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中国:景気回復基調弱く、引き続き政策に期待

2014/8/21 SBIサーチナ株式会社

7月の経済主要統計がほぼ出揃った。結論から述べると、景気回復基調の弱さが目立つ内容だった。

生産サイドでは、鉱工業生産は増加ペースが鈍化した。工業企業(年間売上高が2,000万元以上の工業企業に限る)による7月の鉱工業生産(付加価値ベ−ス)は前年同月比9.0%増加した。増加率は、6月と比べ0.2ポイント縮小した。鉱工業生産は今年に入り9%前後で推移している。昨年は10%近辺で推移していたことと比べると、明らかに鈍化している。また、発電量も3.3%増と、前月の5.7%増と比べ伸び率は失速した。

消費も伸び悩んだ。7月の小売売上高は前年同期比12.2%増の2兆776億元。伸び率は6月の12.4%増と比べ0.2ポイント縮小した。ウエイトの高い自動車の伸びは8.1%増と、二ケタ台を割り込んだことが響いた。また、金銀宝飾品は11.7%減と、減少幅は拡大した。ただ、自動車や金銀宝飾品など比較的高額な消費財が不調だった一方、日用品や食品などは二ケタの伸びを確保し、比較的堅調だった。

投資は今年最低の伸び率となった。1−7月の都市部固定資産投資額は前年同期比17.0%増の25兆9,493億元。伸び率は1−6月の17.3%増と比べ、0.3ポイント縮小した。不動産市況の悪化による不動産投資の伸びの減速が主因。一方で、当局は鉄道、水利、環境関連インフラなどのプロジェクトを加速させており、伸び率は拡大した。

貿易は、輸出が好調だった。7月の輸出入総額は前年同月比6.9%増の3,784億8,100万米ドル。うち輸出は14.5%増の2,128億9,100万米ドルとなった。最大の貿易相手国であるEU(欧州連合)や米国、東南アジア諸国連合(ASEAN)での輸出の持ち直しが寄与した。一方、輸入は1.6%減の1,655億9,100万米ドルにとどまった。

以上を総合すると内需の弱さが目立つ内容だった。特に、不動産市況の冷え込みが続いており、様々な指標に影響を及ぼしている。ただ、鉄道、環境関連、日用品など政策支援の出ているところは、堅調に推移している。そのほか、7月の製造業PMIのトレンドや輸出など、景気回復に向けた明るい兆しが出てきており、先行きに対しては悲観するような内容ではない。

香港、本土市場とも、7月の統計結果が悪かったにも関わらず、発表後に大きく崩れることはなく、上昇している。投資や消費の伸びの鈍化は、相場にある程度織り込まれていると考えられる。また、投資や消費の伸びの鈍化を受けて、小規模ながらも今後も当局による景気浮揚策が続き、各地方政府が不動産規制の緩和を拡大させるとの期待が相場を支える材料となっている。足元の景気の回復基調が弱く、小規模な景気浮揚策を継続しなければならない状況が続くことが予想されるため、政策期待により、現在のような上昇相場が今後も継続する可能性が高い。

当局は、無理な成長を推し進めるよりも、質を重視する戦略を選択している。その上で、鉄道インフラなど、成長に必要なインフラへの投資には力を入れている。インフラ関係への投資は、短期的な景気浮揚効果も期待できるため、今後も投資の堅調な伸びが期待できる。したがって、今回は、鉄道関連銘柄を取り上げた。南車時代電気(03898)、中国北車(06199)、中国南車(01766)、中国中鉄(00390)、中国鉄建(01186)。

  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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