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2022-05-20 20:57:14

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は66円高!FOMC通過まで波乱含み!事前織り込み不透明であく抜け期待は危うし

日経平均は66円高!FOMC通過まで波乱含み!事前織り込み不透明であく抜け期待は危うし

2022/1/24

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1調整色強める米国市場受けリスク回避ムード高まる

先週の225先物は週間で670円安(下落率2.38%)の27,520円と下落。連休明けから米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めを巡って調整色を強めた米国市場の動向を受け、東京市場でも週半ばから波乱含みの展開となった。

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)や著名投資家のビル・アックマン氏が、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)時の利上げは0.25%でなく0.5%になる可能性を警告。

また、英マラソン・アセット・マネジメントの代表が「FRBがインフレ抑制のため8回の利上げを行う」という予想を出すなど、FRB高官らが25-26日のFOMCを前にしたブラックアウト期間に入るなか、有識者からかなりのタカ派想定の発言が連日で飛び出し、相場の不安心理を煽る形に。

米ナスダックやSOX指数が連日で大幅下落するなかリスク回避の動きが強まり、225先物も週半ばには28,000円を割り込み、20、21日には27,000円を窺う場面もみられた。突っ込み警戒感から週末の午後は下げ渋ったが、週間では大幅な下落となった。

1月14日時点の裁定残高は、ネットベースで4,060億円の買い越し(前週は3,244億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、1億6,304万株の買い越しで、1月7日時点(1億2,834万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(1月14日時点)

TOPIX先物では海外勢の売り越し目立つ

日米ともに株式市場が調整色を強めるなか、TOPIX先物を中心に海外勢の売り越しが目立った。累計上位にはBofA証券、モルガンS、CS、JPモルガン、シティGなどが並んだ。

一方、買い方には先物主導で下げたことで割安な先物を買い、割高な現物を売る裁定売りの動きからソジェンやBNPパリバなど裁定業者が並んだ。

225先物では相対的に目立った手口は少なかったが、相場が急落し225先物が27,000円台に突入した19日にはシティG、JPモルガン、みずほなどが2,000枚前後売り越していた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2FRBの緩和縮小巡る思惑で日経VI大幅上昇

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で4.03pt高(上昇率18.40%)の25.93と上昇した。

著名投資家などからFRBの金融引き締めを巡って想定以上のタカ派想定発言が相次ぐなか、25-26日のFOMCを前にした警戒感が高まり、株式市場は調整色を強めた。下値不安が高まるなかプット(売る権利)が出来高を伴って買われたことで、日経VIは大きく上昇した。

なお、米国のVIX指数は21日には一時30ptに迫る水準にまで上昇した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、TOPIX先物での海外勢大幅売り越しでNT倍率は直近低下を修正

NT倍率(先物)は上昇。25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に米連邦準備制度理事会(FRB)高官らがブラックアウト期間で発言を控えるなか、複数の市場関係者からFRBの金融引き締めを巡って、相当なタカ派想定の発言が連日で相次いだ。

こうしたなか市場の警戒感が急速に高まり、株式市場は先物主導で下落。FRBのインフレ後追い型の金融引き締めが景気減速を招くとの見方から、現物株市場では年始から相対的に堅調だった景気敏感株にも売りが広がった。

先物手口では、TOPIX先物を中心に海外勢の大幅な売り越しが観測され、NT倍率はこれまでの低下基調の修正をする形で上昇した。

3FOMC直前の仕掛け売りに注意

今週の225先物は神経質な展開か。

FRBの金融引き締めを巡って様々な思惑が高まっている。先週、米国では毎日のように主要株価指数が日中乱高下。
今週も日米ともに株式市場は非常にボラティリティーの高い相場展開となりそうだ。

年明け5日のFOMC議事録(昨年12月開催分)の公表以降、FRB高官や有識者らの相次ぐタカ派発言から、相場には相当に緩和縮小のネガティブ要因が織り込まれたと思われる。

しかし、コロナショック下での異例の緩和策の出口は経験がなく、事前の織り込みなども不透明だ。

仮にFRBが25日からのFOMCで量的緩和策の縮小ペースの更なる加速、3月利上げ幅の0.5%など最大のタカ派想定の結果を示唆すれば、あく抜けではなく相場は一段と下げる可能性が高い。

さすがにここまでの急変は考えにくく、今の市場の動きは過剰反応な印象も受けるが、パウエル議長の記者会見が織り込まれる東京時間27日までは相場は不安定な動きを強いられよう。

米10年国債利回りは直近高値の1.9%を付けてからは足元1.76%まで低下しており、金利上昇の一服感は安心材料となるが、VIX指数が急上昇しているなか、短期的なリスク回避の動きが重なれば、オーバーシュート気味に相場が下げることもあり得る。

