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2024-04-19 15:40:38

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は急落!ハイボラティリティーな米株市場を睨んだ展開

日経平均は急落!ハイボラティリティーな米株市場を睨んだ展開

2022/5/9

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1FOMCなどイベント消化し、225先物は往って来い

4月最終週(4/25-28)の225先物は週間で230円安(下落率0.85%)の26,870円と反落。

連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の大幅利上げ示唆による警戒感が続いたほか、中国景気の減速懸念もくすぶり、週初から大幅に下落。その後は、もみ合い展開。週末は売り方の買い戻しが進み、週初の下落幅をほぼ取り戻した。

5月第1週(5/2,6)は週間で240円高(上昇率0.89%)の27,110円と反発。2日は米アマゾンの株価急落などが投資家心理を冷やしたが、1ドル=130円台に乗せた20年ぶりの円安進行や国内企業の好決算が下支え。

3-4日に開催されたFOMCでは予想通り、0.5ptの利上げと6月からの量的引き締め(QT)の開始が決定。また、パウエル議長が会見で、今後複数会合での0.5ptの利上げを検討している一方、0.75ptの大幅利上げには否定的な見解を示したほか、QTのペースを明確化したため、不透明感が緩和。これを受けて4日の米国株は急伸。

しかし、インフレを抑制できない恐れなども警戒され、5日の米国株は一転して急落。乱高下した米株市場を嫌気し、6日の225先物も一時大きく下落したが、円安進行や市況関連株の大幅高が投資家心理を下支えし、結局上昇に転じて27,000円を回復した。

4月22日時点の裁定残高は、ネットベースで5,033億円の買い越し(前週は5420億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、2億421万株の買い越しで、4月15日時点(2億2,019万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(4月22日時点)

TOPIX先物でのみずほ証券の売り越し目立つ

4月最終週、225先物では目立った動きや示唆に富む動きは見当たらず。一方、TOPIX先物では、みずほ証券が売り方上位に躍り出たほか、買い方では26日にモルガンSとJPモルガンが揃って2,000枚超買い越し。

また、28日にはGSが6,000枚超の大量買い越しを見せ、買い方トップに。累計ではJPモルガンがGSに続いて2位となった。5月第1週は225先物で、6日に野村が1,900枚近く買い越したほか、JPモルガンが1000枚超買い越し。

売り方では2日にモルガンSが1,200枚超の売り越し。一方、同日にモルガンSはTOPIX先物で4,000枚近く大量に売り越した。ほか、TOPIX先物では2日にみずほ証券が1,400枚超売り越し、買い方では、2日にBofA証券が1,700枚超、6日にはドイツ証券が1,500枚超それぞれ買い越した。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2FOMC後もインフレ懸念拭えず、日経VI高止まり

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は4月22日比で4.96pt高(上昇率21.8%)の27.73と上昇。FOMCを前にした米金融引き締め懸念やGAFAMの決算を控えた警戒感から、4月25日の日経VIは大幅高。その後は、連休中の空白リスクを意識した警戒感から高止まり。連休明けも、FOMC通過後も乱高下する米株市場の動きを反映し、日経VIは高止まりが続いた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、ハイテク・グロース売り・景気敏感株買いを反映

4月最終週(4/25-28)および5月第1週(5/2,6)の2週にわたってNT倍率(先物)は低下。連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げへの警戒感が続くなか、米アルファベットなど“GAFAM”群の決算も冴えないものが多く、ナスダック総合指数は年初来安値を更新する日が散見された。こうした中、東京市場でも値がさのハイテク・グロース株が軟調だった一方、円安進行や商品市況高を背景に景気敏感株の一角は堅調に推移。これを映して、先物市場では225先物に対して相対的にTOPIX先物の堅調さが続き、NT倍率は低下基調となった。

3CPI結果次第では買い戻し活発化

今週の225先物は神経質な展開か。

注目は4月の米物価指標、特に消費者物価指数(CPI)だ。3月に続き、インフレ鈍化を示唆する結果となれば、投資家心理が既に過度に悲観に傾き、ヘッジファンドの株式比率が過去2年で最も低く、空売り比率が過去5年間で最高水準にあるとの指摘もあるなか、短期的には買い戻しが活発化しそうだ。

一方、CPI発表前はヘッジ売りが膨らむ可能性があり、週前半の下落には警戒だ。2021年から株式ファンドに流入した巨額資金のエントリーポイントの平均値を考慮すると、米株式から大量に資金が流出する臨界点はS&P500で4,000ポイントとの分析もある。

買い戻しが本格化する前にこの水準を下回ると売りが売りを呼ぶ連鎖も警戒される。乱高下する米株市場に翻弄される展開が続きそうだ。今週の225先物予想レンジは26,000-27,800円とする。

