今、知っておきたい「ターゲットイヤー型ファンド」とは?
2017/09/05
老後の生活資金の確保も自己責任といわれる時代になりました。定年後の生活に備えるため、自分年金(自分自身で準備する老後の生活資金)を投資信託を通じてコツコツ準備しようとする方が増えてきています。
今回は、セカンドライフに向けた長期投資に適した商品として、「ターゲットイヤー型ファンド」をご紹介いたします。
「ターゲットイヤー型ファンド」って何?どんな人に向いているの?
ターゲットイヤー型ファンドって何?
- ・複数の資産に分散して運用するバランス型ファンドのひとつのタイプです。
- ・あらかじめ目標とする年(ターゲット・イヤー)を決め、最初は株式中心の積極的な運用を行い、ターゲット・イヤーに向けて積極運用の割合を引き下げていき、ターゲット・イヤーに達したら、預金や国債中心の完全な安定運用に切り替えます。
ポイント
- @積極的にリスクをとれる若いうちは、リスクをとって資産を増やす!
- A老後が近づくにつれて、大事な老後資金を守るための安定運用に切り替える。
図表:ターゲットイヤー型ファンドのイメージ
- 【出所】SBIアセットマネジメント作成
基準価額推移のイメージ
- 【出所】SBIアセットマネジメント作成
- 【データ期間】2012/1/23〜2017/7/31
こんな人に向いています!
- A君:「なかなか投資の勉強に割く時間がない!ほったらかしで投資したい!」
→大丈夫です!ターゲットイヤー型ファンドは、資産配分の調整などはすべてファンド側で自動的に行ってくれますので、手軽に投資を行うことができます。 - Bさん:「まだまだ若いし、定年まで時間がある。今から老後資金のことを考えなくてもいいのでは?」
→そんなことありません。老後資金をつくるのは、若いうちからコツコツとやった方がおトクです。ライフプランに合わせて最適な運用ができるターゲットイヤー型ファンドをご利用ください。 - C様:「預金では全くお金が増えないから投資をはじめたい。あまりリスクの高い投資はしたくない・・・」
→だったらターゲットイヤー型ファンドで!ターゲットイヤー型ファンドは運用期間の経過とともにリスクを抑える運用に切り替えていくため、リスクをコントロールした投資が可能です!
「ターゲットイヤー型ファンド」なら、「セレブライフ・ストーリー」
「ターゲットイヤー型ファンド」なら、「セレブライフ・ストーリー2025/2035/2045/2055」がおすすめ!
ターゲットイヤー(安定運用開始時期)の異なるファンドのなかからお客さまにぴったりのファンドを見つけられます。
「セレブライフ・ストーリー2025/2035/2045/2055」
- 【出所】SBIアセットマネジメント作成
セレブライフ・ストーリーのラインナップ!
ファンド名 |
ターゲットイヤー |
参考購入時年齢 |
---|---|---|
2055年 |
20代 |
|
2045年 |
30代 |
|
2035年 |
40代 |
|
2025年 |
50代 |
セレブライフ・ストーリーをiDeCO(個人型確定拠出年金)でも!
一度ターゲット・イヤーを決めてしまえば、その後の運用中のリバランス(資産の再配分)は運用のプロが行います。自分で資産のポートフォリオを組む必要がないので、退職時まで継続的な運用を行うiDeCo(個人型確定拠出年金)や企業型確定拠出年金に適した商品です!
iDeCO(個人型確定拠出年金)でもセレブライフ・ストーリー
ファンド名 |
ターゲットイヤー |
参考購入時年齢 |
---|---|---|
2055年 |
20代 |
|
2045年 |
30代 |
|
2035年 |
40代 |
|
2025年 |
50代 |
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?
毎月一定額の掛金を拠出して投資信託などで積立運用をすることで、老後のための資産形成を行うことができる年金制度。
月々の積立金額(掛金)の全額が所得控除の対象となるなど、大きな節税効果に注目が集まっています!
SBI証券のiDeCoの詳細はこちら!
これであなたも節税マスター
iDeCo(個人型確定拠出年金) お役立ちコンテンツ
米国では確定拠出年金の主力商品として広く普及
運用先進国の米国ではターゲットイヤー型ファンドが絶大な人気を誇っており、リーマンショック後も急増し、2016年末で約90兆円の残高を集めています。
米国でのターゲットイヤー型ファンド市場の成長の一因として、デフォルトファンド(確定拠出年金にてあらかじめ定められたファンド)の設定が挙げられます。米国では若いうちから資産形成できるようデフォルトファンドはターゲットイヤー型ファンドやバランス型ファンドが指定されていることが多くなっています。
図表:米国の確定拠出年金市場におけるターゲットイヤー型ファンドの残高推移
- 【出所】米国投資信託協会より、SBIアセットマネジメントが作成
日本においては、デフォルトファンドは主に定期預金となっていますが、2018年6月にデフォルトファンドの基準が省令で示される予定です。
長く続く低金利情勢や将来の年金制度への不安が高まる中、長期運用に適した商品として今後ターゲットイヤー型ファンドの普及が期待されているんです!
ご注意事項
- 「毎月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。