆（2015年12月末）
|
|
当ファンドは、高齢者社会において業績拡大が見込まれる国内の株式に投資する。医療や介護関連ビジネスだけでなく、元気で健康な高齢者のニーズを取り込む産業（レジャー、外食、金融サービスなど）を組み入れる点が特徴である。
2015年のトータルリターンは30.66％とカテゴリー平均を15.23％上回り、同分類内で上位15％と好成績を記録した。四半期ごとの3カ月トータルリターンを確認すると、10−12月期を除く3四半期で同分類を上回った。中でも7−9月期の世界同時株安局面においては、内需構成比率の高いポートフォリオが海外市況動向の影響を軽減し下落幅を抑えたため同平均を8.42％上回り、相対的に優位となった。
直近の良好なパフォーマンスを受け、ファンドレーティングは2015年12月末に5ツ星を獲得。過去23カ月で4ツ星以上を維持しており、相対的に効率性の高い運用が行われている。
ヘルスケアセクターの中でも、集中投資が高リターンの鍵でした
|
|
|
ファンドレーティング：☆☆☆☆（2015年11月末）→☆☆☆☆☆（2015年12月末）
|
|
当ファンドは、高成長が期待される世界のバイオ医薬品関連企業の株式に投資する。2015年のトータルリターンは4.56％と、カテゴリー平均を12.02％上回り、41本中第8位になった。世界同時株安後の反発局面である10−12月期に同平均を10.67％上回り、特に良好なパフォーマンスとなるなど、上昇局面での優位性が目立つ。また、2015年12月末時点の過去10年間のトータルリターン（年率）は9.76％と、同平均を2.41％上回り7本中第2位に入り、長期でも優れた運用が行われている。同月末時点のポートフォリオは35銘柄で構成され、組入上位は第1位が「バイオジェン」（組入比率：9.2％）、第2位が「アムジェン」（同9.1％）などとなっており、集中投資が特徴となる。
直近の良好なパフォーマンスを受け、ファンドレーティングは2015年12月末に5ツ星を獲得。過去16カ月で4ツ星以上を維持しており、相対的に効率性の高い運用が行われている。
カテゴリー内ではリターン上位5％とトップクラスの成績
|
|
|
ファンドレーティング：☆☆☆☆（2015年11月末）→☆☆☆☆☆（2015年12月末）
|
|
当ファンドは主に米国の投資適格社債（米ドル建）を投資対象とする。2015年のトータルリターンは1.20％となり、カテゴリー内では上位5％とトップクラスの成績となった。カテゴリー内のファンドに比べて、社債の組入比率が90％以上と高いことが特徴。2015年は米利上げの先延ばし観測を背景に米国債などに比べて利回りの高い米社債が相対的に良好なパフォーマンスとなり、当ファンドの運用成績に寄与した。また、2015年12月末時点の過去5年の標準偏差ではカテゴリー内で第1位と、最低水準のリスクを実現した。
良好なパフォーマンスやリスクの低さから当ファンドの評価が高まっており、ファンドレーティングは2015年12月末に5ツ星を獲得した。
※データ基準日：2015年12月末
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
※組入れ銘柄は2015年12月末時点の実績であり、将来の銘柄の組入れを約束するものでも、個別銘柄の売買を推奨するものでもありません。また、当ファンドが組入れる銘柄などのパフォーマンスを示唆するものでもありません。
投資信託のご購入手続きはとってもかんたん
「これに投資をしてみたい！」と思う投資信託が見つかったら、実際に投資信託を「買付」してみましょう。
投資信託の買付方法をご説明します。
投資信託に関するご留意事項
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております（投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります）。
- 「毎月分配型投資信託」または「通貨選択型投資信託」が含まれております。お取引の前に必ず「
毎月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。 - ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。
