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2024-03-29 03:46:50

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は209円高!インフレ警戒も下値を固める展開か

日経平均は209円高!インフレ警戒も下値を固める展開か

2022/1/17

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1タカ派FRBへの警戒感継続

先週の225先物は260円安(下落率0.91%)の28,190円と続落。週初11日は、米12月雇用統計が労働市場の逼迫感を示唆する内容となり、連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへ懸念が一段と強まるなか、米10年物国債利回りが約2年ぶりの高値を記録したこともあり、売りが広がった。

12日はFRB議長の再任指名公聴会でパウエル議長が段階的な金融引き締めを示唆したことから警戒感が後退、買い戻しが入り225先物は590円高と大幅反発。しかし、13、14日は再び連日で大きく下落。FRBの複数の高官から年3〜4回の利上げに前向きな発言が相次いだほか、ハト派とされるブレイナード理事も、FRB副議長への指名承認公聴会で利上げに意欲を示したことから、金融引き締め懸念が再燃。

米国の12月の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)は概して市場予想に一致し、長期金利も低下に転じていたが、現物株市場でのグロース(成長)株売りの動きに歯止めがかからず、先物市場でもリスク回避的な売りが広がった。

1月7日時点の裁定残高は、ネットベースで3,244億円の買い越し(前週は2,580億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、1億2,834万株の買い越しで、12月30日時点(1億1,389万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(1月7日時点)

両先物ともに週末にかけて海外勢が売り越し

FRBのタカ派姿勢への警戒感が改めて高まった週末にかけて、海外勢の売り越しが目立った。225先物ではJPモルガン、TOPIX先物ではBofA証券やGSが目立った。

先物主導で下げたことから、裁定売りが行われたとみられ、買い方では225先物でAアムロC、TOPIX先物ではAアムロC、ソジェン、BNPパリバが上位に入った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2金融引き締め懸念再燃で日経VI上昇

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で1.77pt高(上昇率8.79%)の21.90と上昇した。

週半ばに節目の20を割り込んだものの、FRB高官らの相次ぐタカ派発言から金融引き締め懸念が再燃すると、週末にかけて日経VIは上昇し、再び20を上回って週を終えた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、金融引き締め懸念再燃で値がさグロース売り継続

NT倍率(先物)は低下。

米12月雇用統計が労働需給の引き締まりを意識させる内容となり、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感が一段と広がるなか、祝日明けからハイテク・グロース(成長)株を中心に下落し、NT倍率は大きく低下。米上院公聴会でパウエル議長が段階的な金融引き締めを示唆したことや、米国の12月物価指数が概して市場予想に一致したことで、警戒感は一時後退。

しかし、複数のFRB高官から年3〜4回の利上げやバランスシートの縮小に前向きな発言が出たほか、ハト派とされてきたブレイナード理事も公聴会で利上げに意欲を示したことから懸念が再燃。週末にかけて再びグロース株が大きく売られ、NT倍率の上値圧迫要因となった。

3インフレ警戒も下値を固める展開か

今週の225先物はもみ合いながらも下値を固める展開か。

来週25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に全体的に様子見ムードが広がりそうだ。一方で、年明け以降のFOMC議事録公表やFRB高官からの相次ぐタカ派発言により、市場では年3〜4回の利上げ、年央からのバランスシート縮小(QT)などの織り込みがかなり進んだともいえる。

12月のISM製造業景況指数で入荷遅延と仕入価格の指数がともに低下したほか、中国の財新製造業PMIでもサプライヤー納期や販売価格の指数が低下し、供給制約が緩み始めていることが窺えるため、中長期的にはインフレ高進についても鈍化が予想される。

年明けから上昇が続いていた米10年国債利回りは、10日に1.8%台を付けた後は、米12月のCPIやPPI発表後に一時低下に転じていた。先週末に再び1.79%まで上昇してきており、引き続き警戒は必要だが、週末の米ハイテク株には押し目買いも入っており、年明け以降の極端なグロース売りの動きは一巡してきたとみられる。

225先物も先週末に一時28,000円割れを見た直後だけに、売り一巡感から下値は堅く推移することが予想される。そのほか、今週は週初から日銀の金融政策決定会合が開かれる。先週末に利上げに関する議論をしているなどと報じられていたこともあり、注目したい。今週の225先物予想レンジは28,000-29,000円とする。

経済スケジュール(1月17日〜1月21日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

1月17日 国内 08:50 コア機械受注(11月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)
13:30 第3次産業活動指数(前月比) (11月)
14:00 衆院本会議で岸田首相の施政方針演説、鈴木財務相の財政演説など政府4演説
通常国会召集
日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)
みずほの業務改善計画の金融庁への提出期限
海外 11:00 中・GDP(10-12月)
11:00 中・鉱工業生産指数(12月)
11:00 中・小売売上高(12月)
11:00 中・不動産投資(12月)
11:00 中・固定資産投資(都市部)(12月)
11:00 中・調査失業率(12月)
20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(1月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)
20:25 ブ・週次景気動向調査
21:00 ブ・経済活動(11月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
米・株式市場は祝日のため休場(キング牧師生誕記念日)
欧・ユーロ圏財務相会合
世界経済フォーラム(WEF)主催「ダボス・アジェンダ」(21日まで)
アブダビ首長国・ワールド・フューチャー・エナジー・サミット(19日まで)
1月18日 国内 13:30 設備稼働率(11月)
13:30 鉱工業生産(11月)
月例経済報告(1月)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表
黒田日銀総裁が会見
海外 16:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(12月)
16:00 英・失業率(12月)
16:00 英・ILO失業率(3カ月)(11月)
19:00 独・ZEW期待指数(1月)
22:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)
24:00 米・NAHB住宅市場指数(1月)
30:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(11月)
欧・EU財務相理事会
欧・欧州議会がサッソリ議長死去に伴い新議長選出
石油輸出国機構(OPEC)月報
決算発表 ゴールドマン
1月19日 国内 電子機器や部品の展示会「ネプコンジャパン」開幕(21日まで)
自動車の先端技術展「オートモーティブワールド」開幕(21日まで)
海外 16:00 独・CPI(12月)
16:00 英・消費者物価コア指数(12月)
16:00 英・生産者物価産出指数(12月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)
17:00 南ア・消費者物価指数(12月)
18:00 欧・ユーロ圏経常収支(11月)
22:30 加・消費者物価指数(12月)
22:30 米・住宅着工件数(12月)
22:30 米・住宅建設許可件数(12月)
決算発表 P&G、BofA、モルガンS、アルコア
1月20日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
08:50 貿易収支(12月)
08:50 輸出(12月)
08:50 輸入(12月)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
11:00 航空連合が春季生活闘争方針について記者会見
海外 09:30 豪・失業率(12月)
10:30 中・1年物ローンプライムレート(LPR)(1月)
10:30 中・5年物ローンプライムレート(LPR)(1月)
19:00 欧・ユーロ圏CPI(12月)
20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(1月)
24:00 米・中古住宅販売件数(12月)
米・バイデン大統領就任1年
欧・欧州中央銀行(ECB)議事要旨(12月会合)
欧・EU環境・エネルギー担当相会合(22日まで)
決算発表 ネットフリックス
1月21日 国内 08:30 消費者物価コア指数(12月)
08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(12月16・17日分)
海外 16:00 英・小売売上高指数(12月)
22:30 加・小売売上高(11月)
24:00 米・景気先行指数(12月)
24:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(1月)
国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事にギータ・ゴピナート氏就任
  • 提供:フィスコ社

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