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2018-05-25 10:35:17

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “ハイテクの再評価は続く?”

“ハイテクの再評価は続く?”

2018/5/15
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“ハイテクの再評価は続く?”

  • NYダウは7営業日続伸し、5/1の23,924.98ドルから5/11に24,831.17ドルとこの間、906.19ドル上昇(3.79%高)。構成銘柄では、キャタピラー(CAT)が7.65%高、アップル(AAPL)6.81%高、エクソンモービル(XOM)5.83%高となった。
    4/24に好決算を発表したキャタピラーは、経営陣による2018/12期1Q(1-3月)が「年内最高だろう」とのコメントを受け株価が急落。鋼材価格上昇や米国への鉄鋼製品輸入に対する追加関税の影響の懸念が広がった。しかし、資本財セクターで随一の収益拡大見通しへの評価見直しが進んだ。米中の公式な貿易交渉開始で懸念払拭への期待も高まったものと見られる。また、5/3の決算発表でスマホ需要減少の懸念が払拭されたアップルの株価は、軒並み最高値を更新。原油高に伴い、エクソンモービルの株価も大幅に上昇した。NYダウ906.19ドル上昇の寄与度別では、ボーイング(BA)が136.87ドル、アップルが87.43ドル、キャタピラーが75.73ドルと3社でこの間の上昇分の3割強を占めた。
  • 2018/12期1Q(1-3月)決算発表はほぼ一巡し、市場の注目は相場を取り巻く環境に移ることとなろう。ただ、個別銘柄の寄与度が高い相場展開が続くと見る。S&P500の24業種分類では過去7営業日で、半導体・同製造装置が7.67%高、テクノロジー・ハード・機器が6.00%高、ソフトウエア・サービスが5.21%高とハイテクが上昇。SOX指数は、同期間に7.23%高となり、構成銘柄ではマイクロン・テクノロジー(MU)が12.92%、エヌビディア(NVDA)が12.47%とそれぞれ大幅に上昇した。半導体を中心に、改めてアナリストのハイテク企業への評価が高まっている。弱めのインフレ指標から金利上昇が抑制されていることも、株高要因と見られ、ハイテクを中心に勝ち組企業への資金流入を予想する。
    原油価格については、産油国の協調減産継続の公算、ベネズエラの経済混乱に伴う産油量減少に加え、米国のイラン核合意からの離脱に伴う中東情勢の緊迫化などから当面高止まりすると予想。エネルギー関連銘柄や中東情勢の緊迫化から防衛関連銘柄にも注目したい。トランプ大統領は5/11、自動車大手幹部との会合で、米国内での自動車生産増加を望むと強調し、輸入車には20%の関税と国産車に比べ厳しい排ガス基準を課すべきだと提案した模様。完成車メーカーの株価動向にも注目したい。(庵原)
  • 5/15号ではキャタピラー(CAT)ドロップボックス(DBX)ウォルト・ディズニー(DIS)ロッキード・マーチン(LMT)エヌビディア(NVDA)ビザ(V)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(5/11現在)

主要企業の決算発表予定

15日(火)コメルツ銀、クレディ・アグリコル
16日(水)シスコシステムズ、テンセント
17日(木)ウォルマート

主要イベントの予定

15日(火)
  • 3月の企業在庫
  • 3月の対米証券投資統計
  • 4月の小売売上高
  • 5月のNAHB住宅市場指数
  • 上院委、次期FRB副議長らの指名承認公聴会
  • サンフランシスコ連銀総裁、講演、ダラス連銀総裁、講演
  • ユーロ圏1-3月のGDP(改定値)
16日(水)
  • 4月の住宅着工件数
  • 4月の鉱工業生産
  • アトランタ連銀総裁、講演
  • セントルイス連銀総裁、講演
  • IEA月報
17日(木)
  • 12日終了週の新規失業保険申請件数
  • 4月の景気先行指標総合指数
  • ミネアポリス連銀総裁、講演
  • ダラス連銀総裁、講演
18日(金)
  • クリーブランド連銀総裁、講演
  • ダラス連銀総裁、講演
  • FRBブレイナード理事、講演
20日(日)
  • ベネズエラ大統領選挙
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

キャタピラー(CAT) ・・・2018/7/30に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1925年設立。建設・鉱業用機械、ディーゼル・天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル機関車などを製造する。世界的なメーカーであり、米国を代表する輸出企業である。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比30.9%増の128.96億USD、純利益が同8.7倍の16.65億USD。調整後EPSは2.82USDと市場予想の2.11USDを上回った。北米やアジア・太平洋、欧州・アフリカ・中東など全ての主要地域で、建設機械や鉱業機械の需要が拡大。
  • 2018/12通期の会社計画を上方修正。調整後EPSを10.25-11.25USD(従来計画8.25-9.25USD)とした。2018/12通期市場予想は、売上高が前期比12.8%増の512.85億USD、当期利益は同70.4%増の69.54億USDである。同社の2018/2-4の機械売上高(リテール)は前年同期比28%増。2018/1-3は同26%増、2017/12-2018/2は同33%増だった。(増渕)

