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2022-08-15 10:17:19

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は上昇!米雇用統計までリバウンド継続か

日経平均は上昇!米雇用統計までリバウンド継続か

2022/8/1

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1イベント無難通過も、28,000円定着に失敗

先週の225先物は週間で140円安(下落率0.50%)の27,750円と4週ぶりに反落となった。

週初は8日ぶりに反落。連日の上昇の反動が意識されるなか、スナップチャットの決算を背景とした米グロース株安の流れを受けて売りが先行。

7月ダラス連銀製造業活動指数の悪化や、米小売ウォルマートの業績下方修正を嫌気し、翌26日も小幅ながら続落。

週半ばも国際通貨基金(IMF)の成長率見通し引き下げに加え、7月消費者信頼感指数などの米経済指標の下振れが重荷になったが、アルファベットとマイクロソフトの決算が堅調だったことで安心感が台頭し、27日は反発。週後半、連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)は予想通り0.75ptの利上げを決定。

あく抜け感が台頭したほか、パウエル議長が消費や雇用の減速を認識し、利上げペース減速を示唆したこともあり、買い戻しに弾みが付いた。ただ、28日の225先物は朝方に28,000円を回復した直後は急失速し、伸び悩んだ。

7月22日時点の裁定残高は、ネットベースで5,874億円の買い越し(前週は3,402億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、2億4,082万株の買い越しで、7月15日時点(1億5,327万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(7月22日時点)

TOPIX先物ではJPモルガンなど海外勢が売り越し

225先物では売り方上位に野村、大和、SBIの国内勢が並んだ一方、買い方ではJPモルガンが週を通して買い越し。

TOPIX先物では、225先物で買い方上位だったJPモルガンが週末にかけて大幅に売り越したほか、GSやドイツなど海外勢が売り方上位に並んだ。買い方では、モルガンSが週を通して買い越した。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは20割れ、コールでは28,500円が売買活発

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.15pt安(下落率5.73%)の18.93と低下。米マイクロソフトなどGAFAMと称される主要テック企業の決算が堅調だったことや、FOMCの結果が予想通りだったことで、多くのイベントは無難に通過。

株式市場も底堅く推移するなか、プット(売る権利)が手仕舞われ、日経VIの低下に繋がった。
日経VIが20を下回ったのは6月8日以来となる。オプション市場では、プットについて権利行使価格26,500円、27,000円で建玉が大きく積み上がっており、一方で、コール(買う権利)は28,000円、28,500円で建玉が多い。

この週は、28,000円のコールが手仕舞いで建玉が減少する一方、28,500円のコールで建玉が積み上がり、売買高も28,500円が活発だった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、FOMCやGAFAM決算の無難通過でグロース株高強まる

NT倍率(先物)は上昇。

米7月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値の50割れをはじめとした米経済指標の相次ぐ悪化や、国際通貨基金(IMF)の成長率見通し引き下げを背景に景気後退懸念が強まるなか、米長期金利の低下基調を追い風にハイテク・グロース株買いが続いた。

マイクロソフトなどGAFAMと称される主要テック企業の決算が堅調だったこともこうした流れを支援。

さらに、連邦公開市場委員会(FOMC)が予想通りの結果だったうえ、利上げペースの減速が示唆されたことも勢いづかせた。現物株市場でグロース株買い・景気敏感株売りが優勢のなか、先物市場では225型優位の展開となり、NT倍率の上昇につながった。

3米雇用統計までリバウンド継続か

今週の225先物は横ばいか。

FOMCやGAFAM決算など主要イベントを通過し、米国市場ではグロース株を中心とした上昇基調が継続。

先週末の米株式市場では、FRBが重視する米6月個人消費支出(PCE)コアデフレータや4-6月期雇用コスト指数が軒並み予想を上回ったが、主要株価指数はそれらにほとんど目もくれず揃って続伸した。

しかし、注目処の決算を終えたことで全体としてここからはやや材料難。イベント前にかけて買い戻しが進んでいた分、イベント消化後は上昇が一服する可能性があろう。

市場関係者の間でも日経平均で28,000円、S&P500種株価指数で4,000〜4,100が戻り目処との見方が多く、日米ともにこの水準まで既に到達している。

市場はFRBの金利引き上げペース減速への期待を高めているが、物価指標次第で大幅利上げが続く可能性が残るなか、FRBが目指す政策金利と市場の期待値との間にはかなり乖離がある。

今後の指標の結果次第で、どちらかが修正を迫られることになる。

こうした中、今週末には米7月雇用統計が控える。平均賃金の高止まりなどが確認されれば、来週に控える米7月消費者物価指数(CPI)への警戒感が高まるだろう。225先物については先高観が残る反面、28,000円回復よりは失速リスクに注意したい。今週の225先物予想レンジは27,000-28,400円。

