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2021-04-15 19:18:43

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は697円高!自律反発も「暴落」への注意は継続!

日経平均は697円高!自律反発も「暴落」への注意は継続!

2021/3/1

1米長期金利の急騰受け225先物は、一時1,000円超下落

先週の225先物は前週末比790円安(下落率2.63%)の29,250円と大幅に反落した。

大台3万円を回復した後のスピード調整を終えていたこともあり、週初は現物市場で値がさ株が大幅高となるなか225先物にも買いが波及した。

祝日明けの24日は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が半期に一度の上院議会証言で金融緩和の長期化を表明するも、高止まりする米長期金利(10年物国債)の動向を警戒して売りが嵩んだ。

目先の反動安を想定した短期筋が先物主導での売りを仕掛けたともみられる。また、日銀の上場投資信託(ETF)買いが見送られたとの観測も短期筋の先物売りに弾みをつけた。

ただ、上院に続く下院でパウエル議長がインフレ目標の達成には3年かかる可能性を指摘すると、足元で進むインフレおよびそれに伴う金利高への警戒感が後退し、25日には500円超高と前日の下落分を取り戻す形に。

しかし、週末は米長期金利が一時1.6%台を付けるなど金利上昇のペースの早さに懸念が再燃し、225先物は一時29,000円を割り込む場面がみられるなど波乱となった。

2月19日時点の裁定残高は、ネットベースで4,555億円の売り越し(前週は6,141億円の売り越し)と減少した。一方、株数ベースでは、1億4,832万株の売り越しで、2月12日時点(2億1,162万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(2月19日時点)

これまで目立っていたGSが今週も両先物で上位に

225先物の売り方では2月第2週に大きな動きのあったJPモルガンや第3週で目立ったGSが今週も上位にランクイン。

そのほか、国内機関投資家などの売りと思われる大和や野村といった国内大手も週末には大きな売り越しを見せた。

一方の買い方では、週末の急落のなかで逆バリ目線の個人投資家が買い向かう様子を表したSBIが上位に。TOPIX先物では、225先物でも目立っていたGSがここでも上位に。

また、モメンタムトレードを主体とするトレンドフォロー型の短期筋の動きと予想されるモルガンSが週末に1万枚近い大量の売り越しを実行した。一方の買い方では、週末に久々にまとまった金額で行われた日銀のETF買いと思われるみずほ証券が上位に。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは急騰、米長期金利の動向を警戒

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比3.88pt高(上昇率15.89%)の28.30ptと急上昇した。米長期金利への警戒感を表して週初から上昇基調にあったが、株式市場が急落した週末26日には一時29.99ptと危険水準とされる30pt目前まで急騰し、そのまま高止まりで終えた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、米長期金利急騰受けた値がさ株の急落で週末に水準訂正

NT倍率(先物)は上昇。週を通じて米長期金利の動きに大きく左右される展開となった。

週初22日は、米アプライド・マテリアルズの決算を手掛かりに東京エレクトロン<8035>などハイテク株を中心に現物市場において値がさ株優位の展開で、先物でも225型が優位の展開となりNT倍率は上昇。

半期に一度の上下院での議会証言におけるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の足元の物価上昇や金融緩和を巡る発言、それを受けた米長期金利の動きにハイテク・グロース(成長)株が一喜一憂する中でもNT倍率の上昇は続いた。

しかし、米長期金利が一時1.6%台を付けるなど急騰して米株市場が急落した動きを受けた週末は値がさ株など225型を筆頭に急落し、NT倍率は低下、水準訂正の形となった。

3日経平均は697円高!自律反発も「暴落」への注意は継続!

今週の225先物は引き続き米長期金利の動向に神経質な動きとなりそうだ。

パウエル議長は、前週の上下院での議会証言にて足元のインフレは短期的なもので目標には程遠く、ゼロ金利はもとより資産購入ペースも明確な進展がない限りはこれまで同様に続ける方針を示した。

景気回復に水を差しかねない長期金利の急騰をいつまでも黙ってみていることは考えられないため、金利がこのまま2%を突破するような展開は想定しづらい。

ただ、1.9%台までの上昇は覚悟する必要があり、そこまで上昇した場合の市場の動きには警戒が必要だ。
今週はISM景況指数や雇用統計などインフレ及び金利動向に影響を与える重要な経済指標の発表を控えており、これらを見極めたいとする様子見ムードが強まることも想定される。

