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サキモノの『ココがPOINT!』

2017/06/05

日経平均2万円到達も、6/8のリスクイベントに要注意!?

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6月に入り買い優勢の展開となり高値更新

225先物は週間ベースで460円上昇した。週半ばまでは出来高低迷で参加者が少ない静かな相場展開だったが、6月に入ると様相は一変。現物市場では大型株を中心に買いが入り225先物は年初来高値を更新する強い展開となった。反動安が警戒された週末も買いは続き20,250円まで上げ幅を拡大する格好に。海外投資家や国内機関投資家による買い観測が浮上するなか、売り方の買戻しなども加わり意外高となった。

5月26日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆6,939.20億円の買い越し(前週は1兆7,941.45億円の買い越し)と減少した。一方、株数ベースでも、1億474.27万株の買い越しと5月19日時点(同1億1,058.70万株の買い越し)との比較では減少している。この週は指数膠着となったことから裁定に絡んだ売買はさほど観測されなかった。

日経225と裁定残(5/26時点)
225先物、TOPIX先物ともにロールが増加

225先物、TOPIX先物ともに6月限SQに絡んだ期近と期先のロールオーバーが増加。手口からは買いの主体は見えにくい展開となっている。TOPIX先物ではゴールドマン・サックスが8万枚ほど買いポジションを持っているが、市場関係者の多くはロールオーバーを実施するため波乱要素とはならないとみている。

日経225先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
TOPIX先物手口(期近)  週間累計上位15社(売り買い差し引き)
  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。
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指数一段高でコールサイドの売買が増加

日経ボラティリティ・インデックス(VI)は15.05p。週末はオプション市場の売買が盛り上がり、コールサイド優勢の展開となった。ただ、一部市場関係者は「期近中心の売買となっている一方、期先である7月限コールは伸び悩んでいる」と指摘。指数一段高に伴う売り方の買戻しが売買の中心となっており、先高感はさほど高まっていないとの見方もある。

ボラティリティ
NT倍率(倍率)は12.5倍台半ばで推移

NT倍率(先物)は12.5倍前半で推移している。225先物、TOPIX先物のロールオーバーが増加する一方、現物市場では、ソフトバンクグループやファーストリテイリングが強い動きを見せた。ただ、幅広い銘柄にも買いが入ったことから、NT倍率(先物)は拡大しなかった。今週はメジャーSQ週のため、思惑的な売買でNT倍率(先物)は上下に振れる可能性がある。

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日経平均2万円到達も、6/8のリスクイベントに要注意!?

20,000円台回復で投資家心理は改善されつつあるなか、週末の5月米雇用統計発表後の米国株は上昇したが、為替市場では、ドル・円が110円40銭台と円高ドル安が進行している。円高進行が重しとなるが、日経平均株価に利益確定の動きは強まっていない。背景には米国の利上げが非常にゆっくりなものになるという期待感からくる米国株高と日経平均株価構成銘柄の円高抵抗力が高まっていること、および1株あたり収益が過去最高水準にあることなどがあげられる。

ただ、8日には米国で前FBI長官コミー氏の議会証言が控えているほか、ECB理事会、英総選挙の投開票が実施されるなどリスクイベント集中日になっている。場合によっては相場の流れを変える要因になるため、注意が必要。

特にイギリス総選挙ではメイ首相率いる保守党が最大野党の労働党の猛追を受けており、一時は15~20%ほど開いていたリードは半減している模様。想定しづらいが保守党が過半数を確保できなければ、昨年同様にボラティリティが高くなるイベントになる可能性がある。EU離脱を巡る国民投票では直前の出口調査と結果が異なるものとなったのは記憶に新しいところであり、開票結果には注目したい。

また、週末にメジャーSQ値の算出を控えていることから、思惑先行の売買が入り指数が上下に振れる可能性もある。指数が高値圏で推移していることも影響しそうだ。レンジは19,800円から20,400円とする。

経済スケジュール(6月5日〜6月11日)

  • 提供:フィスコ社
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