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2024-04-19 21:28:00

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日経平均は続落!パウエルFRB議長の議会証言控え、下落継続か

2022/6/20

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1各国で利上げ相次ぎリスク回避の動き加速

先週の225先物は週間で2,070円安(下落率7.43%)の25,780円と急反落。週を通して下落基調が強かった。

米5月消費者物価指数(CPI)が予想を大幅に上回り、変動の激しい品目を除いたコア指数でも予想を超過したことでインフレピークアウトの前提が覆された。

6月のミシガン大消費者マインド指数が過去最低に落ち込んだことで景気後退懸念も強まった。米5月卸売物価指数(PPI)は予想を僅かに下回ったものの、引き続き大幅な伸びとなったことで、連邦準備制度理事会(FRB)の急速な金融引き締めを織り込む形で金利の上昇が続いた。

米10年債利回りは14日に3.48%と11年ぶりの高水準まで上昇。その後、連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが直前のリーク報道で伝わった通りに0.75ptの利上げを決定するとあく抜け感から一時買い戻しが入ったが戻りは限られた。

また、スイス国立銀行(中央銀行)が予想外に15年ぶりの利上げに踏み切ったほか、英イングランド銀行(同)も5会合連続での利上げを実施したことで、世界的な利上げ加速機運が警戒されるなか、週末には再び急落。積極的な引き締めが景気後退を招きかねないとの懸念も強まり、一段とリスク回避の動きが加速した。

6月10日時点の裁定残高は、ネットベースで8,136億円の買い越し(前週は8,829億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、2億8,965万株の買い越しで、6月3日時点(3億2,948万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(6月10日時点)

TOPIX先物でGSが大幅売り越し

225先物の売り方ではドイツ証券が週を通して大きく売り越し。週半ばまではみずほ証券やBofA証券も目立った。週末は商品投資顧問(CTA)とみられるCSが1,000枚超売り越した。反面、買い方では先物主導での相場急落のなか裁定売りが活発化し、AアムロCが大幅買い越し。

一方、TOPIX先物の売り方ではGSが週間で大幅売り越し。225先物で売り方トップだったドイツ証券はここでも大幅売り越し。JPモルガンやCSの売り越しも目立った。買い方では225先物と同様に、先物主導での相場急落のなか裁定売りが活発化し、ソジェンやBNPパリバが累計上位に並んだ。ほか、三菱UFJ、大和、野村の国内勢が上位に並んだ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは大幅上昇、リスクオフでプット買いが活発化

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で6.04pt高(上昇率28.40%)の27.31と大幅に上昇。世界的な金融引き締め加速を受けてリスク回避の動きが強まるなか、週を通して日経VIは上昇基調。

オプション市場ではプット(売る権利)の買いが活発化し、権利行使価格25,500円や26,000円での売買高が特に多かった。建玉では権利行使価格26,500円台で大きく積み上がる傾向が見られた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、世界的な金融引き締め加速で短期筋の売り膨らむ

NT倍率(先物)は低下。米5月消費者物価指数(CPI)の予想比での大幅上振れを背景にインフレピークアウト期待が剥落し、金利が急上昇。

米連邦公開市場委員会(FOMC)での27年ぶりとなる0.75ptの大幅利上げに加え、スイス国立銀行(中央銀行)の予想外の15年ぶりの利上げ、英イングランド銀行(同)の5会合連続での利上げなどを背景に世界的な金融引き締め加速への懸念が強まった。

こうした中、リスク回避の動きが先行し、先物市場では商品投資顧問(CTA)などの短期筋の225先物売りが膨らんだ。また、現物株市場で半導体などの値がさハイテク株を中心に下落したことも、先物市場での225型先行での下落につながった。こうした背景から、NT倍率は週を通して低下基調となった。

3日経平均は続落!パウエルFRB議長の議会証言控え、下落継続か

今週の225先物は下落が予想される。

各国での金融政策イベントが一巡し、短期的には前週の急落後の自律反発を狙った買いへの期待もある。

しかし、インフレピークアウトが見通せず、利上げペースの一段の加速もあり得るなか、戻りは限定的とならざるを得ないだろう。

米国での相次ぐ経済指標の下振れや中国での都市封鎖(ロックダウン)への警戒感がくすぶるなか、景気後退懸念も根強く、上値では含み損を抱えた投資家の戻り待ちの売りが出そうだ。

先物手口では先週、外資系証券の売り越しがかなり目立った。商品投資顧問(CTA)など短期筋とみられるCSの225先物売りのほか、GSによるTOPIX先物の大幅売り越しも確認されており、世界的な景況感の悪化を背景にグローバルマクロ系のヘッジファンドが売りを出していると推察される。

