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2019-10-23 11:03:51

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“上昇一服、雇用統計を控えて様子見ムードが強まろう”

2015/9/1
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴、北浦 優子

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(8/28現在)

“上昇一服、雇用統計を控えて様子見ムードが強まろう”

  • 中国を発端とする世界同時株安のなか、NYダウは8/10の17,615.17ドルから8/25の15,666.44ドルまで11営業日で約1,950ドルもの急落となったが、8/26、27と急反発し僅か2営業日で988ドルもの上昇となった。この間の下落分の半値を取り戻した格好だ。ただ、市場センチメントは回復したものの、中国情勢の不透明感は残り、米国の利上げ時期を巡る市場の見方が揺れ動くなか雇用統計を控えて短期的に様子見ムードが強まる相場展開を予想する。
    中国では8/25に上海総合指数が節目の3,000を割り込み、年初来の上昇分が帳消しとなったこともあり、人民銀行は同日、追加の金融緩和を発表した。政策金利である貸出金利と預金金利をともに0.25%引き下げそれぞれ4.6%と1.75%とし、預金準備率は9/6実施で0.5%引き下げ大手金融機関の標準で18%となる。金利と預金準備率の同時引き下げはリーマンショック後の2008年以来であり、中国当局の危機感の強まりの表れと言えよう。
  • その後、中国政府系ファンドの株式購入や割安との判断から香港経由による海外投資家の買いも入った模様で上海総合指数は急反発となった。8/17の3,993.668から8/26の2,927.288まで27%、1,066ポイント下落した上海総合指数は、8/27、28の2営業日で305ポイント上昇し3,000台を回復している。中国株の下落に歯止めがかかり、急落した原油価格も大幅反発となり投資家のマインドは改善した。8/24の WTI原油先物価格は、一時37ドル台と約6年6ヵ月ぶりの安値水準まで下落したが、8/28には45.22ドルとこの間に18%もの上昇となった。ただ、投機筋による売り方の買い戻しによる側面も強いと見られる。供給過剰が続くなか、米欧の経済制裁解除に伴うイラン産原油の供給増加も想定され、原油価格が一段と上昇するシナリオを描くことは難しそうだ。
    フィッシャーFRB副議長は利上げ時期に関するコメントを避けたが、米経済の改善ペースを示すリポートには「目を見張るものがある」と述べ、市場では再び9月利上げの見方が強まっている。短期的には重要な経済指標に注目が集まり、様子見ムードが強まる相場展開となろう。今回の株価調整で、割安感の強まった好業績銘柄の株価動向に注目したい。(庵原)
  • 9/1号では、ギリアド・サイエンシズ(GILD)ネットフリックス(NFLX)ナイキ(NKE)ビザ(V)ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)を取り上げた。

