SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-06-18 00:42:36

マーケット > レポート > 投資環境ウィークリー > 鮮明となる日本と米欧の金融政策方向性の違い

鮮明となる日本と米欧の金融政策方向性の違い

2017/07/19
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 金融正常化を巡り、米欧と日の政策スタンスの違いが鮮明に
  • 米欧の金融緩和の出口が意識され金利に上昇圧力、日本は量的緩和を継続するため円安基調に
  • 物価上昇率が鈍化しているため米欧中銀は大幅な金利上昇は容認できず、市場が出口を過度に織り込む局面ではけん制も

「投資環境ウィークリー」7月18日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

主要国の長期金利は6月26日を境に上昇に転じました。きっかけは27日のドラギECB(欧州中銀)総裁の「デフレ圧力はリフレ圧力に置き換わった」、同日のイエレンFRB(連邦準備理事会)の「(資産価格は)幾分高い」、翌日のカーニーBOE(英中銀)総裁の「金融緩和策をいくらか解除することが必要」、ポロズ・カナダ中銀総裁の「利下げは役割を果たした」など、金融当局の相次ぐ金融緩和の出口を示唆する発言でした。実際、カナダ中銀は12日に約7年ぶりの利上げに踏み切っており、主要国中銀が金融政策正常化へ舵を切りつつあります。
こうした金利上昇圧力は日本国債にも波及しました。日銀は7日に残存期間5〜10年を対象に無制限購入の指し値オペと国債買入れ増額、12日は3〜5年を対象に買入れ増額を実施し、金利上昇抑制姿勢を示す事で米欧中銀との方向性の違いを明確にしました。先週のイエレン議長の議会証言では緩やかに追加利上げをするのが適切と金利上昇をけん制する姿勢もみられ、今週の日銀とECB、来週のFRBの金融政策会合を控え、出口策を巡って金融市場は不安定な動きとなるでしょう。
出口政策の実施は米国→欧州→日本の順になると考えられ、日本は実施に程遠い状況にあります。日銀の量的金融緩和が続くことから、当面為替相場は円安基調となる可能性が高く、株式市場に大きなブレーキはかかり難いと考えています。
今週は日欧の金融政策スタンス、4-6月期米企業決算が焦点となります。

◆米国:6月ISM製造業景気指数は予想を上回り大きく上昇(5月:54.9→57.8)し、景気の堅調を示しましたが、相関の高い7月フィラデルフィア連銀景気指数が低下すれば再度景気減速懸念が台頭するでしょう。来週25-26日にFOMC(連邦公開市場委員会)が開かれるため市場は経済指標に敏感となり、指標が悪化すれば年内の利上げ観測(現在OISベースの年内利上げ確率は47%)は後退するでしょう。
◆日本:19-20日の金融政策決定会合は政策が据え置かれる見通しです。黒田日銀総裁の会見では出口政策や長期国債の買入れ方針に関する発言が注目されます。7月の展望レポートは2017・18年度の消費者物価の見通しが下方修正され、インフレ目標の+2%に達する時期が2018年度頃から先送りされる可能性があります。
◆欧州:20日のECB理事会では政策が据え置かれる見込みです。他方、9月にもECBが資産買入れ額の縮小を発表するとの観測が広がっており、ドラギECB総裁の会見で金融緩和の出口に関する発言が注目されます。ドイツの7月ZEW景況感指数は横ばいが予想されており、ユーロ高のなか上昇一服となる見通しです。
◆中国:17日に公表された4-6月期実質GDPは前年比+6.9%と事前予想を上回りました。今秋に共産党大会を控え成長率が堅調を維持するのか注目です。(向吉)

今週・来週の主要経済指標と政治スケジュール

7/17(月)

(米)7月 ニューヨーク連銀景気指数
6月:+19.8、7月:+9.8
(米)ブラックロック 2017年4-6月期決算発表
(米)ネットフリックス 2017年4-6月期決算発表
(英)英国とEU、離脱交渉(2回目)
(中)4-6月期 実質GDP(前年比)
1-3月期:+6.9%
4-6月期:+6.9%
(中)6月 都市部固定資産投資(年初来累計、前年比)
1-5月:+8.6%、6月:+8.6%
(中)6月 小売売上高(前年比)
5月:+10.7%、6月:+11.0%
(中)6月 鉱工業生産(前年比)
5月:+6.5%、6月:+7.6%

7/18(火)

(米)7月 全米住宅建築業協会(NAHB)住宅市場指数
6月:67、7月:(予)67
(米)バンクオブアメリカ 2017年4-6月期決算発表
(米)ゴールドマンサックス 2017年4-6月期決算発表
(独)7月 ZEW景況感指数
現状 6月:+88.0、7月:(予)+88.0
期待 6月:+18.6、7月:(予)+18.0
(英)6月 消費者物価(前年比)
5月:+2.9%、6月:(予)+2.9%

7/19(水)

(日)日銀金融政策決定会合(〜20日)
政策金利残高適用金利:▲0.1%⇒(予)▲0.1%
(米)6月 住宅着工・許可件数(着工、年率)
5月:109.2万件、6月:(予)116.0万件
(米)米中経済対話
(米)モルガン・スタンレー 2017年4-6月期決算発表
(米)アメックス 2017年4-6月期決算発表
(米)アルコア 2017年4-6月期決算発表

7/20(木)

(日)黒田日銀総裁記者会見
(日)経済・物価情勢の展望(基本的見解)
(米)6月 景気先行指数(前月比)
5月:+0.3%、6月:(予)+0.4%
(米)7月 フィラデルフィア連銀景気指数
6月:+27.6、7月:(予)+23.7
(欧)ドラギECB総裁 講演
(欧)欧州中央銀行(ECB)理事会
リファイナンス金利:0.0%⇒(予)0.0%
限界貸出金利:0.25%⇒(予)0.25%
預金ファシリティ金利:▲0.4%⇒(予)▲0.4%

7/21(金)

(米)GE 2017年4-6月期決算発表

注)上記の日程及び内容は変更される可能性があります。

当資料に関してご留意頂きたい事項

  • 当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
  • 当資料に示す意見等は、特に断りのない限り当資料作成日現在の三菱UFJ国際投信経済調査部の見解です。また、三菱UFJ国際投信が設定・運用するファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。
  • 当資料に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
  • 本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。

三菱UFJ国際投信 注目ファンド!

ご注意事項

  • 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
  • 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
  • ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • MAXISETF売買手数料全額キャッシュバックキャンペーン
  • 【リスクヘッジに効果的!?】SBI証券で貴金属関連商品に投資しよう!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.