ただ、金利動向やそれを受けた時間外の米株価指数先物の動き次第では短期筋が仕掛け的な売りを入れてくる可能性もあり、ハイボラティリティー相場での「暴落」には留意したい。今週の225先物予想レンジは28,000-30,000円。

経済スケジュール(3月1日〜3月7日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月1日

国内

09:30

製造業PMI(2月)

14:00

自動車販売台数(2月)

 

ZホールディングスとLINEが経営統合

 

決算発表 伊藤園

海外

10:45

中・財新製造業PMI(2月)

14:00

印・製造業PMI(2月)

16:00

トルコ・GDP(10-12月)

18:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(2月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(2月)

22:00

ブ・製造業PMI(2月)

22:00

独・消費者物価指数(2月)

22:30

加・経常収支(10-12月)

24:00

米・ISM製造業景況指数(2月)

24:00

米・建設支出(1月)

27:00

ブ・貿易収支(2月)

 

米・ニューヨーク連銀総裁が講演

 

米・アトランタ連銀総裁、クリーブランド連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁がパネル討論会に出席

 

エネルギー会議CERAウィーク(5日まで)

 

決算発表 ズーム・ビデオ、ノババックス

3月2日

国内

08:30

有効求人倍率(1月)

08:30

失業率(1月)

08:50

設備投資(10-12月)

08:50

企業利益(10-12月)

08:50

企業売上高(10-12月)

08:50

マネタリーベース(2月)

10:00

営業毎旬報告(2月28日現在、日本銀行)

海外

09:30

豪・経常収支(10-12月)

12:30

豪・オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)が政策金利発表

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(2月)

17:55

独・失業率(失業保険申請率)(2月)

19:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(2月)

21:00

ブ・PPI 製造業(1月)

22:30

加・GDP(10-12月)

 

米・自動車販売(2月、3日までに)

 

米・ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)理事が討論会参加

 

米・サンフランシスコ連銀総裁が講演

3月3日

国内

09:30

サービス業PMI(2月)

09:30

総合PMI(2月)

10:30

片岡日銀審議委員が群馬県金融経済懇談会であいさつ、同記者会見

 

世界最大級のエネルギー展示会「スマートエネルギーWeek」が開催(5日まで)

海外

09:30

豪・GDP(10-12月)

10:45

中・財新サービス業PMI(2月)

10:45

中・財新総合PMI(2月)

10:45

中・財新サービス業PMI(2月)

14:00

印・サービス業PMI(2月)

14:00

印・総合PMI(2月)

16:00

トルコ・消費者物価指数(2月)

18:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(2月)

18:00

欧・ユーロ圏総合PMI(2月)

19:00

欧・ユーロ圏生産者物価指数(1月)

21:00

ブ・GDP(10-12月)

22:00

ブ・サービス業PMI(2月)

22:00

ブ・総合PMI(2月)

22:15

米・ADP全米雇用報告(2月)

24:00

米・ISM非製造業景況指数(2月)

 

米・フィラデルフィア連銀総裁が討論会参加

 

米・シカゴ連銀総裁が講演

 

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

 

英・財務相が予算案公表

 

決算発表 ビベンディ、プルーデンシャル

3月4日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

14:00

消費者態度指数(2月)

 

決算発表 積水ハウス

海外

09:30

豪・貿易収支(1月)

16:00

マレーシア・中央銀行が政策金利発表

19:00

欧・ユーロ圏失業率(1月)

19:00

欧・ユーロ圏小売売上高(1月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・非農業部門労働生産性(10-12月)

24:00

米・製造業受注(1月)

 

韓・GDP(10-12月)

 

「OPECプラス」閣僚級会合

 

中・人民政治協商会議開幕

 

決算発表 ブロードコム、メルク

3月5日

国内

 

コール市場残高(2月、日本銀行)

海外

16:00

独・製造業受注(1月)

21:00

ブ・鉱工業生産(1月)

22:30

加・貿易収支(1月)

22:30

米・貿易収支(1月)

22:30

米・非農業部門雇用者数(2月)

22:30

米・失業率(2月)

22:30

米・平均時給(2月)

29:00

米・消費者信用残高(1月)

 

中・全国人民代表大会(全人代、国会に相当)開幕

3月7日

国内

 

東京都など緊急事態宣言の期限

海外

 

中・外貨準備高(2月)

 

中・貿易収支(1-2月)

  • 提供:フィスコ社

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