〜新NISAで購入可能〜 好調な”ハイテク銘柄”に分散投資!
2024/7/23

ハイテク株といえば、注目の半導体とテック分野!
半導体業界は、デバイスの需要増加や新たなイノベーションによって大いに活気を帯びており、テック業界はデジタルトランスフォーメーションの波に乗り、革新的な影響を与えています。特に、ハイテク株比率が高いNASDAQは好調持続で、最高値を更新し続けています!
成熟市場と新興市場に効果的な分散投資を行うことで、リスクを抑えつつ安定的なポートフォリオを構築してみてはいかがでしょうか。
今回は新NISAで購入できる、半導体とテック分野の好調な投資信託を厳選し、ご紹介いたします!
CONTENTS
半導体ファンド
持続的な成長を続けている”半導体ファンド”が気になるという方に、
パフォーマンスに加えて、銘柄数や上位業種をもとにファンドをご紹介!
半導体ファンドの注目したいポイントを、
SBI証券川上ファンドアナリストに聞きました。
半導体は「産業の米」とも言われており、家電製品、スマートフォン、自動車などあらゆる製品に使われており、情報量の増加で高機能化が進んでいます。特に生成AI(人工知能)向け半導体は高成長が見込まれています。
半導体株に投資するファンドはいくつかありますが、SBI証券のネットで買えるファンドは、以下の2ファンドとなります。@世界の半導体株に投資するアクティブファンド(野村世界業種別投資シリーズ (世界半導体株投資)とA米国半導体株のインデックスファンド(<購入・換金手数料なし>ニッセイSOX指数インデックスファンド 米国半導体株)です。@はアクティブファンドで特定銘柄への集中投資が特徴であり、2024年5月末時点でのエヌビディアの組入比率は30.8%となっており、組入銘柄数は24銘柄に絞り込んでいます。Aはフィラデルフィア半導体株指数(配当込み、円ベース)に連動をめざすファンドです。
@ファンドマネージャーによる機動的な銘柄選定でインデックスを上回るリターンをめざしたいか、Aマーケットの平均的なリターンをめざしたいか、といったイメージで選ぶと良いと考えます。
半導体ファンド トータルリターン ※1
ファンド名 | 特徴 |
トータルリターン 1番は3年/2番は設定来リターン |
組入銘柄数 | 半導体 | 半導体素材・装置 | 情報技術 | |
1 | 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) | 各国・地域のマクロ投資環境見通しを考慮しつつ、世界各国の半導体関連企業の株式に投資 | 44.05% | 24 | 78% | 19.5% | ‐ |
2 | <購入・換金手数料なし>ニッセイSOX指数インデックスF 米国半導体株 | 米国上場の主要な半導体関連株式等に投資することによりSOX指数の動きに連動する投資成果を目指す | ※2 94.52% |
30 | ‐ | ‐ | 100% |
※1データは2024年5月末時点。項番1のファンドは3年リターン、項番2のファンドは3年の運用期間がないため、設定来のリターンを表示。
※2上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
テックファンド
今後ますます支持を集めると予想される”テック分野”が気になる方に、
国際株式型と国内株式型に分けて厳選した、ファンドをご紹介します。
パフォーマンスに加え、上位業種や、残高、上位組入銘柄等の情報もご参考に!
