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2024-10-08 15:03:32

投資信託 > 特集 > ポスト中国とも言われる『ベトナム』をクローズアップ!

ポスト中国とも言われる『ベトナム』をクローズアップ!

2018/10/30

ベトナム特集

勤勉性が高く、日本と国民性もよく似ているといわれるベトナム。皆さんはどこまでご存知でしょうか。
ベトナムは今、高度経済成長期の日本と似た環境にあると言われ、高い経済成長の他、豊富な天然資源や広大な労働人口等、投資対象としても注目を集めています。
今回はこうしたベトナムに関連する商品より、ファイブスター投信の「ベトナム・ロータス・ファンド」と、キャピタルアセットマネジメントの「ベトナム成長株インカムファンド」の2本を、それぞれファンドマネージャーの方からいただいたメッセージを添えてお届けします。

ファイブスター−ベトナム・ロータス・ファンド (愛称:ロータス)

カテゴリ:国際株式 ノーロードINT   レーティング:―

トータルリターン:6ヵ月  -4.61%、1年  +13.58%、設定来(2017/1/20設定)  +18.77%

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ポートフォリオマネジャー 元木 宏 氏からのベトナム最新レポート

ベトナム株投資最大の魅力は今後も期待される高度成長力!

ファイブスター投信投資顧問株式会社
シニア・ポートフォリオ・マネジャー
元木 宏 氏

ベトナムの2006年から2017年の平均経済成長率は6.18%という高成長を遂げています。「ドイモイ(刷新)政策」と呼ばれるベトナム式の改革・開放は、政治的には共産主義の基本骨格を維持しながら、経済的には海外資本を誘致して市場経済主義を推進する事に成功しています。

この高い経済成長を可能にしているのが豊富な労働人口です。ベトナムの人口は9,600万人を超え、東南アジアで3番目に人口が多いのですが、その人口の平均年齢は30.1歳と若く、識字率も高い事から豊富で優秀な労働人口に恵まれています。

年平均GDP成長率(2006年〜2017年における平均年率成長率)

人口動態

  • 出所:CIAデータをもとにファイブスター投信投資顧問作成
  • 出所:世界銀行データをもとにファイブスター投信投資顧問作成
  • ※ファイブスター投信投資顧問作成資料より抜粋
  • ※上記は過去の情報または作成時点での見解であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
  • ※当資料はファイブスター投信投資顧問株式会社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、情報の完全性、正確性を保証するものではありません。
  • ※当資料の内容は作成時点のものであり今後予告なく変更される場合があります。

昭和の高度成長をベトナム投資で再体験しよう!

現在のベトナムを過去の日本と比較してみましょう。
人口、GDP、株式時価総額、平均年齢などが、日本の1960年から1975年のデータに近い事が判ります。また、南北に長い国土やその大きさも日本に似ています。
なお、1970年末から1989年末までの19年間で、日本の日経平均株価は19.6倍の上昇を記録しました。
こうした背景から、昭和の日本と同じステージに立ち、高度成長を実現しているベトナムでも、かつての日本と同じ様な株価の上昇が期待できると考えています。

ベトナムと日本の比較

  • 出所:各種データをもとにファイブスター投信投資顧問作成
  • ※ファイブスター投信投資顧問作成資料より抜粋

組入れ銘柄について -中小型銘柄も積極的に採用-

魅力的な個別企業を2社ご紹介しておきます。まず、1社目が食用淡水魚の養殖、加工、輸出のベトナム最大手であるビンホワン社です。米国向けの輸出に力を入れており、競合する中国からの輸入に米国が関税を課し始めた結果、ビンホワン社は競争上優位な状況となっており、7月の輸出は昨年同期比で27%増加しています。
また、ベトジェット航空は、ベトナム屈指の女性企業家のタオ氏が創業したLCCです。斬新なマーケティングと最新の機材による効率的な運航で、急速に市場シェアを伸ばしており、高い成長率を達成しています。
ベトナム・ロータス・ファンドは運用資産がまだ小さい事が幸いし、流動性に限りがあるベトナムの中小型株にも積極的に投資を行います。それにより、高い運用成績をあげる事を目指します。

組入銘柄 上位5銘

 

銘柄名

業種

純資産比

1 ベトジェット航空 資本財・サービス 5.20%
2 ビンホアン 生活必需品 5.08%
3 ホーチミン市住宅開発商業銀行 金融 3.70%
4 ホアファットグループ 素材 3.58%
5 ダットサイン不動産建設 不動産 3.56%
  • ※2018年8月31日時点
  • ※上記内容は、マザーファンドの組入銘柄の紹介を目的として作成しましたが、記載銘柄の推奨を行うものではありません。
  • ※上記内容は、作成基準日における情報を元に作成していますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。
  • ※当ファンドでは銘柄入替を行うことがあるため、現在の銘柄と異なる場合があります。
  • ※業種については、世界産業分類基準(GICS)に基づいたセクター分類です。
  • ※ファイブスター投信投資顧問作成資料より抜粋