短期筋とは違ってマクロ系ファンドの早期の買い戻しは期待しにくく、こうした点からも戻りの鈍さを意識せざるを得ない。先週末の米株市場の戻りが急落後にもかかわらず鈍かったことも気がかり。

今週は22〜23日にパウエルFRB議長の議会証言があり、インフレ抑制を優先するタカ派な発言が出れば、一段の深押しも警戒される。今週の225先物予想レンジは25,000-26,800円とする。

経済スケジュール(6月20日〜6月26日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

6月20日 国内 10:00 野村HD、ANAHDが株主総会を開催
14:00 首都圏新築分譲マンション(5月)
月例経済報告(6月)
ヤマイチ・ユニハイムエステートが東証スタンダードに新規上場(公開価格:950円)
海外 10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR)
10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:25 ブ・週次景気動向調査
27:00 ブ・貿易収支(先週)
ブ・連邦政府債務残高(4月、25日までに)
米・株式市場は「奴隷解放記念日(ジューンティーンス)」の振替休日のため休場
欧・欧州連合(欧)外相理事会
6月21日 国内 10:00 みずほFG、JAL、商船三井、デンソーが株主総会を開催
13:00 9党党首討論会
海外 17:00 欧・ユーロ圏経常収支(4月)
20:00 ブ・ブラジル中央銀行が金融政策決定会合議事録公表
21:30 加・小売売上高(4月)
23:00 米・中古住宅販売件数(5月)
ブ・税収(5月、26日までに)
米・中間選挙予備選(バージニア州、ワシントンDC)、予備選決選投票(アラバマ州、アーカンソー州、ジョージア州)
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・リッチモンド連銀総裁が講演
オーストリア・核兵器禁止条約第1回締約国会議(23日まで)
6月22日 国内 08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(4月27・28日分)
10:00 営業毎旬報告(6月20日現在、日本銀行)
10:00 ホンダ、SUBARU、日立、日本郵船が株主総会を開催
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年、残存25年超(日本銀行)
14:00 石油連盟が定例会見
15:00 工作機械受注(5月)
15:15 LPガス協会が定例会見
参院選公示(投開票7月10日)
海外 07:45 NZ・貿易収支(5月)
15:00 英・消費者物価コア指数(5月)
15:00 英・生産者物価産出指数(5月)
17:00 南ア・消費者物価指数(5月)
21:30 加・消費者物価指数(5月)
23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(6月)
米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院銀行委員会で半期に1度の議会証言
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・フィラデルフィア連銀総裁とリッチモンド連銀総裁が講演
独・15年債入札
6月23日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
09:30 製造業PMI(6月)
09:30 サービス業PMI(6月)
09:30 総合PMI(6月)
10:00 コスモHDが株主総会を開催
14:30 東京地区百貨店売上高(5月)
14:30 全国百貨店売上高(5月)
ホームポジションが東証スタンダードに新規上場(公開価格:450円)
坪田ラボが東証グロースに新規上場(公開価格:470円)
ジャパンワランティサポートが東証グロースに新規上場(公開価格:1640円)
海外 16:30 独・製造業PMI(6月)
16:30 独・サービス業PMI(6月)
16:30 独・総合PMI(6月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(6月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(6月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(6月)
17:30 英・製造業PMI(6月)
17:30 英・サービス業PMI(6月)
17:30 英・総合PMI(6月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・経常収支(1-3月)
22:45 米・製造業PMI(6月)
22:45 米・サービス業PMI(6月)
22:45 米・総合PMI(6月)
27:00 メキシコ・中央銀行が政策金利発表
米・パウエルFRB議長が下院金融委員会で半期に1度の議会証言
米・FRBがストレステスト結果公表
欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告
欧・欧首脳会議(24日まで)
決算発表 フェデックス
6月24日 国内 08:30 消費者物価コア指数(5月)
08:50 企業向けサービス価格指数(5月)
10:00 ソフトバンクG、りそなHD、マツダが株主総会を開催
15:00 岸田首相、鈴木財務相、雨宮日銀副総裁が全国信用金庫大会であいさつ
マイクロ波化学が東証グロースに新規上場(公開価格:605円)
海外 15:00 英・小売売上高指数(5月)
17:00 独・IFO企業景況感指数(6月)
20:00 ブ・FGV消費者信頼感(6月)
21:00 ブ・IBGEインフレ率IPCA-15(6月)
23:00 米・新築住宅販売件数(5月)
23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(6月)
中・経常収支確定値(1-3月)
米・サンフランシスコ連銀総裁が講演
伊・2年債入札
6月26日 海外 独・G7首脳会議(28日まで)
米・セレクトUSA投資サミット(29日まで)
  • 提供:フィスコ社

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