先物・オプション取引 > 先物・オプション取引とは > 知らなきゃ損!便利な注文方法
知らなきゃ損!便利な注文方法
指値や成行以外にもさまざまな注文方法がございます。活用方法を知ることで、投資家のみなさまのご要望・状況に応じた対応ができます!「どのように注文すれば良いのか」、「どういう時に使えば良いのか」を学びましょう!
【こんな経験はございませんか?】
- 相場の急落に対応できず、損失を抱えてしまった
- せっかく含み益が出ていたのに、利益確定のタイミングを逃した
- 忙しくて、新規と決済をいちいち発注してられない
注文方法を工夫すれば、さまざまな状況にも対応することができます。ケースごとにどのようにすれば良いか学んでみましょう!
ケース 1 急落したらどうしよう?備えあれば憂いなし『損失限定発注!』
今日は買い物や友達とお食事もあるし、【急な下落に備えてしっかりとリスク管理】をしたいわね。 |
逆指値ってなに?
通常の指値注文は「現在の価格以下で買い」、「現在の価格以上で売り」という注文方法です。
一方で、逆指値とは「現在の価格以上で買い」、「現在の価格以下で売り」という注文方法です。
通常の指値注文とは反対の注文方法となるため、逆指値注文と言います。
ミニ日経225先物取引の場合
価格が9,000円の時に買付した建玉を1枚保有している
何も対策をしていない場合
【出かける前】
「今日は相場を見ることが出来ないし、そんなに下がらないだろうから、いま保有している建玉はそのままにしておくわ。」
【帰宅後】
「予想以上に相場が下落してしまって大変!8,500円まで下がるなんて・・・。大きな損失を抱えてしまったわ。」
逆指値を活用していた場合
【出かける前】
「今日はおでかけだから、急落しないかが心配ね。あらかじめ8,750円で逆指値の決済注文を出しておこう。これなら安心できるわね。」
【帰宅後】
「相場を見ていない間に8,500円まで下落しているけど、逆指値のおかげで損失が大きくならずに済んだわ。」
なんと損失を25,000円に抑えることができました!
※手数料等の費用は考慮しておりません。
ケース 2 含み益が出た!上昇・下落 どちらに転んでも利益確定発注!
投資したものに含み益が出たな。今日は疲れたし、ゆっくり寝たいけど、夜の取引で下落したら嫌だな。【上昇したところで利益を取りたいし、下落しても一定の利益は確保】しておきたい。 |
ミニ日経225先物取引の場合
価格が9,000円の時に買付した建玉を1枚保有している。
価格が9,250円まで上昇し、含み益が出ている。
指値のみで発注した場合
【夜寝る前】
「価格が上昇しているな。夜、寝てる間に9,500円まで上昇したら利益を確定しておこう!」
【朝起きた時】
「なんてことだ!価格が大きく下落している。せっかく含み益が出ていたのに残念。」
OCO注文を活用した場合
【夜寝る前】
「価格が上昇しているな。夜、寝てる間に9,500円まで上昇したら利益を確定しておこう!でも、せっかく含み益も出ているし、9,100円まで下落したら、一定の利益を確保しておきたいな。OCO注文を活用しよう。」
【朝起きた時】
「もっと価格が上昇すると思っていたのに大きく下落している。でも、OCO注文のおかげで利益を確保することができて助かったな。」
相場が上昇した場合・・・
相場が下落した場合・・・
※手数料等の費用は考慮しておりません。
ボックス相場で利益を狙おう!
OCO注文を活用すれば、トレンドに乗るための新規注文を出すことができます。
相場が8,500円〜9,500円の間で推移している時に、
(1) 9,500円まで上昇したら下落しそう(新規売り)
(2) 8,500円まで下落したら上昇に転じそう(新規買い)
と、考えた場合に(1)と(2)を同時に発注することができます。
新規売り注文が9,500円で約定!
これでボックス圏の高値で取引できた。
新規買い注文が8,500円で約定!
これでボックス圏の安値で買うことができた。
ケース 3 忙しくて相場が見れない新規と決済をまとめて発注!
朝から夜まで働きづくしで、【約定するタイミングをいちいち見ていられない。】約定してからでないと、決済注文を出すことは出来ないのかな? |
IFD注文ってなに?
IFD注文とは、新規注文とその注文が成立した場合の決済注文を一括して行う注文方法です。予約した決済注文は、新規注文の約定後、自動的に発注されます。
ミニ日経225先物取引の場合
新規注文のみの場合
【仕事に出かける前】
「9,000 円で買い注文を出しておこう!昼間は仕事だし、家に帰ってから約定の確認をしよう。相場が上がっていれば、明日にでも売り注文を出しておこう。」
【帰宅後】
「朝に出した注文が約定してた!でも引けではすごく下がっている。一度は9,500円まで上がっていたのに 利益を取り損ねたな・・・」
IFD注文の場合
【仕事に出かける前】
「9,000 円で買い注文を出しておこう!昼間は仕事だけど、IFD注文を使って決済注文もまとめて発注しておこう。」
【帰宅後】
「朝出しておいた注文が約定していた。しかも、希望通り9,500円で売れている!引けでは買った値段より下がってたし、IFD注文のおかげでいいところで売却できて良かった。」
利益を確定することに成功!
※手数料等の費用は考慮しておりません。
IFD注文とOCO注文を組み合わせて発注しよう
IFDOCO注文を活用すれば、新規注文と同時に2つの決済注文(利益確定と損失確定)を出すことができます。
朝出しておいた注文が約定していた。しかも、希望通り9,500 円で売れている!引けでは買った値段より下がってたし、IFDOCO注文のおかげでいいところで売却できて良かった。
朝出しておいた注文が約定していた。相場が下落してしまったけど8,500 円で売れている!引けではさらに下落していたし、IFDOCO注文のおかげで損失を確定することができた。
免責事項・注意事項
- 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
- 必要証拠金額は当社証拠金(発注済の注文等を加味した証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
- 当社証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
- 証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
- 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は原則新規建てしたセッションに限定されます。なお、各種設定においてセッション跨ぎ設定を「あり」とした場合には、プレクロージング開始時点の証拠金維持率(お客さま毎の証拠金掛目およびロスカット率設定に関わらず必要証拠金額は証拠金×100%で計算)が100%を上回っていれば、翌セッションに建玉を持ち越せます。「HYPER先物コース」選択時は必要証拠金額は証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
- 先物・オプションの証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
- 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
- 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
- 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
- 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。 - 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
- 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
- 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
- J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。