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2019-06-27 20:14:37

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アメリカNOW!フラッシュ 〜決算速報:アマゾン、インテル、マクドナルド、スターバックスほか〜

2018/7/27
投資情報部 榮 聡

米国株の当社顧客保有人数上位50で、7/26(木)に決算を発表したアマゾン ドットコム(AMZN)インテル(INTC)マクドナルド(MCD)スターバックス(SBUX)アルトリア グループ(MO)の決算速報です。

アマゾンドットコム、インテルの好調が目立っています。

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
  直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
アマゾン ドット コム(AMZN) 売上(億ドル) 529 39% -1% 43%
7/26、7/26(時間外)、1,866.50ドル、+3.2% EPS(ドル) 5.07 12.7倍 104% 121%

【EPSが市場予想の2倍以上に増加】

  • 4-6月期決算は、売上が市場予想をショートしたものの、EPSは市場予想の2倍と大きく改善しました。営業利益も29.8億ドルと市場予想の17.1億ドルを大幅に上回りました。下記の通りAWSの業績モメンタムは1-3月期から大きく変わっておらず、北米のネット通販事業の利益改善が市場予想を上回った要因と見られます。CFOは利益改善について、昨年実施した物流倉庫やデータセンター効率化に対する投資が効果を発揮し、また、部門間の異動によって人員採用ペースを落としていることも貢献しているとコメントしています。
  • 部門別には、ネット通販の北米売上が44%増、海外売上が同27%増(為替の影響を除いて同21%増)、北米の営業利益が前年同期比4.2倍、海外も赤字幅が縮小しました。クラウドのAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)売上は前年同期比49%増(1-3月期も同49%増)、営業利益は同49%増(同57%増)と引き続き好調です。
  • 7-9月期の売上ガイダンスは、売上が540〜575億ドルと市場予想の580億ドルを下回るものの、営業利益が14〜24億ドルと市場予想の13億ドルを大幅に上回っています。アマゾンプライムの会費引き上げ効果がフルに寄与します。18年12月期予想EPSは21.30ドル、アナリストの目標株価平均は1,957.65ドルに引き上げられています。
インテル(INTC) 売上(億ドル) 170 15% 1% 9%
7/26、7/26(時間外)、49.21ドル、-5.7% EPS(ドル) 1.04 44% 8% 32%

【データセンター向けに加え、クライアントPCも回復して好調】

  • 4-6月期決算は、データセンター向けの好調に加え、低調となっていたクライアントPC向けが回復して、売上は前年同期比15%増、販売管理費を削減した効果も加わって営業利益は同37%増と好調でした。CFOは決算説明会で、「インテルにとって今最大の問題は需要に対応することだ」、「PC市場の改善が続けば年後半に対応に苦戦することになる」とし、需要環境の好調さが伺えます。
  • 主力部門は、クライアントコンピューティンググループ(PC向けCPUなど)の売上が前年同期比6%増、営業利益は同7%増と回復しています。データセンターグループ(サーバー向けCPU)の売上は同27%増、営業利益は同65%増と好調が持続しています。IoT、不揮発メモリー、プログラマブルの各部門もそれぞれ、前年同期との比較で営業増益を達成しています。
  • 18年12月期のガイダンスは、売上が665〜685億ドル→685〜705億ドル(市場予想は683億ドル)、EPSが3.66〜4.04ドル→3.94〜4.36ドル(市場予想は4.01ドル)へ引き上げられました。決算発表後に株価が下落している要因は見当たりませんが、ブルームバーグニュースには「年末にかけて成長が鈍化する兆しに一部アナリストが注目した」とのコメントが出ていました。特に大きな問題ではないと見られます。18年12月期の予想EPSは4.02ドル、アナリストの目標株価平均は58.85ドルです。
マクドナルド(MCD) 売上(億ドル) 53.5 -12% 0% -9%
7/26、7/26、156.14ドル、-1.7% EPS(ドル) 1.99 15% 3% 22%

【既存店売上がやや減速】

  • 世界の既存店売上は前年同期比4.0%増で、1-3期の同5.5%増からやや減速しました。米国の既存店売上は、10-12月期の前年同期比4.5%増、1-3月期の同2.9%増から同2.6%増に鈍化しました。増加はメニュー価格の引き上げと売上ミックスの改善が貢献したとしています。
  • 全体の売上が12%減となっているのは、自社運営店舗のフランチャイズ化による影響です。国際リード市場の既存店売上はイギリス、フランスなどが牽引して前年同期比4.9%増(1-3月期は同7.8%増)、ファウンデーショナル市場は全地域で増加して同6.8%増(同8.7%増)、ハイ・グロース市場はイタリアなどが牽引して同2.6%増(同4.7%増)です。営業利益は前年同期比1%減(1-3月期は同5%増)で、リストラ費用0.92億ドルを除くと同2%増でした。
  • 18年12月の予想EPSは7.63ドルで、アナリストの目標株価平均は185.50ドルです。
スターバックス(SBUX) 売上(億ドル) 63.1 11% 1% 14%
7/26、7/26(時間外)、51.70ドル、+0.5% EPS(ドル) 0.62 13% 2% 18%

【来店客数の減少が確認された】

  • 4-6月期の既存店売上は前年同期比1%増(来店客数は同2%減、顧客単価が同3%増)で1-3月期の同2%増から低下しました。地域別には、米州が前年同期比1%増(1-3月期は同2%増)、中国・アジア太平洋は同1%減(同3%増)、欧州・中東・アフリカは同0%増(同1%減)です。
  • 売上は過去12ヵ月で2,015の新規出店の効果、中国の合弁事業「East China」の子会社化などで前年同期比11%増となるも、営業利益は店舗従業員への投資や売上ミックスの変化などの影響を受けて同1%減にとどまりました。18年9月期のガイダンスは、2.48〜2.53ドル→2.40〜2.42ドルに引き下げられましたが、市場予想も2.42ドルまで下がっています。
  • 来店客数が減少するというのは、小売企業として良くない兆候です。ただ、これは期中のウォーニングで株価には一旦織り込まれていると見られます。18年9月期の予想EPSは2.42ドル、アナリストの目標株価平均は59.04ドルです。
アルトリア グループ(MO) 売上(億ドル) 48.8 -4% -3% 2%
7/26、7/26、56.10ドル、-3.0% EPS(ドル) 1.01 19% 1% 30%

【売上が市場予想をショート】

  • 4-6月期は主に有煙たばこの販売数量減によって売上が減少、営業利益は前年同期比1%減、前年同期にあった特別損失が無くなったことと減税効果により調整後EPSは同19%増としました。18年12月期のガイダンスは、調整後EPSで前年比16〜19%増に相当する3.94〜4.03ドルへ下限が3.90ドルから引き上げられてます。
  • 紙巻たばこの出荷数量は前年同期比10.8%減でした。業界全体の出荷数量は同3.5%減と推定されますが、流通在庫の変動が6%ポイント程度マイナスに効いたほか、市場シェアの低下も加わりました。有煙たばこ部門は数量減を値上げで一部相殺して売上は4.8%減、営業利益は2.8%減となりました。無煙たばこ部門は前年同期比2.8%増収、営業利益は同3.5%増でした。
  • 減収には一時的な流通在庫の減少も影響していますが、シェア低下の印象がネガティブです。18年12月の予想EPSは4.00ドル、予想配当は2.94ドルです。7/26(木)終値56.10ドルに対する予想配当利回りは5.2%です。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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