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2024-03-28 18:22:03

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「グローバルな株式投資の重要性と、アクティブ運用の魅力について」Vol.3

2020/11/25

コロナ渦で先が見えない中、我々が取り組んでゆくべき資産形成の方向性とは一体何なのか?「人生と社会を豊かで幸せにする投資の本質」を説くインベスコ・グローバル資産形成研究所所長の加藤氏と、個人投資家に向けた情報発信を続けてきた、LIFE MAP合同会社代表で金融ジャーナリストの竹川氏が、資産形成において大切な二つのテーマについて熱く議論を交わしました。全3回に渡る対談内容の第3回目をお届けします。

加藤 航介
インベスコ・アセット・マネジメント(株)
グローバル資産形成研究所

竹川 美奈子
LIFE MAP合同会社社長

アクティブ運用との付き合い方とは?

 加藤 

本日は、アクティブ運用とパッシブ運用についても考えていきたいと思います。この二つの運用商品とどう付き合っていけば良いのか?研究所がお伝えしていることは、初心者の方は分かりやすいパッシブ運用から入って投資の経験を積む。ただし、ゆくゆくはアクティブ運用とパッシブ運用を半々で持つことを目指すのが良いと思っています。アクティブ運用は、世の中の応援やモニタリングという社会を豊かにするために不可欠な機能を果たす本来の株式投資の姿です。そしてパッシブ運用は、アクティブ運用の業界をけん制する役割を持っています。この2つは車の両輪でどちらも社会に欠かせません。

 竹川 

これから資産形成を始める方には、まず世界の株を丸ごと持つことをすすめています。日本を含む全世界の株式に投資できるパッシブファンドを1本持つなどです。アクティブ運用について誤解されがちなのは、その運用パフォーマンスが株価指数と比べられて論じられることです。そもそも株価指数にこだわらない運用がアクティブ運用です。最近はアクティブ運用の保有銘柄が、株価指数とどれぐらい違うのかという指標(アクティブ・シェア)も開示されたりしているので、参考にされると良いと思います。

 加藤 

価格の変動を抑える、配当を多く払っている企業に注目する、環境問題を重視している企業へ投資をするなど、アクティブ運用にはいろいろな特色がありますよね。大切なのは自分が共感できるファンドと出合い投資を継続させることです。日本人が長期のグローバル株式投資に取り組めていないのは、アクティブ運用という本来は社会を豊かにする土台の理解が浸透する前に、安さ重視のパッシブ運用が啓発されてしまったことが一因とも思っています。そして、投資を理解する上では、その本来の姿であるアクティブ運用と付き合っていくことはとても大切なことです。

 竹川 

アクティブ運用は商品によって商品性もかなり違います。だからこそ、英語の頭文字をとって5つの「P」と言われる①投資哲学(Philosophy)、②投資先の選定プロセス(Process)、③ポートフォリオの中身(Portfolio)、④運用体制(People)、⑤運用実績(Performance)を見ることが大事です。アクティブ運用は、とかくイメージ先行になりがちですが、「TVで紹介されていたから」とか「直近の成績がよかったから」ではなく、総合的に見ることが大切です。その上で、納得、共感できる投信を持ちましょう。

 加藤 

研究所では、アクティブ運用選びでは3つの基準を見てほしいと伝えています。ファンドマネージャーが、①本当に長期の視点で投資をしているか(ロングターム)、②企業のビジネスを見て投資先を選んでいるか(ボトムアップ)、③経営者が投資家と同じ船にのっているか(インセンティブ)です。この3つを満たしているファンドは、世の中の応援やモニタリングを行っており、結果、皆さんのお金が社会を豊かにしていくことに貢献しているからです。そして、社会の豊かさの増加の一部を得ることが投資の本質です。

 竹川 

資産運用会社は、製造業でいえばメーカーです。作り手として、もっと自社の投資哲学や運用の強みについて、発信してほしいです。商品についても、丁寧な情報開示を期待しています。歴史のある外資系の運用会社は、運用や社会に対しての確固たる哲学や理念がある訳で、それらを伝えて共感を得ることが、投資家に資産形成が根づくことにもつながると思います。

 加藤 

おっしゃる通りですね。資産運用会社は、個人投資家の方と共に資産形成の道を歩んでいくパートナーです。そして、グローバルな投資や、社会を豊かにする正しいアクティブ運用への理解を、より根付せていかなければならないと思っています。今回は、様々な意見交換をさせていただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。

〜社会の豊かさに貢献している優良なアクティブ運用と正しく付き合おう〜

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