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定期預金・MMFでは増やせない?投信を取り入れてみませんか?
2015/1/16
定期預金やMMFより高い利回りに期待しませんか?
「手元にあるお金を、安全に少しでも多く増やしたい」と定期預金やMMFを選ぶかたも多いはず。
しかし、金利・利回りが高いと言っても定期預金の平均金利は0.027%(100万円を1年間預け入れた場合。都市銀行5行の金利平均)、MMFも0.05%台と「増やす」ことに適しているとはいえません。(2015/1/7時点)
一方、投資信託には、リスクをとって高いリターンを狙うものから、低リスクで安定運用を目指すものまで、実はたくさんの商品があります。リスクの低い投資信託ならば、1〜3%以上のリターンを望める商品も珍しくありません。定期預金と比較すると、なんと100倍以上のリターンが期待できます!
また、投信の場合、原則満期日はなく、いつでも売却できるので必要になったときはすぐに現金に戻せるのも大きな魅力です!
さらに、投資信託は、商品ごとの運用方針によって値動きが異なります。期待するリターンにあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
今回は、それぞれの投資資産別に人気の投信をご紹介します!
- ※投資信託は預金とは異なり、相場変動の影響で値動きが上下します。それにより、投資元本を割込む可能性があります。
投信にもいろいろあります!
「投信」と一口に言っても、国内の株に投資するもの、海外の債券に投資するものなど、さまざまな種類があります。
そんな数ある種類の中から、代表的な投資資産をピックアップし、過去5年の値動きと定期預金の金利とを比較してみました!
期間:2009/12/31〜2014/12/30
出所:三井住友トラスト・アセットマネジメント
(注)定期預金金利は日銀データを使用。
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
投資スタイル別 オススメ投信はこれ!
それぞれの投資資産にはどのような特徴があり、どのような投資スタイルに合っているのでしょうか。 スタイル別にオススメの投信とあわせてご紹介します!ご自身にあった投信をぜひ選んでみてください。
あまりリスクをとらず、安定的にリターンを求めたい方には!
大きな値動きを避け、「定期金利+α」のリターンを期待したい方には、『債券』に投資する投信がオススメです。
債券は株式やREITに比べると値動きは抑えられます。
また海外債券は、国内債券よりも利回りが高いので、預金金利よりも高いリターンが期待できます。ただし、為替変動の影響により大きな損失を被るおそれがありますので注意が必要です。
投資対象 | ファンド |
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国内債券 |
日本の物価連動国債に投資し、長期的に物価の動きに追随することをめざして運用を行います。物価の上昇から“ファンドの実質的な資産価値”を守ることをめざしているため、これからの物価の上昇を心配されている方にオススメのファンドです。 |
海外債券 |
信用力の高い先進国のソブリン債(各国政府や政府関係機関が発行・保証する債券)に投資します。その中でも相対的に金利水準が高い国のソブリン債を中心に投資し、安定した収益の確保をめざすファンドです。おこづかい感覚で毎月分配を楽しみながら投資できると人気のファンドです。 |
ある程度のリターンに期待しつつ、値動きも抑えたい方には!
ある程度の値動きは許容しつつ、リターンも求めたいという方には、『REIT』へ投資する投信がオススメです。
REITは制度上、要件を満たせば法人税が原則課税されない仕組みになっていて、株式よりも高い利回りが期待できます。
また賃料収入という安定的な収益源泉により、利回りが値動きのクッション効果の役割を果たすので、株式と比較すると中長期的には「ミドルリスク・ミドルリターン」であると考えられています。
前述の過去5年では、金融緩和の効果からJ-REITは169.4%と高い収益を生む結果となりました。
投資対象 | ファンド |
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J-REIT |
国内のREITに投資し、東証REIT指数の動きへの連動をめざして運用するインデックスファンドです。REITは国内株式や債券と比較すると相対的に利回りが高いのが魅力です。為替リスクをとらずに利回りの期待ができると人気のファンドです。 |
海外REIT |
世界各国のREITに投資します。世界各国の様々な業種のREITに分散投資するので、特定の国や業種の景気動向の影響を受けるリスクを分散する効果が期待できます。高水準の利回りとREITの値上がりの両方を狙えることから支持されているファンドです。直近3年間のリターンは29.58%でした。 |
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
リターンを追求し、アグレッシブな運用をお望みの方には!
せっかく運用するならリターンを求めたい!という方には『株式』に投資する投信をオススメします。
株式は債券やREITと比較すると、相対的に値動きが大きくなる傾向があります。その分得られるリターンにも期待ができるのです。どの銘柄が今後値上がりしそうか、財務状況はどうか、などを見極めるのは難しいものですが、投信ならそれを運用のプロにお任せすることができます。
前述の過去5年では、海外株式は円安の影響も受けて123.8%のリターンとなりました。
投資対象 | ファンド |
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国内株式 |
日経平均株価に連動する投資成果をめざして運用するインデックスファンドです。ニュースや新聞でも目にすることが多い「日経平均株価」を目標の指数としているので、投資をこれから始めるという方にもオススメのファンドです。 |
国内株式 |
国内外の株式を投資対象としますが、現状は国内株式のみに投資しています。株価の上昇局面では株式の組入れ比率を高め、下落が予想される局面では比率を引き下げ、“資産を守りながら増やす”仕組みのファンドです。「株式には投資してみたいが、下落幅が大きいので怖い」とお考えの方にも株式ファンドの入門編としてオススメのファンドです。 |
海外株式 |
MSCIコクサイ・インデックス(除く日本、円ベース)と連動する投資成果をめざして運用するインデックスファンドです。目標とする指数があるので、比較的わかりやすく、また様々な国へ投資していることからリスクの分散も図れます。コストが低いのも魅力の1つです。 |
こんなファンドもオススメ!
主に富裕層向け金融商品であった「ラップ口座(投資一任勘定)」を、少額から投資可能とした「ラップ型ファンド」です。世界のさまざまな資産に分散投資を行い、新しい運用手法も取り入れます。またマーケット環境に応じて資産配分を機動的に変更するなど、"お任せ機能”がついているのが特徴です。 |
人気の投信は他にもあります!
SBI証券では他にも、お客様の様々なニーズにお応えできるように多種多様な商品を取り揃えています。
今どんな投信が人気を集めているのかもご参考にしてください。
ご注意事項
- 本ファンドは、「毎月分配型」および「通貨選択型」の投資信託となります。お取引の前に必ず「毎月分配型投資信託・通貨選択型投資信託に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。