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2021-04-15 21:09:12

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は235円高!資金流入期待から株価は堅調に推移!?

日経平均は235円高!資金流入期待から株価は堅調に推移!?

2021/4/5

1好材料相次ぎ買い優勢

先週の225先物は前週末比830円高(上昇率2.85%)の29,930円と大幅反発した。週初は米政権のワクチン接種目標の倍増方針や3月ミシガン大学消費者信頼感指数がパンデミック前の水準に戻ったことを好感した米株高の流れを引き継いで堅調スタート。米長期金利が上昇している中でもSOX指数が4.9%高となるなど、米ハイテク株が急伸したことも安心感を誘い、東京市場でも半導体を中心とした値がさ株の堅調さが225先物へ好影響を与えた。

ただ、米投資会社アルケゴス・キャピタルがポジションを強制的にクローズさせられたとの報道に端を発した警戒感から週半ばまでは上値を抑えられる展開に。バイデン米大統領の投資計画の詳細や財源としての増税への言及を見極めたいとするムードも強まった。

その後、投資計画の詳細が発表され、半導体生産支援などが盛り込まれたことや、「台湾TSMCが向こう3カ年で1,000億ドルの設備投資を計画」との報道を刺激材料に、現物市場で半導体関連株が急伸すると、225先物への後押し材料にもなった。

3月26日時点の裁定残高は、ネットベースで3,250億円の買い越し(前週は324億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、1億5,361万株の買い越しで、3月19日時点(3,890万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(3月26日時点)

BofA証券は一転して「225買い・TOPIX売り」に

前週まで「225売り・TOPIX買い」が顕著だったBofA証券が一転して「225買い・TOPIX売り」に転じたことが目立った。期末のインデックスファンドの配当金投資に伴う先物買いを先取りした動きが一巡したことが背景と思われる。

一方、モルガンSには引き続き「225売り・TOPIX買い」が見られた。そのほか目立ったのは、バークレイによる両先物の売り越し、225でのJPモルガンの買い越し、TOPIXでのGSの買い越しなど。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2市場心理の大幅改善で日経VIは20pt割れ

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比2.02pt安(下落率9.42%)の19.41ptと低下した。週初こそ米投資会社の巨額取引を巡る混乱を警戒した動きから日経VIは上昇したが、その後は低下基調となった。

バイデン米大統領の投資計画の発表や好調な経済指標、原油価格の上昇などを背景に景気回復期待が強まったほか、そうした中でも米長期金利が低下したことが安心感を誘い、市場心理の好転に繋がった。

米国のVIX指数が17.33ptと警戒水準の20ptを大きく割り込んだのに合わせて、日経VIも週末にかけて19pt台まで低下し、20ptを下回って週を終えた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇で15pt回復、米金利高懸念の後退などでグロース株が持ち直し

NT倍率(先物)は上昇。週半ばに米長期金利が1.77%と14カ月ぶりの高水準を記録したが、日米ともにハイテク・グロース(成長)株が堅調推移するなど金利耐性が窺えた。
また、バイデン米大統領が大型インフラ投資計画を発表し、半導体生産支援やAI(人工知能)研究開発にも多額の予算が割り当てられることが判明しハイテク株の上昇を後押しした。

さらに、経済指標が大きく改善し原油価格も持ち直すなかでも米長期金利が低下するなど、金利上昇への懸念が後退。台湾TSMCが向こう3カ年で1,000億ドルの設備投資を計画しているとの報道も半導体関連株の刺激材料となった。こうした背景から、半導体を中心に値がさのハイテク・グロース株が大きく持ち直し、NT倍率も週を通して上昇し15pt台を回復した。

3日経平均は235円高!資金流入期待から株価は堅調に推移!?

今週の225先物は堅調か。名実ともに新年度相場入りとなり、期末のリバランス売りが止む一方で新規資金の流入が期待される。また、米3月ISM製造業景況指数が1983年来で最高を記録するなど経済指標も申し分ない。

そのほか、バイデン米大統領の大規模な投資計画が発表され関連株が急伸するなど投資家心理も良好そうだ。前週末は海外勢の休暇に伴い売買高は少なかったが、そうした中でも取引終盤にかけては上値を伸ばすなど、センチメントを一層明るくさせるような動きもみられた。

懸念だった米長期金利も、景気回復期待を強めるような材料が相次ぐなかでも落ち着いた動きが見られ、警戒要素が緩和されてきている。米VIX指数と日経VIは共に警戒水準の20ptを下回っており、警戒指標を基に機械的な売買を行うリスクパリティ戦略に基づくファンドからの資金流入も考えられる。