企業決算の予定

9月1日(火)アンバレラ、ダラー・ツリー

主要イベントの予定

9月1日(火)
  • 8月のISM製造業景況感指数
  • 8月の国内自動車販売
  • 7 月のユーロ圏失業率
  • 中国8 月の財新製造業PMI(改定値)
2日(水)
  • ネットフリックスが日本でサービス開始
  • ベージュブック(地区連銀経済報告書)発表
  • 8月のADP雇用統計
  • 7月の製造業受注指数
3日(木)
  • 7月貿易収支
  • 8 月のユーロ圏総合PMI、サービス業PMI(改定値)
  • ECB 金融政策発表、ドラギ総裁が記者会見
  • 中国、香港市場は抗日戦勝記念日のため休場
4日(金):
  • 8月の雇用統計、失業率
  • G20財務相・中央銀行総裁会議(9/5まで、トルコ・アンカラ)
7日(月):
  • レイバー・デーの祝日(労働感謝の日)で休場
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 1987年に創立。遺伝子組み換えなどの技術を使い、生命に危険を及ぼす難病に対する治療法の研究、発見、開発、商品化を展開するバイオ製薬大手。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比26.2%増の82.4億USD、純利益が同22.9%増の44.9億USDとなり、EPS は3.15USD と市場予想の2.71USDを上回った。2014/12期4Qに米国と欧州で認可された新製品ハーボニ(C型肝炎治療薬)が、引き続き収益に貢献した。
  • 同社は2015/12通期会社計画を上方修正し、売上高を290-300億USD(期初計画は260-270億USD)とした。粗利益率は88-90%(同87-90%)を計画。上方修正は1Q決算発表時に続き2度目となった。自社株買いに加え、2Qからは1株当たり0.43USDの四半期配当金支払いを開始するなど株主還元にも積極的な姿勢は高く評価できよう。(北浦)
  • インターネットを通じたTV番組や映画などを配信する世界のリーディング企業。世界50ヵ国以上、5,700万人超の会員を有し、人気の高いオリジナル番組を含め様々な動画を配信。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比22.7%増の16.4億USD。海外市場を中心とする動画配信サービスの新規利用者数が順調に増加。ただ、コンテンツ購入と製作コストが膨らんだほか、ドル高で海外の収入価値が下がり、純利益が同63%減の2,634万USDとなった。
  • 2Qに動画配信サービスの利用者が同328万人増、総利用者数は6,555万人。米国外では同237万人増となった。2015/12期3Q(7-9月)の会社計画はEPSが0.07USDと2Qの0.04USDを上回る。また、2016年末までにサービス提供地域を世界200ヵ国に拡大する計画だ。9/2に開始する日本でのサービスは月額料金が702円からと米国よりも割安で、スマートフォンユーザーを含め多くの利用者を獲得することが予想される。今後の動向に注目したい。(北浦)
  • 1968年創業のスポーツ関連商品を扱う世界最大手。スニーカーやスポーツウエアなどの主力製品を中心に、トレーニング用品、アクセサリーのデザイン、開発、販売を手掛けている。
  • 2015/5期4Q(3-5月)は売上高が前年同期比4.8%増の77.8億USD 。純利益は同23.9%増の8.7億USD 、調整後のEPS は0.98USD と市場予想の0.83USD を上回った。新商品の開発や投入に注力し、世界6地域のうち3地域は増収。好調な靴や衣料品の販売から主力の米国本土は2桁増収。また、ドル高にもかかわらず、中華圏、日本など海外市場も増収だった。
  • 売上高の先行指標となる2015/6-9の受注分(靴と衣料品の出荷見通し)は、通貨変動の影響を除くベースで前年同期比13%増と世界の需要拡大が示された。また、米五輪委員会とのスポンサー契約を2020年まで延長したと発表。同社は米国代表選手に2016年リオデジャネイロ夏季五輪でシューズとアパレル用品を提供するのみならず、2018年韓国・平昌冬季五輪、2020年東京夏季五輪でも提供する予定でブランド力浸透、収益拡大が期待される。(袁)
  • 1958年創業。決済システム、電子支払ネットワークを運営する世界最大手のカード会社。商店、金融、企業などの相互決済やデータ転送など商取引サービスを提供している。
  • 2015/9期3Q(4-6月)は売上高に当たる営業収入は前年同期比11.5%増の35.2億USD、純利益は同24.8%増の17.0億USD。調整後EPSは0.62USDと市場予想の0.58USDを上回った。世界で同社カードを利用した決済件数は同11%増となり、手数料収入を押し上げた。
  • 2015/9通期の会社計画は、営業利益率は60%台半ば、フリー・キャッシュフローは60億USD強である。また、為替調整後の増収率が2桁台前半、EPS の伸び率が10%台半ばを見込む。ドル高は一部の収益を押し下げたが、取引高やカード発行数が増加し増収増益は確保できよう。また、大手金融機関と提携したデジタル決済サービスの「ビザ・デジタル・ソリューションズ」で、世界的に需要が増え続けているモバイル決済事業での業績拡大も期待できる。(袁)
  • 1983年に設立した通信大手会社。固定音声、ワイヤレス事業、データ、インターネットなどのサービスを手掛けるほか、電話通信設備、公衆電話などのネットワークサービスを提供。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比2.4%増の322.2億USD、純利益は42.3億USDと前年同期並み。EPSは1.04USDと市場予想の1.01USDを上回った。主力の通信サービス事業が減収となったが、ワイヤレス事業の売上高が同61.8%増の38.6億USDと通信サービス事業の減収を補った。ワイヤレス事業の新規契約件数は前年同期比113.4万件増となり、前年同期の伸びは下回ったが、1Qの同56.5万件増を大幅に上回った。
  • ワイヤレス市場の競争激化を背景に、2015/12通期の会社計画は売上高が前期比3%増と従来予想の同4%増から引き下げた。同社はネット上の動画製作を手がける米バイス・メディアと動画配信契約を締結。年内に立ち上げる予定のモバイル動画サービスに向けてコンテンツ強化を進めており、利用者数拡大に期待したい。(北浦)
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