今、新興国が熱い?!魅力高まる新興国投資のポイントを解説!?
今、要注目の投資対象は『新興国』です。
世界の機関投資家(いわゆる投資のプロ)たちも、高い成長性を有する新興国に注目しています。
以前から聞いたことはあるような、、、そんな方も今の新興国の状況をぜひチェックしてみてください。
過去とは違う、新興国の魅力を発見できるかも?!
なぜ新興国?
新興国に投資するなら、どんなファンドがおすすめ?
先進国と比べて高い経済成長率と堅調な株価推移
新興国は、経済発展の途上にある国々のことであり、今後の成長余地が大きいと見込まれています。
新興国の2014年から2019年のGDP成長率平均(予測)は、5.3%であり、先進国の2.3%と比較して高い経済成長が期待されます。
先進国と新興国のGDP成長率の推移
- 出所:IMF(2017年4月公表分)(2017年〜2022年は予測値。2016年以前も一部、予測値を含みます。)
- 「先進国」はIMFが定義する“Advanced economies”、「新興国」はIMFが定義する“Emerging market and developing economies”を指します。
- 上記は過去のデータおよび予測であり、将来の成果を保証するものではありません。
成長期待から世界中の投資資金が流入し新興国の株価は上昇傾向!
実際、2017年に入ってからの株価推移を見てみると、新興国株式は先進国株式を上回って堅調に推移しているのがわかります。
今、新興国の産業構造には変化が起きており、ITや金融などの業種も台頭してきています。資源を豊富に有するという点で、世界経済の改善による資源国としての恩恵も受けつつ、内需の成長という下支え効果にも期待できます。
MSCI 新興国株式指数のセクター・ウェイトの変遷
- 出所:J.P.モルガン・アセット・マネジメント、ブルームバーグ 2017年4月28日時点
- コモディティセクターは、エネルギーセクターおよび素材セクターを含む。
- 消費関連は、一般消費財・サービスセクターおよび生活必需品セクターを含む。
- 上記は過去のデータおよび予測であり、将来の成果を保証するものではありません。
先進国株式に比べると、まだまだ割安
株価がどれくらい割高か示す指標であるPER(予想株価収益率)を見てみると、新興国企業のPERは日本や米国などの先進国株式と比べても割安な水準です!
主要先進国株式資産と新興国株式の予想PER比較
月次、期間:2007年3月末〜2017年3月末
- ※新興国株式:MSCI新興国株価指数、米国株式:MSCI米国株価指数、豪州株式:S&P/ASX200、日本株式:TOPIX、欧州株式:ストックス・ヨーロッパ600指数
- ※予想PER(株価収益率)は、12ヵ月先予想1株あたり利益(EPS)ベース。予想はI/B/E/S集計アナリスト予想
- 出所:トムソン・ロイター・データストリーム、I/B/E/Sのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
企業業績見通しも改善傾向!これからの上昇に期待!
新興国企業の1年先の利益見通しは改善傾向!
リーマン・ショック後のリバウンドを除けば10数年ぶりの高い利益成長が期待されています。
これからの上昇に期待がかかりますね!
新興国企業の1年先利益見通し
各年3月末時点、米ドルベース、期間:2004年3月末〜2017年3月末
- ※世界株式:MSCI世界株価指数、新興国株式:MSCI新興国株価指数、米国株式:MSCI米国株価指数、日本株式:MSCI日本株価指数、欧州株式:MSCI欧州株価指数、いずれも配当込み
- ※新興国企業:MSCI新興国株価指数構成企業、米ドルベース
- ※利益見通しは、I/B/E/S集計による12ヵ月先1株あたり利益(EPS) 成長率予想
- 出所:トムソン・ロイター・データストリームのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
新興国に投資するなら、どんなファンドがおすすめ?
投資対象国または投資銘柄を選別して投資!
新興国の国々でも全てが成長期待が高い訳ではありません。政治的混乱を抱えている国や、まだ成長ステージに上がれていない国や企業もあります。
そこで、新興国へ投資ファンドの中から、異なる2つの観点で投資対象を選別している特徴的な2ファンドをご紹介します。
投資対象国を厳選!労働人口に着目!!
新興国の中でも相対的に高い経済成長が期待される国の株式に投資します。労働人口が拡大している国に注目して投資を行うことでリターンの獲得を狙います。労働人口の拡大し続ける国は今後も消費の拡大、産業の発展というプラスのサイクルが回り続け、大きく成長と考えられます。 |
銘柄厳選!成長株から利回り収益を狙う!
新興国の企業の中から、相対的に高い利回りの継続と株価上昇が期待される銘柄を選んで投資します。新興国でも株主資本に対する意識の向上により、配当性向(利益の中から配当金としてどれだけ支払っているかを示す指標)が高まっている企業も増えてきています。これにより当ファンドの投資魅力も高まっています! |
地域別で分散投資するなら?
世界第2位の人口大国!新興国のなかでも大きな成長の期待できるインド株式に投資します。成長余地の大きい中小型株を投資対象とすることで大きなリターンを狙います。直近1年のトータルリターンは+34.19%と好調です!(2017年5月末時点、設定来(2011/08/31設定)では+177.58%) |
アセアン最大の人口を有するインドネシアの株式に投資します。本来の高い経済成長率に加えて、2017/5/19には格付会社のS&Pがインドネシアの格付を投資適格級に格上げしたこともあり、インドネシア経済の堅調さが注目されています。今年のインドネシア株式には期待が持てそうです。 |
アジアと欧州の接点に位置し、古くから「東西文明の十字路」として栄え、今後も貿易の拡大による経済の成長が見込まれるトルコ。 |
メキシコは中南米を代表する巨大消費国です。日本の人口と同じ1億2000万人の消費者を抱えています。生産年齢人口が多く、今後個人所得が拡大するにつれて、消費市場の伸びが期待できます。 |
当ファンドのご注意事項
- 「毎月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。