経済スケジュール(5月9日〜5月15日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

5月9日 国内 08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(3月)
08:30 実質賃金総額(3月)
08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(3月17・18日分)
09:30 総合PMI(4月)
09:30 サービス業PMI(4月)
決算発表 川崎汽船、日本郵船、ユニチャム
海外 20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:25 ブ・週次景気動向調査
23:00 米・卸売在庫(3月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
中・貿易収支(4月)
中・資金調達総額(4月、15日までに)
中・マネーサプライ(4月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(4月、15日までに)
ブ・個人ローン・デフォルト率(3月、14日までに)
ブ・融資残高(3月、14日までに)
ブ・経常収支(3月、14日までに)
ブ・海外直接投資(3月、14日までに)
ブ・基礎的財政収支(3月、14日までに)
ブ・純債務対GDP比(3月、14日までに)
インドネシア・GDP(1-3月)
香港・株式市場は祝日のため休場(仏誕節の振替休日)
5月10日 国内 08:30 家計支出(3月)
決算発表 住友商、伊藤忠、日本製鉄、パンパシI、ダイキン工、協和キリン、 島津製作所、出光興産
決算発表 AGC、三菱商、ソニーG、任天堂、ヤマトHD、ユー・エス・エス、ローム、太陽誘電、住友鉱
海外 16:00 トルコ・失業率(3月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
18:00 独・ZEW期待指数(5月)
21:00 ブ・小売売上高(3月)
23:00 ブ・自動車販売台数(4月)
米・3年債入札
独・5年債入札
欧州復興開発銀行(EBRD)年次総会(12日まで)
米・アトランタ連銀総裁が講演
韓・大統領に尹錫悦氏が就任
決算発表 バイエル、ペロトン
5月11日 国内 14:00 景気先行CI指数(3月)
14:00 景気一致指数(3月)
決算発表 小野薬、塩野義薬、日本酸素ホールディングス、オリンパス、オリックス、スズキ、富士フイルム
決算発表 TIS、INPEX、花王、ミネベア、ヤマハ、ソフトバンク、武田薬、TDK、ブリヂストン、シャープ
決算発表 パナソニック、NTTデ、バンナムH、カプコン、トヨタ、住友電工、味の素、凸版印刷
海外 10:30 中・消費者物価指数(4月)
10:30 中・生産者物価指数(4月)
15:00 独・CPI(4月)
16:00 マレーシア・中央銀行が政策金利発表
21:00 ブ・IBGEインフレ率IPCA(4月)
21:30 米・消費者物価コア指数(4月)
27:00 米・財政収支(4月)
中・海外直接投資(4月、18日までに)
米・10年債入札
独・10年入札
米・アトランタ連銀総裁が講演
決算発表 ウォルト・ディズニー
5月12日 国内 08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(4月27、28日分)
08:50 国際収支(経常収支)(3月)
08:50 貸出動向 銀行計(4月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(4月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
11:00 東京オフィス空室率(4月)
13:30 倒産件数(4月)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(4月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(4月)
決算発表 三菱重、スバル、NTT、明治HD、SUMCO、三菱地所、テルモ、浜松ホト、ソフトバンクG、資生堂、日産
決算発表 東エレク、住友不動産、キリンHD、NIPPON EXPRESSホールディングス、セコム、ネクソン、クボタ
決算発表 シスメクス、サントリ食、トレンド、コナミHD、マクドHD、第一生命H、GMOPG、りそなHD、三井住友TH
海外 11:00 フィリピン・GDP(1-3月)
15:00 英・鉱工業生産指数(3月)
15:00 英・GDP速報値(1-3月)
15:00 英・商品貿易収支(3月)
21:00 印・消費者物価指数(4月)
21:00 印・鉱工業生産(3月)
21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(3月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・生産者物価コア指数(4月)
27:00 メキシコ・中央銀行が政策金利発表
米・30年債入札
米・バイデン大統領と東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳のサミット(13日まで)
独・G7外相会合(14日まで)
石油輸出国機構(OPEC)月報
決算発表 シーメンス、メルク、コメルツ銀、アリアンツ、ウィーワーク、鴻海精密工業
5月13日 国内 08:50 マネーストック(4月)
決算発表 鹿島、旭化成、エネオス、大塚HD、三菱ケミH、日清食品H、大成建設、かんぽ生命
決算発表 阪急阪神H、日産化、ゆうちょ銀、住友化、SMC、T&DHD、近鉄GHD、みずほFG、東レ
決算発表 朝日インテ、三井不、日本郵政、大日本印刷、いすゞ自、楽天G、ヤマハ発、KDDI
決算発表 三井住友FG、東芝、日本ペイH、エーザイ、ヤクルト、東急、大和ハウス、ダイフク
海外 13:00 マレーシア・GDP(1-3月)
17:30 香港・GDP改定値(1-3月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(3月)
21:30 米・輸入物価指数(4月)
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)
25:00 露・CPI(4月)
印・貿易収支(4月、16日までに)
  • 提供:フィスコ社

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