【根強い人気】今押さえておきたい投資テーマ"高配当"
2024/3/6
SBI証券のファンド検索で、多くのお客さまによって頻繁に検索されていることを示す「ホットワード」に入り続けるキーワード“高配当”。
高い配当収益によるリターンの底支えに加え、特に日本では近年の東証による資本効率改善(割安感解消)の要請等から、株主還元強化の流れが好感され、高配当株式のパフォーマンスが向上しています。
そんな高配当株式に投資をするファンドについて、当社ファンドアナリスト川上が解説!
(コメント、データは2024年1月末時点)
ファンドアナリスト川上が解説! 高配当株式ファンドの視点
高配当企業には、「良い会社」と「悪い会社」が存在します。
「高配当の良い会社」の例とは、長期的に利益成長を続けているために配当も多く出せる会社です。
「高配当の悪い会社」の例としては、業績が落ち込んで株価が下落し、配当は増えていないが結果的に株価水準に対して配当を多く出している会社です。
こうした良し悪しをを判断するのが難しいとお考えの方でも、銘柄選定をおまかせできることが、投資信託の魅力の一つでしょう。
特にアクティブファンドなら、プロのファンドマネージャーが銘柄選定を行うため、同じ「高配当」でも「良い会社」を多く組み入れていると考えられます。高配当株式のアクティブファンドを活用して、まとめて高配当株式に分散投資してしまうのも選択肢です。
インデックスファンドにおいても、長期的に利益成長を続けている会社で構成されているといえる連続増配株の指数への連動をめざすファンドがあり、「高配当の良い会社」にまとめて投資できるファンドとして注目です。
日本高配当株指数とTOPIXの比較
(2003年12月〜2024年1月 月末値 2003年12月=100)
※QUICKデータをもとにSBI証券作成。
※日本高配当株指数は野村日本株高配当70を使用。指数はいずれも配当込み。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
注目 高配当株式ファンド
NISAつみたて投資枠でも買える!高配当株式ファンド
日経平均高配当利回り株ファンド
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つみたて投資枠で買える唯一の高配当株式アクティブファンド
SBIセレクト選出銘柄トータルリターン(1年):+51.47%
日経平均採用銘柄の中から予想配当利回りの上位30銘柄に投資。組入銘柄の大半を占める大型割安株への物色動向が強まったことなどが追い風となって、3年、5年のリターンはNISA対象の国内株式ファンドではトップクラスの実績。
つみたて投資枠と成長投資枠、どちらでも購入できる唯一の高配当株式アクティブファンド。
年2回決算。
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族
(愛称:Funds−i フォーカス 米国株式配当貴族)
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point1
25年以上連続で増配している米国企業に分散投資
トータルリターン(1年):+20.80%
連続増配株の指数であるS&P 500 配当貴族指数(配当込み・円換算ベース)の動きに連動する投資成果をめざすファンド。
連続増配株は株式市場の下落局面で下値抵抗力の発揮が期待できるのが魅力。
つみたて投資枠と成長投資枠、どちらでも購入できる高配当株式インデックスファンド。
年1回決算で分配実績はなし。
今注目の好実績日本株高配当株式ファンド
ニュー配当利回り株オープン(愛称:配当物語)
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予想配当利回りが市場平均と比較して高いと判断される銘柄を中心に投資
SBIセレクト選出銘柄トータルリターン(1年):+42.37%
安定した高配当銘柄と将来の高還元銘柄という2つの視点で国内株式に投資。
増配や自社株買いなど株主還元の強化が予想される(=今後の企業価値上昇が期待される)銘柄群にも投資しているのが特徴。18年を超える運用実績があり、10年リターンで高配当日本株式ファンドの中ではトップクラスの実績。
年2回決算の成長投資枠対象ファンド。
新光日本インカム株式ファンド(3ヵ月決算型)
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予想配当利回りが高いと判断される株式に分散投資
SBIセレクト選出銘柄トータルリターン(1年):+39.55%
予想配当利回り、配当性向などの基準を用いて候補銘柄を抽出し、業績動向、株価指標、流動性などを総合的に勘案して銘柄を選定。
18年を超える運用実績があり、10年リターンで高配当日本株式ファンドの中ではトップクラスの実績。
年4回決算の成長投資枠対象ファンド。
ご注意事項
- 「毎月分配型」「隔月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月または隔月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。