まずは、”国際株式型”テックファンドの注目したいポイントを、SBI証券川上ファンドアナリストに聞きました。
テックファンドには様々なテーマに投資するファンドがあります。
国際株式型で好パフォーマンスとなっているテックファンドは、世界的な人手不足の課題に対応するロボティクス関連企業に投資するファンドや広くテクノロジーの発展により恩恵を受けると考えられる企業に投資をするファンドとなっています。
iTrustロボは、AI関連銘柄を含む世界のロボティクス関連企業に投資をしており、AI関連銘柄といえる半導体企業やソフトウエア企業の組入れが多くなっています。
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)は、「よりよい投資収益は、長期にわたって成長性の高い事業へ投資することにより獲得される」という投資哲学のもとで運用しており、1999年11月の運用開始からその時々の異なる投資環境に対応したテクノロジー企業の組み入れが特徴です。
グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)は、生成AIのようなソフトウェア技術と人型ロボットのような新たなハードウェア技術が融合すれば、より幅広い分野で自動化が進む可能性があると運用担当者がみています。そのため、半導体企業やソフトウエア企業に加えてキーエンスなどのロボット企業などを組み入れています。国際株式型ですが日本企業の組入れが多いのが特徴です。
”国際株式型”テックファンド トータルリターン(3年)ランキング (※1)
順位 | ファンド名 | 特徴 | トータル リターン 3年 |
組入 銘柄数 |
半導体・ 半導体 製造装置 |
情報技術 | テクノロジー・ ハードウェア |
ソフトウエア サービス |
1 | iTrustロボ | 特定の銘柄、国や通貨に集中せず分散投資を基本とし、世界のロボティクス関連企業の株式に投資 | 19.30% | 39 | 44% | ‐ | ‐ | 25% |
2 | netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) | テクノロジーの発展により恩恵を受ける米国企業の株式に投資 | 18.74% | 33 | ‐ | 68% | ‐ | ‐ |
3 | グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型) | 企業の成長性、収益性、流動性を勘案し、ロボットを製作する企業のみならず、関連技術の開発に携わる企業にも投資 | 18.50% | 56 | 30% | ‐ | 12% | 12% |
※1データは2024年5月末時点。 3年リターン順で表示。
※2上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
最後に、”国内株式型”テックファンドの注目したいポイントをSBI証券川上ファンドアナリストに聞きました。
国内株式型で好パフォーマンスとなっている情報エレクトロニクスファンドは、日々変化し続けているテクノロジー業界の投資環境と事業環境の変化を捉えて運用しているファンドです。1984年2月から40年の運用実績があり、1年・3年・5年リターンで揃って好成績となっています。
日本ニューテクノロジー・オープン(愛称:地球視点)はデジタル・テクノロジー、グリーン・テクノロジー、ヘルスケア・テクノロジーの3分野を重点投資分野として投資しているファンドで、投資環境の変化に応じた組入銘柄の入替えやウエイト調整が特徴といえます。
フィデリティ・テクノロジー厳選株式ファンド(愛称:Jテック+)は、世界のテクノロジーのサイクルと日本企業の動向をグローバルな視点で分析し、確信度の高い銘柄に厳選投資しているファンドです。組入上位銘柄の一部のパフォーマンスが振るわなかったことから1年・3年リターンでは相対的に苦戦しています。
テックファンドはそれぞれファンドの特徴が異なりますので、それぞれの特徴をおさえた上で、新NISA・成長投資枠における分散投資に活用してみてはいかがでしょうか。
”国内株式型”テックファンド トータルリターン(3年)ランキング (※1)
順位 | ファンド名 | 特徴 | 組入 銘柄数 |
トータルリターン 1年 | トータルリターン3年 | トータルリターン5年 | 組入上位3銘柄 |
1 | 情報エレクトロニクスファンド | エレクトロニクス(電子デバイスを中心とする工学の一分野)に関連する日本企業に投資 | 41 | 38.45% | 15.42% | 25.56% |
1位 日立製作所 2位 ディスコ 3位 ソフトバンクグループ |
2 | 日本ニューテクノロジー・オープン(愛称:地球視点) | ニューテクノロジーにより収益の拡大が期待される日本企業に着目 | 48 | 34.29% | 13.32% | 19.63% |
1位 三菱重工業 2位 日立製作所 3位 日本電気 |
3 | フィデリティ・テクノロジー厳選株式ファンド(愛称:Jテック+) | グローバルな企業調査を通じ、成長力の高い日本のテクノロジー関連企業に投資 | 35 | 11.08% | 8.52% | 17.91% |
1位 キーエンス 2位 東京エレクトロン 3位 村田製作所 |
※1データは2024年5月末時点。3年リターン順で表示。
※2フィデリティ・テクノロジー厳選株式ファンド(愛称:Jテック+)の組入上位3銘柄に関しては、4月30日時点。
※3上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
ご注意事項
- 「毎月分配型」「隔月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月または隔月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」
の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。