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2021-04-15 20:51:20

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は207円高!今週は堅調な値動きとなるか?

日経平均は207円高!今週は堅調な値動きとなるか?

2021/3/29

1週前半は日銀政策変更が重し

先週の225先物は前週末比390円安(下落率1.32%)の29,100円と続落した。週初は補完的レバレッジ比率(SLR)の緩和措置打ち切りを嫌気した米株安が波及した。

また、上場投資信託(ETF)買い入れ対象をTOPIX(東証株価指数)型のみに絞るとした先日の金融政策決定会合での政策変更も需給面での重しとなった。現物市場でファーストリテ<9983>やファナック<6954>、ダイキン<6367>などの値がさ株が大きく崩れるなか225先物にも売りが嵩んだ。週半ばにはドイツがロックダウン(都市封鎖)を延長するなど欧州での新型コロナ変異株の流行がセンチメントを悪化させた。

年度末が近く現物市場ではリバランス売りが出やすい一方で新規の買いも入りにくいという声も聞かれるなか、アジア市場も大きく下落していたことで、上値は限定的とみた短期筋による先物主導での仕掛け的な売りも出た。下げ足を速めた225先物は28,140円まで突っ込む場面があった。

3月19日時点の裁定残高は、ネットベースで324億円の買い越しとなり、前週(3,355億円の売り越し)から買い越しに転じた。株数ベースでは、3,890万株の買い越しで、3月12日時点(8,997万株の売り越し)から買い越しに転じている。

日経平均と裁定残(3月19日時点)

BofA証券の「225売り・TOPIX買い」が今週も鮮明に

前週に続き、実需筋の動きを表すことが多いとされるBofA証券による「225売り・TOPIX買い」が目立った。特にTOPIXは週を通して大きく買い越し基調だった。また、同様の動き(225売り・TOPIX買い)はモルガンSにも見られた。

その他では、225の売り方で商品投資顧問(CTA)など短期筋と思われるCSが久々に上位に入った。また、週末の225買い手口ではSBIが目立ち、個人投資家による日経ダブルインバースETF<1357>の売りが盛り上がったようだ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは週初急伸も後半に落ち着く

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.91pt安(下落率4.07%)の21.43ptとやや低下した。週初は、SLR緩和措置の終了や日銀政策変更を受けた値がさ株売りなどで225先物が急落するなか日経平均VIも大きく上昇した。

ただ、その後は、ドイツでのロックダウン延長の撤回や原油価格の回復、米政権によるワクチン配給倍増計画などを下支えに売り方の買い戻しなどで225先物が急反発。これに伴い、市場心理も改善し、日経平均VIは大きく低下した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下も週後半にかけてじり高、米金利高一服でハイテク株持ち直し

NT倍率(先物)は低下。週明け22日は、米銀行に対する資本規制緩和措置の打ち切りや、前回の日銀金融政策決定会合において上場投資信託(ETF)買い入れ対象から日経平均型を除外するとした日銀の政策修正が重しとなり、NT倍率は大きく低下して始まった。

しかし、その後は、米国10年物国債利回りが1.7%台から1.6%台へと低下し米ハイテク株が上昇したことや、週半ばまでの225先物の短期的な突っ込み警戒感から、買い戻しが優勢となり、NT倍率は週後半にかけてはじり高基調となった。

3日経平均は207円高!今週は堅調な値動きとなるか?

今週の225先物は堅調か。年度末に伴うリバランス売りもまもなく一巡してくる。そうした中、29日から30日にかけてはインデックスファンドの配当金投資に伴う先物買いが発生する見込み。日経平均型やTOPIX型のほかMSCI指数型なども含めると1兆円程にもなるという予想がある。

225先物は前週末にかけて大きく反発し29,000円を回復してきていることからも、短期筋も仕掛け的な売りを入れにくいだろう。現物市場では、日銀政策変更による値がさ株の売りも落ち着いてきたようす。また、4月から新年度相場入りともなれば、ニューマネーの流入も期待される。

