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2024-05-05 11:58:14

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2018年5月7日

週間マーケット展望 2018年5月7日

先週の振返り

先週は、米国の追加利上げ期待の高まりを背景に、序盤から米国債利回りの上昇が続き、日米の金利差拡大が意識されてドル買い・円売りが先行した。また、ドルは大半の主要通貨に対して上昇となった。その後は、日本市場が休場となる中、米株価の下落や米長期金利の低下、中東情勢の緊張の高まりから円を買う動きが優勢となり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、日本市場が連休明けとなることから、本邦実需の動きも注目される。そして、2018/6の米国の利上げ期待が高まるなど、欧米や英国の金融政策の思惑が交錯しており、経済指標の結果や要人発言を受けて動きが出る可能性もあり、注目したい。また、中東情勢の緊張も高まっており、リスク回避の動きが強まる状況となれば、円が買われる展開も考えられることから、情勢の変化には注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

108.00 〜 110.50

 

今週の予想

先週は、米長期金利の上昇を受けて日米の金利差拡大が意識され、ドルを買って円を売る動きが優勢となった。また、米FOMCを控え、日米の金利差が今後拡大するとの見方が強まったことから、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル/円は週明けの109.09から110.03まで上昇し、2/5以来の高値を付けた。ただ、大台に乗せたことで利益確定の動きが出たことに加え、米長期金利の低下が続いたこともあり、一時108円台まで下落する場面もあった。
今週は、米国のFOMCや雇用統計など、重要なイベントが終了したことや、110円台の大台達成したこともあり、やや上値の重い動きも考えられる。しかし、マーケットでは2018/6の追加利上げが確実視されていることや、米中貿易問題の進展期待などもあり、下値も限定的だろう。また、5/10には米消費者物価指数の発表もあり、結果を受けて金融政策に関する思惑が高まるようなら、動きが出る可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ高

長期

ユーロ安

週間予想レンジ

130.00 〜 132.00

 

今週の予想

先週は、ユーロ圏の経済指標が軟調だったことに加え、ECBが金融政策を正常化する時期について懸念が増大していることが圧迫要因となった。ユーロは、対ドルで昨年12/28以来の安値を付け、対円でも週明けの132.54から129.90まで下落し、3/26以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。ドラギECB総裁が、理事会後の会見で「最近の景気減速について判断する必要がある」と発言したことが引き続き材料視される中で、ユーロ圏や域内主要国の指標結果が冴えない結果となったことがユーロ下落の要因となっており、今週の経済指標の結果が注目される。また、米追加利上げ期待が高まる中、欧州との金融政策の違いが意識される可能性もあり、投機筋のユーロの買い越しの減少が続くようなら、一段の下げとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

146.50 〜 149.50

 

今週の予想

先週は、4/27に発表された英GDPが低下したことが引き続き影響し、週明けから上値の重い動きとなった。また、製造業関連の経済指標が悪化したことも影響し、ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ポンド/円は、週明けの150.84から147.07まで下落し、3/19以来の安値を付けた。
今週は、上値の重い動きが予想される。冴えない英国の経済指標の結果が続いており、今週発表される貿易収支などの経済指標の結果には注目したい。また、5/10には英中銀の金融政策発表が予定されているが、カーニー英中銀総裁が、先ごろ「次の金融政策委でどうすべきかまだ決めていない」と発言するなど、ハト派的姿勢だったことに加え、英GDPの予想外の低下も影響し、金利先物市場における先週末時点の利上げ予想確率は9%まで低下(先月中旬時点では96%)している。ことから、据え置き発表となった場合には、改めて動きが出る可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

もみあい

週間予想レンジ

81.50 〜 83.00

 

今週の予想

先週は、低下が続いた米国債利回りが上昇に転じたことや、米主要株価が軟調な動きとなったこともあり、序盤から軟調な動きが続いた。また、豪中銀が政策金利のオフィシャル・キャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定し、1990年以降で最長となる21ヵ月連続の据え置きとなったことも影響し、豪ドルは上値の重い動きが続いた。豪ドル/円は、週明けの82.73から81.68まで下落したが、下げ幅は限定的となった。
今週は、先週発表された豪州貿易収支など、経済指標が比較的良好な結果となったこともあり、底固い動きも考えられる。ただ、豪中銀が景気加速にもかかわらずインフレ率は低水準にとどまるとの見通しを示し、利上げは先になることを示唆した。さらに、来月の米国の追加利上げ期待も高いことから、上値は限定的と考えられる。その中で、米中貿易問題や、中東情勢を背景とした資源価格の動きには注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.56 〜 8.80

 

今週の予想

先週は、米国の長期債利回りが上昇したことや、FOMCでよりタカ派的な政策姿勢を示唆するとの思惑が強まったことも影響し、対ドルで新興国通貨が軟調な動きとなった。また、米株価の下落など、リスク回避の動きが強まったことも加わり、ランド/円は週明けの8.87から8.56まで下落し、4/4以来1ヵ月ぶりの安値を付けた。ただ、週末には、米雇用統計が冴えない結果となったことや、株価上昇を好感して、8.75まで上昇する動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。米FOMCでややハト派的な声明と受け取られたことから底固い動きが見られたものの、マーケットでは6月のFOMCでの追加利上げが確実視されていることから、引き続き軟調な動きが考えられる。また、米貿易問題や中東情勢などにも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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