ファイブスター−ベトナム・ロータス・ファンド (愛称:ロータス)

カテゴリ:国際株式 ノーロードINT   レーティング:―

トータルリターン:6ヵ月  -4.61%、1年  +13.58%、設定来(2017/1/20設定)  +18.77%

金額買付 積立買付 ポートフォリオへ追加 投信アラートメール設定
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
  • ※ファンドレーティング、トータルリターンは2018年9月末時点のものを記載しています。

キャピタル−ベトナム成長株インカムファンド

カテゴリ:国際株式 ノーロードINT   レーティング:

トータルリターン:6ヵ月  -11.21%、1年  +19.19%、3年(年率)  +18.70%

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キャピタルアセットマネジメント 杉本社長からのメッセージ

キャピタル アセットマネジメント株式会社
代表取締役社長 兼 運用本部長
ファンド・マネージャー
杉本 年史 氏

弊社、キャピタルアセットマネジメント社は東南アジア諸国の株式運用に豊富な経験と実績を持ち、特にベトナム株式市場においては他社に先がけて参入し、2010年8月から国内公募投資信託としてベトナム株式ファンドを運用しています。
ベトナム株式ファンドの運用体制の特徴は徹底した現地調査です。ファンドマネージャー歴28年で新興国株式ファンド、特にベトナム株式ファンドの運用手腕に定評のある弊社代表取締役社長の杉本年史が運用しており、2か月に1度の頻度(2018年)でベトナム現地に赴き調査を行なっています。
ベトナム現地では、グループ企業の現地アナリストによるベトナム企業の調査体制を確立しており、5人のアナリストが杉本をはじめとする弊社運用部と連携し、綿密な企業調査を徹底して行っています。また、現地での長い経験からベトナムの証券会社からの信頼が厚く、IPO(新規上場株式)の取得においては主要大口機関投資家として参加できる機会に恵まれております。
上記のような運用体制により、弊社が運用する「ベトナム成長株インカムファンド」はウエルスアドバイザー社から総合レーティングで最高ランクの五つ星を獲得しており、3年(年率)トータルリターンは18.70%と高い実績を誇っています。(2018.9月末時点)

Capital Partners Vietnam Consulting Co. Ltd.(略称:CPVN)

代表者

Le The Binh(レー・テー・ビン)

会社設立

2010年11月8日

アナリスト

5名

本社所在地

13F, TID Building, No.4 Lieu Giai Street, Ba Dinh District, Hanoi

電話

(844)3232 1581/82

ベトナム経済を支える輸出の拡大

アジア主要国で最も高い輸出の伸び

ベトナムの輸出は堅調に伸びており、2017年の輸出額(米ドルベース)は前年同期比21.2%増と他のアジア主要国と比較して最も高い伸びとなりました。近年、海外から製造・加工関連の投資が増えており、その効果が表れた格好となりました。特に携帯電話・携帯電話部品や電子・電子部品の輸出の伸びが加速し、輸出の成長を支えています。

2017年の輸出額(米ドルベース)の前年同期比<輸出の伸び>

  • 出所:ベトナム税関総局、タイ中央銀行、インドネシア中央統計局、マレーシア統計局、シンガポール国際企業庁、フィリピン統計局、インド中央統計局、中国税関総署、台湾財務省、産業通商資源部、日本財務省。輸出の伸び率は輸出額(米ドル)をもとに計算。輸出額が現地通貨建ての場合、ブルームバーグのデータをもとに米ドル換算しています。
  • ※キャピタルアセットマネジメント作成資料より抜粋

タイに迫る輸出額

ベトナムの2017年輸出額は2,140億米ドルと前年同期比21.2%増となり、同じアセアンのタイの同輸出額は2,367億米ドルと前年同期比9.9%増となりました。
ベトナムの輸出の伸びは、タイの伸びを上回る傾向が近年続いており、ベトナムの輸出額は近いうちにタイを追い抜くとみています。ベトナムは、近年の日本や韓国企業の進出により、タイに並ぶ工業国として発展し、今後さらなる輸出の拡大が期待されます。

ベトナムとタイの輸出額の推移

もうすぐベトナムがタイを追い抜く見込み

  • 出所:ベトナム統計総局、タイ中央銀行
  • ※上記データは過去の実績および現時点での予想であり今後の経済成長等を示唆あるいは保証するものではありません。
  • ※キャピタルアセットマネジメント作成資料より抜粋