企業による政策保有株の売却なども3月までで大方済んでいると思われる。現物市場がしっかりとした動きとなれば、先高観の強まりから先物市場での買い気も強まりそうだ。

一方、今週は中国での製造業PMIのほか、米国ではISM製造業景気指数や雇用統計などの重要指標が控えている。前週は米長期金利の動きに落ち着きがみられていたため過度な心配は当面不要と思われるが、経済指標を受けた米金利の動きには引き続き注意を払う必要があろう。今週の225先物予想レンジは28,500-30,000円。

経済スケジュール(3月29日〜4月2日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月29日

国内

08:50

日銀金融政策決定会合における主な意見(3月18・19日分)

海外

21:30

ブ・ローン残高(2月)

21:30

ブ・個人ローン・デフォルト率(2月)

 

米・ウォラー連邦準備制度理事会(FRB)理事がオンライン形式の討論会参加

3月30日

国内

08:30

有効求人倍率(2月)

08:30

失業率(2月)

08:50

小売売上高(2月)

08:50

百貨店・スーパー売上高(2月)

 

Appier Groupが東証マザーズに新規上場(公開価格:1600円)

 

スパイダープラスが東証マザーズに新規上場(公開価格:1160円)

海外

18:00

欧・ユーロ圏景況感指数(3月)

18:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(3月)

20:00

ブ・FGVインフレIGPM(3月)

21:00

ブ・製造業PPI(2月)

21:00

独・消費者物価指数(3月)

22:00

米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(1月)

22:00

米・FHFA住宅価格指数(1月)

23:00

米・消費者信頼感指数(3月)

 

米・ニューヨーク連銀総裁が討論会に参加

 

決算発表 鴻海精密工業

3月31日

国内

08:50

鉱工業生産指数(2月)

08:50

貸出先別貸出金 法人(2月)

10:10

国債買い入れオペ(残存3-5年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)

14:00

住宅着工件数(2月)

14:00

建設工事受注(2月)

17:00

長期国債買い入れの月間予定(4月、日本銀行)?

 

決算発表 ニトリHD

海外

10:00

中・製造業PMI(3月)

10:00

中・非製造業PMI(3月)

10:00

中・総合PMI(3月)

15:00

英・GDP改定値(10-12月)

16:55

独・失業率(失業保険申請率)(3月)

18:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(3月)

19:30

印・財政赤字(2月)

21:00

印・インフラ産業8業種(2月)

21:00

ブ・全国失業率(1月)

21:00

南ア・貿易収支(2月)

21:15

米・ADP全米雇用報告(3月)

21:30

ブ・基礎的財政収支(2月)

21:30

ブ・純債務対GDP比(2月)

22:45

米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(3月)

23:00

米・中古住宅販売成約指数(2月)

 

印・経常収支(10-12月)

 

米・FRBが「補完的レバレッジ比率(SLR)」の条件緩和措置打ち切り

 

「OPECプラス」、共同閣僚監視委員会(JMMC)

 

決算発表 マイクロン

4月1日

国内

08:50

日銀短観(大企業製造業DI)(1-3月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

09:30

製造業PMI(3月)

14:00

自動車販売台数(3月)

海外

09:30

豪・貿易収支(2月)

10:45

中・財新製造業PMI(3月)

15:30

スイス・消費者物価指数(3月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(3月)

21:00

ブ・鉱工業生産(2月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

23:00

米・ISM製造業景況指数(3月)

23:00

米・建設支出(2月)

25:00

露・GDP(10-12月)

27:00

ブ・貿易収支(3月)

 

米・自動車販売(3月、2日までに)

 

米・フィラデルフィア連銀総裁がオンラインシンポジウムで講演

 

「OPECプラス」閣僚級会合

4月2日

国内

08:50

マネタリーベース(3月)

海外

21:30

米・非農業部門雇用者数(3月)

21:30

米・失業率(3月)

21:30

米・平均時給(3月)

 

米・英・印・豪・加・ス・独・NZ・仏・ブ・南ア・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)

  • 提供:フィスコ社

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