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円安転換?の今こそ海外債券投信!
2013/2/7
安倍政権の誕生後、為替市場では大幅な円安が進行しました。とはいえ、通貨ごとにみると円安の度合いにはかなりバラつきがありそうなので、これから海外債券型の投資信託に投資する場合、「どの通貨の債券に投資するか」も大事な判断要素といえます。
世界の通貨の中には、円に対する上昇度合いがまだ比較的小さい通貨もあります。円安の流れに乗ろうとお考えの方は、そうした出遅れ通貨建ての債券投信に着目してみてはいかがでしょうか。
対円でみた上昇度合いが比較的小さい通貨は?
リーマンショック後の主要通貨の対円での動きは、概ね下のイメージ図のようなパターンを辿っています。各通貨のリーマンショック後の下落幅に対する戻り率(D-B)/(A-B)を使って、中期的にみて対円レートでどの通貨が出遅れているかを表したのが下段の棒グラフです。
リラ(トルコ)、レアル(ブラジル)、ランド(南アフリカ)、ルピー(インド)の4通貨が、2012年12月末時点で戻り率が10%台前半にとどまっており、対円での上昇度合いで比較的出遅れているといえます。
リーマンショック以来の主要通貨の対円レートの典型的なパターン
- (出所)SBIファンドバンク作成
リーマンショック以来の主要通貨の対円レートの戻り率
- (注)2012年12月末時点
- (出所)SBIファンドバンク
まだ間に合う!?出遅れ通貨建て債券投信リスト
戻り率からみて出遅れ感が強い、ルピー(インド)、ランド(南アフリカ)、レアル(ブラジル)、リラ(トルコ)、の通貨建て債券に投資する投資信託を、SBI証券取扱ファンドの中からピックアップしてみました。
ブラジル債券投信は当社取扱い本数が多いため、運用成績等を考慮して選択しました。他の通貨については、取扱い投信をすべて掲載しています。
「今回の円安局面に少し乗り遅れた」とお感じの方も、比較的ご検討いただきやすいファンドではないでしょうか?
SBI証券取扱いの「出遅れ通貨」建て債券投信リスト
通貨 |
ファンド名 |
基準価額 |
直近 |
運用資産 |
決算 |
リターン(%) |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3ヶ月 |
1年 |
3年 |
||||||
レアル |
16,794 |
10円 |
2,850 |
年2回 |
14.8% |
17.7% |
4.7% |
|
9,006 |
120円 |
649,062 |
毎月 |
14.5% |
17.6% |
4.7% |
||
ルピー |
12,475 |
70円 |
1,774 |
毎月 |
11.8% |
28.6% |
− |
|
リラ |
9,202 |
60円 |
450 |
毎月 |
15.8% |
37.3% |
− |
|
11,386 |
90円 |
798 |
毎月 |
14.1% |
− |
− |
||
ランド |
8,840 |
40円 |
287 |
毎月 |
9.9% |
21.6% |
− |
|
8,409 |
45円 |
460 |
毎月 |
9.6% |
18.8% |
− |
||
8,654 |
40円 |
284 |
毎月 |
9.8% |
22.2% |
− |
- ※基準価額、直近分配金、運用資産は2013年1月21日時点。リターンは2012年12月末時点。
- ※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
- (出所)SBI証券
投資信託に関するご注意事項
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。