需給環境と外部環境が改善するなか、週末には225先物の終値が日経平均の終値を上回るなど先高観も窺える。今週から小売企業を皮切りに徐々に決算シーズンに入ってくるため様子見ムードも出やすいが、好業績が期待される銘柄を先回り買いするような動きが見られれば先物市場にも好影響を与えよう。今週の225先物予想レンジは29,200-30,700円。

経済スケジュール(4月5日〜4月9日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月5日

国内

09:30

サービス業PMI(3月)

09:30

総合PMI(3月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)

14:00

需給ギャップと潜在成長率(日本銀行)

オキサイドが東証マザーズに新規上場(公開価格:2800円)

海外

14:00

印・製造業PMI(3月)

16:00

トルコ・消費者物価指数(3月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(3月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月)

23:00

米・製造業受注(2月)

23:00

米・ISM非製造業景況指数(3月)

IMF(国際通貨基金)・世界銀行春季会合(11日まで)

英・スイス・NZ・株式市場は祝日のため休場(復活祭)

豪・独・仏・株式市場は祝日のため休場(復活祭の月曜日)

中・香港・株式市場は祝日のため休場(公休日)

南ア・株式市場は祝日のため休場(家族の日)

4月6日

国内

08:30

毎月勤労統計-現金給与総額(2月)

08:30

実質賃金総額(2月)

08:30

家計支出(2月)

セルムが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:1280円)

決算発表 スギHD

海外

10:45

中・財新サービス業PMI(3月)

10:45

中・財新総合PMI(4月)

13:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

18:00

欧・ユーロ圏失業率(2月)

22:00

ブ・サービス業PMI(3月)

22:00

ブ・総合PMI(3月)

23:00

米・求人件数(2月)

WEF(世界経済フォーラム)の「グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミット(GTGS)」(7日まで)

国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)発表

香港・株式市場は祝日のため休場(復活祭)

決算発表 ペイチェックス

4月7日

国内

10:00

営業毎旬報告(3月31日現在、日本銀行)

10:10

国債買い入れオペ(残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)

14:00

景気先行CI指数(2月)

14:00

景気一致指数(2月)

15:00

コール市場残高(3月、日本銀行)

表示灯が東証2部に新規上場(公開価格:2000円)

ファブリカコミュニケーションズが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:6000円)

AI・人工知能EXPO開幕(9日まで)

決算発表 ウエルシア

海外

13:30

印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

13:30

印・RBI現金準備率

14:00

印・サービス業PMI(3月)

14:00

印・総合PMI(3月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(3月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(3月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(3月)

21:30

加・貿易収支(2月)

21:30

米・貿易収支(2月)

28:00

米・消費者信用残高(2月)

米・シカゴ連銀総裁がオンラインイベントで講演

米・ダラス連銀総裁がパネル討論会に参加

米・リッチモンド連銀総裁がオンラインイベントで講演

米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月16-17日分)

中・外貨準備高(3月)

G20財務相・中央銀行総裁会議

韓・ソウル・釜山市長選挙

決算発表 サムスン電子

4月8日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

08:50

国際収支(経常収支)(2月)

08:50

BOP経常収支調整(2月)

13:00

東京オフィス空室率(3月)

14:00

消費者態度指数(3月)

15:00

景気ウォッチャー調査 現状判断(3月)

15:00

景気ウォッチャー調査 先行き判断(3月)

アイスコが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:2000円)

参院長野選挙区の補選、参院広島選挙区の再選挙が告示

決算発表 Fリテイリ、ローソン、久光薬、7&iHD

海外

15:00

独・製造業受注(2月)

18:00

欧・ユーロ圏生産者物価指数(2月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(4月7日まで1カ月間)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

米・セントルイス連銀総裁が講演

米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)がIMFの春季会合でパネル討論会に参加

欧・欧州中央銀行(ECB)議事要旨(3月会合)

4月9日

国内

決算発表 安川電

海外

10:30

中・消費者物価指数(3月)

10:30

中・生産者物価指数(3月)

14:45

スイス・失業率(3月)

15:00

独・鉱工業生産指数(2月)

15:00

独・貿易収支(2月)

15:00

独・経常収支(2月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(4月)

21:00

ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(3月)

21:30

米・生産者物価コア指数(3月)

21:30

加・失業率(3月)

23:00

米・卸売在庫(2月)

中・資金調達総額(3月、15日までに)

中・マネーサプライ(3月、15日までに)

中・元建て新規貸出残高(3月、15日までに)

  • 提供:フィスコ社

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