ドロップボックス(DBX) ・・・2018/8/14に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 2007年設立。ウェブ上でファイル、写真、動画、音楽、スプレッドシートなどを保管・共有できるプラットフォームを提供する。180ヵ国以上に5億以上のユーザーを有する。2018/3に上場。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比27.6%増の3.16億USD、純利益が▲4.65億USDと前年同期の▲0.33億USDから赤字幅拡大。クラウド型ファイル共有ソフトウェアの有料バージョンに対する企業の需要が伸びたが、制限付き株式に関する一時費用や上場費用が重荷となり赤字幅が拡大。一方、調整後EPSは0.08USDと市場予想の0.04USDを上回った。
  • 2018/12通期市場予想は、売上高が前期比23.1%増の13.62億USD、純利益が1.14億USDと前期の▲1.11億から黒字転換の見通しである。2018/3末時点の課金ユーザー数は2017/3末比23.7%増の1,150万人、課金ユーザー平均支払額は同3.2%増の114.30USD。(増渕)

ウォルト・ディズニー(DIS) ・・・2018/8/7に2018/9期3Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1920年代にアニメスタジオとして発足した世界最大のエンターテインメントおよびメディア会社。メディアネットワークをはじめ、パーク&リゾート、スタジオメディアなどの事業を手掛ける。
  • 2018/9期2Q(1-3月)は、売上高が前年同期比9.1%増の145.48億USD、純利益が同23.0%増の29.37億USD。調整後EPSは1.84USDと市場予想の1.69USDを上回った。2018/2公開の映画「ブラックパンサー」のチケットの販売が好調に推移。テーマパーク事業も寄与した。
  • 2018/9通期市場予想は、売上高が前期比7.1%増の590.58億USD、当期利益が同38.3%増の124.16億USD。傘下マーベル・エンターテインメントの最新作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の5/11-5/13の週末北米興業収入は61.80億USDと、3週連続で首位。(増渕)

ロッキード・マーチン(LMT) ・・・2018/7/24に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1955年にロッキード社とマーティン・マリエッタ社の合併により設立。航空機製造や宇宙航空事業を展開。弾道弾迎撃ミサイル「THAADミサイル」やステルス戦闘機「F-35」など手掛ける。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比3.4%増の116.35億USD、純利益が同46.6%増の11.57億USD。EPSは4.02USDと市場予想の3.39USDを上回った。新型ミサイルが好調。
  • 2018/12通期会社計画を、売上高を503.50‐518.50億USD(従来計画500-515億USD)、事業セグメント営業利益を53.15‐54.65億USD(同52.00‐53.50億USD)、EPSを15.80‐16.10USD(同15.20-15.50USD)と上方修正。営業キャッシュフローは30億USDで据え置いた。通期市場予想は、売上高が前期比0.5%増の513.11億USD、当期利益が同2.3倍の46.26億USD。(増渕)

エヌビディア(NVDA) ・・・2018/8/9に2019/1期2Q(5-7月)の決算発表を予定

  • 1993年に設立した半導体メーカー。ビジュアル・コンピューティングの世界的なリーダーで、コンピューターの画像処理や演算処理の高速化を主な目的とするGPUの開発・販売を行う。
  • 2019/1期1Q(2-4月)は、売上高が前年同期比65.6%増の32.07億USD、純利益が同2.5倍の12.44億USD。調整後EPSは2.05USDと市場予想の1.65USDを上回った。データセンター向け半導体の売上高が同71%伸びたほか、ゲーミング向けなどのプロセッサーも寄与した。
  • 2019/1期2Q(5-7月)の会社計画は、売上高が30.38-31.62億USD、売上高総利益率が63.3-63.5%。市場予想はそれぞれ29.53億USD、62.1%であった。2019/1通期の市場予想は、売上高が前期比34.0%増の130.18億USD、当期利益が同46.1%増の44.53億USD。(増渕)

ビザ(V) ・・・2018/7/19に2018/9期3Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 2007年設立の電子決済テクノロジー企業。1958年にバンク・オブ・アメリカの発行したクレジットカード「BankAmericard」が起源。クレジットカードの他、電子決済ネットワークなども提供。
  • 2018/9期2Q(1-3月)は、営業収益が前年同期比13.3%増の50.73億USD、純利益は同6.1倍の26.05億USD。調整後EPSは1.11USDと市場予想の1.01USDを上回った。決済取扱高が同10%増、クロスボーダー取扱高が同11%増、決済取扱件数が同12%増の293億件と堅調。
  • 2018/9通期の会社計画は、営業収益の増加率が2桁台前半、EPSの増加率が60%台前半、税制改革の影響などを除く調整後EPSの増加率が20%台後半である。通期市場予想は営業収益が前期比12.5%増の206.51億USD、当期利益は同55.5%増の104.18億USD。(増渕)
フィリップ証券株式会社

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