経済スケジュール(8月1日〜8月7日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月1日 国内 09:30 製造業PMI(7月)
14:00 自動車販売台数(7月)
決算発表 小野薬、アステラ薬、塩野義薬、TDK、住友化、大塚商会、JAL、JSR、京セラ、ヒロセ電機、ANAHD、大ガス
海外 10:45 中・財新製造業PMI(7月)
14:00 印・製造業PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(7月)
17:30 香港・GDP(4-6月)
18:00 欧・ユーロ圏失業率(6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(7月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
22:00 ブ・製造業PMI(7月)
22:45 米・製造業PMI(7月)
23:00 米・建設支出(6月)
23:00 米・ISM製造業景況指数(7月)
27:00 ブ・貿易収支(7月)
決算発表 HSBCホールディングス、ハイネケン、アフラック
8月2日 国内 08:50 マネタリーベース(7月)
10:00 営業毎旬報告(7月31日現在、日本銀行)
15:00 国内ユニクロ売り上げ速報(7月)
決算発表 三井物、三菱商、AGC、MUFG、ダイキン工、JR西日本、東電HD
海外 13:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(7月)
21:00 ブ・鉱工業生産(6月)
23:00 米・求人件数(6月)
米・自動車販売(7月、3日までに)
英・10年債入札
米・中間選挙予備選(アリゾナ州、カンザス州、ミシガン州、ミズーリ州、ワシントン州)
米・シカゴ連銀総裁がメディア向け朝食会主催
米・セントルイス連銀総裁が講演
決算発表 BP、キャタピラー、ウーバー、ギリアド、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
決算発表 プルデンシャル、スターバックス、エアビーアンドビー、ユニパー、ペイパル
8月3日 国内 09:30 サービス業PMI(7月)
09:30 総合PMI(7月)
臨時国会召集
決算発表 大東建、川崎汽船、住友商、スバル、オリックス、花王、住友電工、ZHLD、阪急阪神H、三菱ケミカル
決算発表 クボタ、JFEホールディングス、ヤマハ、小林製薬、野村HD、日本郵船、CTC、リコー、任天堂
海外 07:45 NZ・失業率(4-6月)
10:45 中・財新サービス業PMI(7月)
10:45 中・財新総合PMI(7月)
14:00 印・サービス業PMI(7月)
14:00 印・総合PMI(7月)
15:00 独・貿易収支(6月)
15:30 スイス・消費者物価指数(7月)
16:00 トルコ・消費者物価指数(7月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(7月)
18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(6月)
18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(6月)
22:00 ブ・サービス業PMI(7月)
22:00 ブ・総合PMI(7月)
22:45 米・サービス業PMI(7月)
22:45 米・総合PMI(7月)
23:00 米・耐久財受注(6月)
23:00 米・ISM非製造業景況指数(7月)
30:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表
「OPECプラス」閣僚級会合
独・15年債入札
決算発表 アクサ、BMW、コメルツ銀、ソシエテ・ジェネラル、モデルナ、リジェネロン・ファーマ、イーベイ、メットライフ
8月4日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
10年物価連動国債入札
決算発表 日本製鉄、ソフトバンク、コナミグループ、協和キリン、トヨタ、スクエニH
決算発表 キッコーマン、HOYA、日清食品H、旭化成、シスメクス、ユニチャム、TIS
海外 10:30 豪・貿易収支(6月)
15:00 独・製造業受注(6月)
20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
21:30 加・貿易収支(6月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・貿易収支(6月)
英・ベイリー英中央銀行総裁が会見
CPAC(保守政治行動会議)2022(7日まで)、トランプ前米大統領らが講演予定
米・中間選挙予備選(テネシー州)
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・テスラが年次株主総会
欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告
決算発表 メルク、クレディ・アグリコル、INGグループ、アリババグループ
決算発表 バイエル、イーライリリー、リフト、ウィーワーク、ドアダッシュ
8月5日 国内 08:30 家計支出(6月)
08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(6月)
08:30 実質賃金総額(6月)
14:00 景気先行CI指数(6月)
14:00 景気一致指数(6月)
決算発表 丸紅、伊藤忠、大成建設、スズキ、三菱地所、ミネベア、SOMPO、いすゞ自、ヤマハ発、東京海上H、シャープ
決算発表 レーザーテック、三菱重、NTTデ、島津製作所、凸版印刷、エーザイ、MS&AD、バンダイナムコホールディングス
海外 13:30 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
15:00 独・鉱工業生産指数(6月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(7月)
21:30 加・失業率(7月)
21:30 米・非農業部門雇用者数(7月)
21:30 米・失業率(7月)
21:30 米・平均時給(7月)
28:00 米・消費者信用残高(6月)
中・経常収支(4-6月)
露・ロシア・トルコ大統領会談
決算発表 アリアンツ、ウエスタンデジタル
8月7日 海外 中・外貨準備高(7月)
中・貿易収支(7月)
  • 提供:フィスコ社

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