急拡大したエレクトロニクス関連製品の輸出

アパレル製品からエレクトロニクス関連製品の輸出国へ

2000年代は安い人件費を背景に繊維・衣料品といったアパレル製品の生産拠点として発展してきたこともあり、2009年の主な輸出品目は繊維・衣料品がメインでした。しかしながら、サムスン電子が2009年にベトナムに電話機工場を建設し、2010年から電話機(主にスマートフォン)の生産・輸出を開始すると状況が様変わりしました。スマートフォンの需要増加に加え、サムスン電子の積極的な投資により、携帯電話・携帯電話部品の生産は増え続け、2013年には最大の輸出品目となりました。携帯電話の生産をきっかけに、ベトナムでは携帯電話以外の電子関連製品の生産も本格化し、今ではエレクトロニクス関連製品(携帯電話、電子および部品)の輸出額は、約712億米ドル(前年比33.7%増)となり、2009年から2017年までの9年間で26倍と急拡大しました。

ベトナムとタイの輸出額の推移

2009年〜2017年:[ベトナム輸出品目]8年間で輸出額約4倍、[履物・アパレル製品とエレクトロニス関連製品の輸出額]8年間でエレクトロニス関連製品の輸出額約26倍、[輸出の主役交代]より付加価値の高い工業製品がメインに

  • 出所:ベトナム税関総局
  • ※キャピタルアセットマネジメント作成資料より抜粋

ベトナムのインバウンドブーム

2017年のベトナム来訪外国人は、前年比29.1%増の1,292万人と過去最高を達成しました。2016年に初めてベトナム来訪外国人が1,000万人を突破し、ベトナム政府は観光政策を重要な経済政策の一つとして位置付け、ビザ発給の緩和やインフラ整備を推し進めています。ベトナム来訪外国人増加による観光産業の発展は地域活性化や国内雇用機会の増大などを見込めることから、インバウンド効果によるベトナム経済押し上げが期待されます。

ベトナム来訪外国人と観光収入の推移

2016年に伸びが加速

  • 出所:ベトナム統計総局、ベトナム観光総局
  • ※キャピタルアセットマネジメント作成資料より抜粋

2017年ベトナムを訪れた日本人が過去最高

2017年にベトナムを訪れた日本人旅行者は、79.8万人と前年から7.8%伸び、過去最高となりました。ベトナムは、日本人旅行者の行き先として東南アジア内ではタイに次いで2番目に多い国になりそうな勢いで伸びています。2017年に日本のLCCとして初めてジェットスターがダナンとの直行便が新規就航し、ベトナム来訪の日本人増加の追い風となりました。
ダナンはリゾートビーチの他にホイアンの”日本橋”など歴史的建造物が周辺にあり、人気の観光地となっています。2017年11月にはAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議が開催され、TPP(環太平洋パートナーシップ)の大筋合意がされた場所にもなりました。APEC開催によってインフラ整備が進んだことやアジアでの知名度が向上したことで今後、ダナンを訪れる外国人観光客の増加が期待されます。

[北部]政治・文化の中心地 首都:ハノイ、[中部]人気のリゾート地 ダナン、[南部]経済の中心地 ホーチミン

  • 出所:JTB総合研究所、ベトナム観光総局
  • ※上記データは過去の実績および現時点での予想であり今後の経済成長等を示唆あるいは保証するものではありません。
  • ※キャピタルアセットマネジメント作成資料

組入銘柄のご紹介

組入銘柄 上位10銘

 

銘柄名

業種

純資産比

1

ビングループ

不動産

8.60%

2

ベトナム外商銀行 (ベトコムバンク)

銀行

7.40%

3

ビナミルク(ベトナム乳業)

食品・飲料・タバコ

7.10%

4

ペトロベトナム・ガス

公益事業

6.10%

5

ビンホームズ

不動産

5.90%

6

FPT

テクノロジー・ハードウェアおよび機器

4.90%

7

ホアファットグループ

素材

4.30%

8

マッサングループ

食品・飲料・タバコ

4.00%

9

ベトジェット航空

運輸

3.90%

10

軍隊商業銀行(ミリタリー・コマーシャル)

銀行

3.70%

  • ※2018年8月31日時点
  • ※表示単位未満を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
  • ※キャピタルアセットマネジメント作成資料

キャピタル−ベトナム成長株インカムファンド

カテゴリ:国際株式 ノーロードINT   レーティング:

トータルリターン:6ヵ月  -11.21%、1年  +19.19%、3年(年率)  +18.70%

金額買付 積立買付 ポートフォリオへ追加 投信アラートメール設定
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
  • ※ファンドレーティング、トータルリターンは2018年9月末時点のものを記載しています。

ご注意事項

  • 「毎月分配型」「隔月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月または隔月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」PDFです。新しいウィンドウで開きます。の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
  • 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
  • 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
  • ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。
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