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2013年の初夢投資信託【株式型】編!さて「正夢」になるのはどちら?それとも両方?
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2012年は同じアジアの株式市場の中で、絶好調のマーケットと絶不調のマーケットが隣り合わせでした。
大きく変身しつつあるフィリピン経済の勢いが2013年も続くとみるか、投資家から見放された中国A株市場こそ2013年のサプライズ候補の筆頭とみるか・・・あなたはどちらの夢に投資しますか?
(出所)SBI証券作成
イーストスプリング−イーストスプリング・フィリピン株式オープン
イーストスプリング−イーストスプリング・フィリピン株式オープン |
ファンドの特徴 (1) フィリピンの企業の株式等に実質的に投資を行います。 (2) 「フィリピン・エクイティ」の運用は、イーストスプリング・インベストメンツ(シンガポール)リミテッドが行います。 (3) 外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行いません。 |
金融危機の後、経済の回復・成長が著しいアジア地域。その中で、以前は農林水産業中心のあまり目立たない存在だったフィリピンですが、近年は安定した経済成長を実現してきており、その変貌度合いが新しい投資対象国として注目を集めつつあります。
次なる成長国として期待
近年高い経済成長を遂げ、注目を集める新興アジアの国々ですが、1人当たり名目GDPで見ると、概ね1960年代〜1970年代の高度経済成長期の日本と同水準にあり、今後もさらなる経済成長が期待されています。その中で、フィリピンの1人当たり名目GDPは2,500米ドル弱(2012年予測値)の水準にあり、飛躍的に成長が伸びるとされる3,000米ドルの水準に近付いてきています。
- ※折れ線グラフは日本の1人当たり名目GDPの推移。現在のアジア各国・地域の1人当たり名目GDPの水準が日本の過去の何年代の水準に位置しているかを表したものです。ただし、今後の成長を保証するものではありません。米ドル換算の数値を使用、インフレ率は考慮していません。
(出所)内閣府、IMF世界経済見通しデータベース(2012年10月)のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成(一部予測値)。米ドル換算、インフレ率考慮せず。
「安定成長国」への変貌が見直されている
一昔前は「独裁政権」「民族紛争」といったネガティブなイメージが強かったフィリピンですが、近年のフィリピン経済は、世界金融危機の影響で一時減速したものの、実は安定的な成長を実現してきたことが見直されています。2012年以降も4〜5%前後の成長が予想されています。
2010年6月に就任したベニグノ・アキノ3世大統領は、フィリピン経済の課題だった鉄道・空港・道路などのインフラ整備を官民連携プロジェクトで推進することを政策の柱に据えており、これによる全産業の生産性向上が期待されています。
(出所)IMF世界経済見通しデータベース(2012年10月)のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成(一部予測値)。名目GDPは米ドル換算。
フィリピン経済を支えるユニークな要因としてフィリピン人海外就労者(OFW)からの送金が挙げられます。フィリピン人は教育水準が高く英語が堪能であるため、近年は特に米国で活躍できる人材を多数輩出しています。また、家事サービス等の単純労働だけではなく、看護師やIT技術者といった安定的な雇用と収入を確保できる専門職が活躍するようになっており、OFWからの送金額の安定的な増加要因の一つとなっています。
(出所)フィリピン中央銀行のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。
年初来で好調なパフォーマンスを見せるフィリピン株式
フィリピンの株価は近年好調に推移しています。欧州債務危機の影響でグローバルに株価が軟調であった2011年においても、フィリピン株式は年間で+4.1%(現地通貨ベース)とプラスを維持しました。フィリピン経済自体の評価の高まりが株式市場にも反映されているものと思われます。
好調な企業業績(2012年1-6月期の上場企業の純利益は前年同期比+26.4%※)を背景に、2012年も好調なパフォーマンスが続きました。
※(出所)フィリピン証券取引所。
(出所)Bloomberg L.P.のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。株価は2000年1月末〜2012年11月末、予想PERは2006年1月末〜2012年11月末まで。
DIAM−DIAM中国A株ファンド
DIAM−DIAM中国A株ファンド |
ファンドの特徴 (1) 中国経済の発展に伴い、今後の成長が期待される中国企業の株式に実質的に投資を行うことで、信託財産の成長をめざします。 (2) 中国企業の株式への投資にあたっては、中国A株を中心に組み入れることを基本とします。 (3) マザーファンドの運用にあたっては、DIAM Asset Management(HK) Limitedの投資助言を活用します。 |
2012年の後半の中国A 株市場は、世界的に株式市場が回復傾向を見せる中で、リーマンショック後の安値に接近するなど、際立って軟調な動きとなりました。開放されている香港市場は堅調なことから、不透明な政治社会情勢や取引の規制、情報の不足など中国固有の問題が原因と思われます。
中国固有の問題が原因であるのなら、中国自身が改善に向けて動き出せば、状況は変化するかもしれません。今や「買う理由」が見当たらないかのように投資家から敬遠されている中国A株ですが、「眠れる獅子」中国がもしも目を覚ましたら、2013年にあっと驚くパフォーマンスを示すのは、ひょっとしたらこのマーケットかも!?
大きな伸びシロを持った中国市場
中国は安価で豊富な労働力を武器に「世界の工場」として発展し、近年では「世界の消費市場」としても注目されています。今後中国は持続的成長をめざし、外需主導型経済から内需主導型経済へ転換することが見込まれます。
つい2年ほど前まではこのような評価が定着していたのですが、その後中国経済自体に根本的な変化があったのでしょうか?それとも投資家の心理が変わっただけなのでしょうか?
(出所)DIAM作成販売用資料
(出所)DIAM作成販売用資料
中国A株の重要性
中国A株市場はその時価総額・銘柄数において、中国株式市場でも最も重要性の高い市場です。また、月平均の株式売買代金をみると、日本の株式市場を上回りアジアで最も需要の高い市場であるといえます。
また、投資できる参加者は中国国内投資家とQFII(適格海外機関投資家)の認可を受けたごく一部の国外投資家のみで、希少性が高い市場です。(今はそれが市場の足枷となっているともいえます。今後のさらなる市場開放が期待されます。)
- ※2011年12月末時点。2011年12月末の為替レートで円換算。
- ※中国A株は上海証券取引所および深セン証券取引所のA株の合計、日本は東京証券取引所および大阪証券取引所の合計、香港は香港証券取引所、インドはボンベイ証券取引所およびナショナル証券取引所、シンガポールはシンガポール証券取引所、タイはタイ証券取引所、インドネシアはインドネシア証券取引所。
(出所)Bloomberg、世界取引所連合よりDIAM作成
割安感が高まる
中国A 株指数(*2)の2011年12 月末の株価収益率(PER)は11.8 倍で、2008 年のリーマンショック時以来の低い水準になっており、割安感は高まっていると考えられます。
- ※データ期間2005年12月末〜2011年12月末。*2 CSI300指数(人民元ベースを使用。)
(出所)BloombergよりDIAM作成
ご注意事項
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。