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2022-01-28 14:08:48

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は256円安!更なる下落に注意!?米CPIなどに注目

日経平均は256円安!更なる下落に注意!?米CPIなどに注目

2022/1/11

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1今年は急伸後に急反落の波乱スタート

昨年最終週の225先物は週間で160円高(上昇率0.56%)の28,870円と4週続伸。

新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の世界的な感染拡大が警戒された。年末年始の休暇入りの投資家も多く、商いが盛り上がらないなかで「掉尾の一振」は起こらず、小幅高にとどまった。

今年第1週の225先物は週間で420円安(下落率1.45%)の28,450円と5週ぶりに反落。週初はオミクロン株感染収束を期待した米株高や円安・ドル高を追い風に買いが先行、新年度相場入りした海外投資家の新規買いも入ったとみられ、225先物は360円高の29,230円と大幅高でスタートを切った。

しかし、6日は一転して急落。昨年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録において従来想定されていたより早いペースで利上げ・バランスシート縮小を実施する可能性が示唆され、緩和マネー後退への懸念が急速に高まった。

現物株市場でハイテクやグロース(成長)株が総じて売り込まれるなか、先物市場でもリスク回避の動きが先行。商品投資顧問(CTA)など短期筋の売りも下落に拍車をかけ、225先物は770円安と急反落した。

12月30日時点の裁定残高は、ネットベースで2,580億円の買い越し(前週は1,390億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、1億1,389万株の買い越しで、12月24日時点(7,011万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(12月30日時点)

今年第1週はTOPIX先物でのGS大量売り越しが目立つ

昨年最終週は年末年始の休暇入りで取引参加者が少なかったこともあり、大きな動きは少なかった。TOPIX先物ではみずほ証券の買い越し基調が目立った。

一方、今年第1週は急落した6日に225先物でCSやJPモルガンの売り越しが目立った。TOPIX先物ではGSによる週を通じた大量の売り越しが目を引いた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2緩和縮小への警戒感から日経VI上昇

昨年最終週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.42pt高(上昇率2.24%)の19.21と上昇し、今年第1週も同0.92pt高(上昇率4.79%)の20.13と連続して上昇した。

年末に目立った動きはなかったが、年明けはFOMC議事録公表を受けた緩和縮小への警戒感から相場が急落したこともあり、日経VIは大きく上昇する展開となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は年明け週後半に大きく低下、FOMC議事録受けてリスク回避の動き

NT倍率(先物)は昨年最終週と今年第1週ともに低下。年末は世界的な新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」感染拡大と治療薬への期待から楽観と悲観が交錯するなか、取引参加者も少なくほぼ小動き。

年明けは初日の4、5日こそは新年度相場入りした海外投資家の新規買いなどから大幅高となったものの、円安・ドル高や資源価格の高騰を背景に景気敏感株中心の物色となり、先物でもTOPIX型優位の展開でNT倍率は低下。

6日からは昨年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で想定よりも速いペースでの利上げやバランスシート縮小が示唆され、リスク回避の動きから相場が急落。短期筋中心に225型先行で先物売りが嵩み、NT倍率は大きく低下した。

3更なる下落に注意!?米CPIなどに注目

今週の225先物は急落に注意か。

7日に発表された12月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を下回った一方、失業率は4%を割り、賃金の伸びは予想を大きく上回った。これを受けて、FRBによる3月FOMCでの利上げ確度は一段と高まったとの指摘が多く聞かれる。

米10年国債利回りも7日には昨年高値を上回る水準にまで上昇。今週は米国で12月消費者物価指数(CPI)などが発表されるほか、25、26日にはFOMCも控えている。利回りの高さに着目した債券買い需要を踏まえれば、金利上昇ペースの鈍化も予想されるが、これらイベントを前に金利動向には神経質にならざるを得ず、相場の方向感を見極めたいとの思惑もあり、積極的な買いは引き続き手控えられそうだ。