買い手に欠くなか、イベント直前には仕掛け売りなどにも注意が必要だろう。今週の225先物予想レンジは27,000-28,000円とする。

経済スケジュール(1月24日〜1月30日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

1月24日 国内  09:30 製造業PMI(1月)
09:30 サービス業PMI(1月)
09:30 総合PMI(1月)
10:00 営業毎旬報告(1月20日現在、日本銀行)
海外 17:30 独・製造業PMI(1月)
17:30 独・サービス業PMI(1月)
17:30 独・総合PMI(1月)
18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(1月)
18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(1月)
18:00 欧・ユーロ圏総合PMI(1月)
18:30 英・製造業PMI(1月)
18:30 英・サービス業PMI(1月)
18:30 英・総合PMI(1月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(1月22日まで1カ月間)
23:45 米・製造業PMI(1月)
23:45 米・サービス業PMI(1月)
23:45 米・総合PMI(1月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
  米・2年債入札
  欧・欧外相理事会
  伊・議会で大統領選出投票開始
1月25日  火  国内 14:00 首都圏新築分譲マンション(12月)
14:30 全国百貨店売上高(12月)
14:30 東京地区百貨店売上高(12月)
海外 08:00 韓・GDP(10-12月)
09:30 豪・消費者物価指数(10-12月)
18:00 独・IFO企業景況感指数(1月)
20:00 ブ・FGV消費者信頼感(1月)
23:00 米・FHFA住宅価格指数(11月)
23:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(11月)
24:00 米・消費者信頼感指数(1月)
  米・連邦公開市場委員会(FOMC)(26日まで)
  米・5年債入札
  国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)公表
  決算発表 マイクロソフト、GE、TI、ロッキード、アメックス、ベライゾン、J&J、3M
1月26日 国内 08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月17・18日分)
08:50 企業向けサービス価格指数(12月)
10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
14:00 景気一致指数(11月)
14:00 景気先行CI指数(11月)
海外  06:45 NZ・貿易収支(12月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
20:00 ブ・FGV建設コスト(1月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(1月)
21:30 ブ・経常収支(12月)
21:30 ブ・海外直接投資(12月)
22:30 米・卸売在庫(12月)
24:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
24:00 米・新築住宅販売件数(12月)
28:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表
  米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見
  独・10年債入札
  世界経済フォーラム(WEF)が「世界競争力レポート」発表
  決算発表 テスラ、インテル、ボーイング、AT&T、アボット
1月27日  木  国内  08:50 対外・対内証券投資(先週)
15:00 工作機械受注(12月)
17:30 ルノー・日産自動車・三菱自動車アライアンスがオンライン会見
  決算発表 キヤノン、信越化、NRI、アドテスト、新光電気工業、富士通、日本取引所、小糸製、三井住友TH、富士電
海外  06:45 NZ・消費者物価指数(10-12月)
10:30 中・工業企業利益(12月)
11:00 フィリピン・GDP(10-12月)
17:00 台湾・GDP(10-12月)
22:30 米・GDP速報値(10-12月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・耐久財受注(12月)
24:00 米・中古住宅販売成約指数(12月)
  南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
  米・7年債入札
  決算発表 アップル、マクドナルド、コムキャスト、マスターカード、ビザ、ブラックストーン、SAP
  決算発表 ドイツ銀行、STマイクロエレクトロニクス、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン、サムスン電子
1月28日  金  国内 08:30 東京CPI(1月)
17:00 国債買い入れ日程(2月、日本銀行)
  新型コロナ感染症対応の金融支援特別オペ(日本銀行)
  決算発表 大東建、ヒューリック、スクリンH、大和証G、東ガス、中部電力、エプソン、日本M&A
  決算発表 KDDI、関西電、オリランド、信金中央金庫、SGHD、ミスミG、オムロン
海外 17:30 香港・GDP(10-12月)
18:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(12月)
18:00 独・GDP速報値(10-12月)
19:00 欧・ユーロ圏景況感指数(1月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(1月)
20:00 ブ・FGVインフレ率IGPM(1月)
21:00 ブ・全国失業率(11月)
21:30 ブ・融資残高(12月)
22:30 米・雇用コスト指数(10-12月)
22:30 米・個人所得(12月)
22:30 米・個人消費支出(12月)
22:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(12月)
24:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(1月)
1月30日 海外 10:00 中・製造業PMI(1月)
10:00 中・非製造業PMI(1月)
10:00 中・総合PMI(1月)
10:45 中・財新製造業PMI(1月)
  ポルトガル・総選挙
  • 提供:フィスコ社

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