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知らなきゃ損!便利な注文方法
指値や成行以外にもさまざまな注文方法がございます。活用方法を知ることで、投資家のみなさまのご要望・状況に応じた対応ができます!「どのように注文すれば良いのか」、「どういう時に使えば良いのか」を学びましょう!
注文方法って「指値」と「成行」以外にもあるの?という方は、まず最初に便利な注文にはどのような種類があるかを勉強しましょう!
まずは知っておきたい!逆指値
逆指値のイメージ
通常の指値注文は「現在の価格以下で買い」、「現在の価格以上で売り」という注文方法です。
一方で、逆指値とは「現在の価格以上で買い」、「現在の価格以下で売り」という注文方法です。
通常の指値注文とは反対の注文方法となるため、逆指値注文と言います。
逆指値の注文入力方法
操作説明
損切りをイメージした場合
- ミニ日経225先物の価格が9,250円の時に1枚買付している。
- 8,750円まで価格が下落した場合は損切りをしたい。
数量を「1」とご入力ください。
執行条件で「逆指値」をご選択ください。
逆指値条件の参照価格に「8750」とご入力ください。
※参照価格に指定した価格を満たした時点で発注されます。
(確実に損切りを実行するためには)逆指値条件の執行条件では「成行(FAK)」をご選択ください。
で指値を選択された場合に、発注する価格をご入力ください。
※参照価格に指定した価格を満たした時点で指値注文が発注されますので注意が必要です。
指値注文と逆指値注文を同時に発注!OCO注文
OCO注文の注文入力方法
操作説明
含み益が出た!さらなる利益を狙いながら、下落しても一定の利益を確保したい注文を発注する場合
- ミニ日経225先物価格が9,000円の時に1枚買付しており、価格が9,250円まで上昇している
(A) 9,500円まで上昇したら利益確定をしたい。
(B) 9,100円まで下落したら一定の利益確保したい。
「数量」は「1」とご入力ください。
注文の種類は「OCO」をご選択ください。
(A) 「OCO1」(利益確定)の注文を入力
執行条件は「指値」をご選択ください。
「価格」は「9500」とご入力ください。
(B) 「OCO2」(一定の利益確保)の注文を入力
選択区分は自動的に「逆指値」が選択されます。
逆指値条件の参照価格に「9100」とご入力ください。
逆指値条件の執行条件では「成行(FAK)」をご選択ください。
新規から決済を一括発注!IFD注文
IFD注文の注文入力方法
操作説明
新規注文と利益確定の決済注文を一括して発注したい場合
(A) ミニ日経225先物価格が9,100円の時に、9,000円まで下落したら1枚買付したい。
(B) もし、買付できたら、ミニ日経225先物価格が9,500円になったら売却したい。
注文の種類は「IFD」をご選択ください。
(A) 「IFD1」(新規注文)を入力
取引区分は「買」をご選択ください。
執行条件は「指値」をご選択ください。
価格に「9000」とご入力ください。
(B) 「IFD2」(決済注文)を入力
取引区分は自動的に「決済売」が選択されます。
執行条件は「指値」をご選択ください。
価格に「9500」とご入力ください。
「数量」は「1」とご入力ください。
IFD注文とOCO注文の組合せでわがまま発注!IFDOCO注文
IFDOCO注文のイメージ
IFDOCO注文とは、新規注文とその注文が成立した場合の決済注文を2つ同時に行う注文方法です。
予約した決済注文は、新規注文の約定後、自動的に発注され、一方の決済注文が成立した場合、もう一方の決済注文は取消されます。
IFDOCO注文入力方法
操作説明
新規注文と利益確定・損失確定の注文を同時に発注したい場合
(A) ミニ日経225先物価格が9,100円の時に、9,000円まで下落したら1枚買付したい。
(B) もし、買付できた場合に、9,500円まで上昇したら利益確定をしたい。
(C) もし、買付できた場合に、8,500円まで下落したら損失を確定したい。
注文の種類は「IFDOCO」をご選択ください。
(A) 「IFDOCO1」(新規注文)を入力
取引区分は「買」をご選択ください。
執行条件は「指値」をご選択ください。
価格に「9000」とご入力ください。
(B) 「IFDOCO2」(決済注文)を入力
取引区分は自動的に「決済売」となります。
執行条件は「指値」をご選択ください。
価格に「9500」とご入力ください。
(C) 「IFDOCO3」(決済注文)を入力
取引区分は自動的に「決済売」となります。
選択区分は自動的に「逆指値」が選択されます。
逆指値条件の参照価格に「8500」とご入力ください。
(確実に損切りを実行するためには)逆指値条件の執行条件では「成行(FAK)」をご選択ください。
で指値を選択された場合に、発注する価格をご入力ください。
※参照価格に指定した価格を満たした時点で指値注文が発注されますので注意が必要です。
数量をご入力ください。
免責事項・注意事項
- 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
- 必要証拠金額は当社証拠金(発注済の注文等を加味した証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
- 当社証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
- 証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
- 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は原則新規建てしたセッションに限定されます。なお、各種設定においてセッション跨ぎ設定を「あり」とした場合には、プレクロージング開始時点の証拠金維持率(お客さま毎の証拠金掛目およびロスカット率設定に関わらず必要証拠金額は証拠金×100%で計算)が100%を上回っていれば、翌セッションに建玉を持ち越せます。「HYPER先物コース」選択時は必要証拠金額は証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
- 先物・オプションの証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
- 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
- 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
- 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
- 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。 - 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
- 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
- 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
- J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。