また、先週は225先物でCTAなど短期筋中心のまとまった売り越しが見られたほか、TOPIX先物ではGSが週末にかけて大幅に売り越していた。先安観の強さを示唆しているようで、買い手が乏しいなか一段の仕掛け売りなどにも注意が必要だろう。

今週の225先物予想レンジは28,000-29,000円とする。

経済スケジュール(1月10日〜1月15日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

1月10日 国内 株式市場は祝日のため休場(成人の日)
海外 16:00 トルコ・失業率(11月)
19:00 欧・ユーロ圏失業率(11月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(1月7日まで1カ月間)
24:00 米・卸売在庫(11月)
27:00 ブ・貿易収支(先週)
中・資金調達総額(12月、15日までに)
中・マネーサプライ(12月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(12月、15日までに)
米・アトランタ連銀総裁が講演
スイス・米ロ2国間協議
第15回アジア金融フォーラム(AFF2022、11日まで)
1月11日 国内 10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年)(日本銀行)
13:30 第88回生活意識に関するアンケート調査の結果(日本銀行)
14:00 景気先行CI指数(11月)
14:00 景気一致指数(11月)
15:00 コール市場残高(12月、日本銀行)
決算発表 コスモス薬、安川電
海外 09:30 豪・貿易収支(11月)
09:30 豪・小売売上高(11月)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(12月)
米・上院銀行委員会のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長再任指名承認公聴会
米・クリーブランド連銀総裁インタビュー
米・カンザスシティー連銀総裁が講演
米・セントルイス連銀総裁がオンラインイベントで講演
1月12日 国内 08:50 国際収支(経常収支)(11月)
08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(12月)
08:50 貸出動向 銀行計(12月)
10:00 営業毎旬報告(1月10日現在、日本銀行)
14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(12月)
14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(12月)
日銀支店長会議(テレビ会議形式)で黒田総裁があいさつ
地域経済報告(さくらリポート)(1月、日本銀行)
決算発表 東宝、イオン
海外 10:30 中・消費者物価指数(12月)
10:30 中・生産者物価指数(12月)
19:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産(11月)
21:00 印・CPI(12月)
21:00 印・鉱工業生産(11月)
22:30 米・消費者物価コア指数(12月)
28:00 米・財政収支(12月)
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表
北大西洋条約機構(NATO)ロシア理事会会合(ブリュッセル)
1月13日 国内 08:50 マネーストック(12月)
11:00 東京オフィス空室率(12月)
13:30 倒産件数(12月)
15:00 工作機械受注(12月)
決算発表 ファストリ、7&iHD
海外 21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(11月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30 米・PPI(12月)
米・上院銀行委員会のブレイナードFRB理事のFRB副議長指名承認公聴会
米・リッチモンド連銀総裁が講演
米・シカゴ連銀総裁が講演
米・ダラス連銀がタウンホール会議を主催
欧州安全保障協力機構(OSCE)の枠組みで協議(ウィーン)
決算発表 TSMC
1月14日 国内 08:50 国内企業物価指数(12月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
海外 16:00 英・GDP(11月)
16:00 英・鉱工業生産指数(11月)
16:00 英・商品貿易収支(11月)
19:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(11月)
19:00 欧・ユーロ圏貿易収支(11月)
20:30 印・貿易収支(12月)
21:00 ブ・小売売上高(11月)
21:00 印・卸売物価(12月)
22:30 米・輸入物価指数(12月)
22:30 米・小売売上高(12月)
23:15 米・鉱工業生産指数(12月)
23:15 米・設備稼働率(12月)
24:00 米・企業在庫(11月)
24:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(1月)
韓・中央銀行が政策金利発表
中・貿易収支(12月)
米・ニューヨーク連銀総裁がウェビナーで講演
決算発表 ウェルズ・ファーゴ、ブラックロック、JPモルガン・チェース、シティグループ
1月15日 海外 10:30 中・新築住宅価格(12月)
  • 提供:フィスコ社

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