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2021-03-06 02:15:35

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は138円高!一進一退を想定も条件次第では急変に注意!

日経平均は138円高!一進一退を想定も条件次第では急変に注意!

2021/2/22

1売り方の買い戻し加速で3万円突破

先週の225先物は前週末比660円高(上昇率2.25%)の30,040円と大幅に続伸した。決算が一巡したことで先物市場での商いも膨らんできた。

週初から米追加経済対策の協議進展やワクチン接種のペース加速への期待感が高まったほか、イエレン米財務長官の大胆な経済対策が必要との発言が市場心理を強めさせ、225先物は720円高の急伸劇で一気に3万円を突破した。節目の3万円を超えたことが売り方の買い戻しに拍車をかけたようだ。

また、中国などアジア市場が休場だったことで、週明けのアジア株高をヘッジするための海外マネーが日本に集中したとの指摘も聞かれた。翌16日も買い戻しの動きが続き、高いところで30,720円まで上値を伸ばした。前日に日経ダブルイン<1357>が商いを伴って下落していたこともあり、ダブルインの純資産減に伴う225先物買いが執行されたとみられることも影響したようだ。

2月12日時点の裁定残高は、ネットベースで6,141億円の売り越し(前週は7,232億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、2億1,162万株の売り越しで、2月5日時点(2億4,382万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(2月12日時点)

両先物での「GS 買い越しVSみずほ証券売り越し」

先日までJPモルガンの継続した買い越しが目立っていたが、この週はGSによる買い越しが目立った。225先物が3万円を突破した週初15日にはGSが225先物とTOPIX先物の双方において大きく買い越した。GSは16日と18日にも差し引き1,000枚超の買い越しを執行。

一方、スピード調整が始まった17日には、国内機関投資家によるものとみられる、みずほ証券が両先物で大きく売り越した。今週は、総じて海外勢の買い越しと国内勢の売り越しの構図が目立った。

現物株の投資主体別売買動向でも確認できるように、上昇相場の中で積極的に買っているのは海外投資家であり、国内の機関投資家や個人投資家は総じて高値警戒感を持ち続けているようだ。そうした様子が先物手口でも窺える一週間だった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは2週連続の上昇、高値警戒感は依然くすぶる

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比2.15pt高(上昇率9.65%)の24.42ptと2週連続で上昇した。米追加経済対策の進展やワクチン接種の加速、金融緩和の長期化など相場の後押しとなる材料が多く揃うなか目先は売り材料なしといった様子で、市場心理が高まるなかリスク資産は総じて強含みの展開。

一方で、株式の上昇ピッチが速すぎると捉える向きも相当数いるようで、警戒感も依然としてくすぶる形に。そうした様子を表してか、市場の先行き警戒感を示す日経VIは警戒水準とされる20ptを一度も下回ることなく、上昇圧力がかかり続ける週となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は大きく上昇、先物主導の上昇相場から値がさ株急伸

NT倍率(先物)は大きく上昇。週初から米追加経済対策の協議進展やワクチン接種のペース加速への期待感が高まったほか、イエレン米財務長官の大胆な経済対策が必要との発言が市場心理を強めさせ、225先物は720円高の急伸劇で一気に3万円を突破。

その後も先物主導での買いが続き、現物市場でも裁定取引に伴う形でファーストリテイリング<9983>などの値がさ株が急伸した。225先物がスピード調整した週末にかけても、現物市場では東京エレクトロン<8035>などの値がさハイテク株が買われ、これに並行する形で先物市場でも終始225型優位の展開が続いた。

3日経平均は138円高!一進一退を想定も条件次第では急変に注意!

今週の225先物は高値を抜けられるかが注目ポイント。
財政金融政策に支えられた良好なマクロ環境のもと主力企業の業績改善も確認され、足元は強気材料が多い。

米追加経済対策への期待感も引き続き市場心理の向上に寄与するだろう。週末19日に一時3万円を割った225先物も終盤にかけては再び3万円台に戻すなど下値の安心感もある。

週末には、欧州で予想を上回る製造業PMI(購買担当者景況指数)も観測され、ナイトセッションの225先物は30,180円まで上昇し、22日のデイセッションでも30,450円(22日12時時点)まであり、買い安心感を醸成しつつある。

総じて今週も堅調な展開となるだろう。
ただ、米長期金利(10年物国債)の上昇ピッチが気掛かり。期待インフレ率が高止まりしているため、実質金利は依然マイナスで、リスク資産選好ムードは不変だろうが、名目金利の上昇ピッチが想定以上に速く、足元ではグロース株の重しになっている。

このペースで1.5%も突破してくるようだと、関連株の換金圧力になりかねないため、政策に関する要人発言など、長期金利の動向だけは注視しておきたい。目先は金利動向を睨みながら225先物の直近高値の30,720円を抜けられるかの展開となりそうだ。

もし抜けてきた場合、売り方の買戻しが主要因になり、意外な急上昇につながる可能性もあるため、マーケット動向からは目が離せない。今週の225先物予想レンジは29,700-30,700円。

経済スケジュール(2月22日〜2月28日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

2月22日

国内

08:50

企業向けサービス価格指数(1月)

10:10

国債買い入れオペ(残存25年超、残存10ー25年)(日本銀行)

14:00

コンビニエンスストア売上高(1月)

海外

10:30

中・1年物貸出金利(4月)

10:30

中・5年物貸出金利(4月)

18:00

独・IFO企業景況感指数(2月)

24:00

米・景気先行指数(1月)

 

欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が基調講演

 

欧・欧外相会合(ブリュッセル)

2月23日

国内

 

株式市場は祝日のため休場(天皇誕生日)

海外

06:45

NZ・小売売上高(10-12月)

10:30

中・新築住宅価格(1月)

16:00

英・失業率(1月)

16:00

英・ILO失業率(3カ月)(12月)

19:00

欧・ユーロ圏CPI(1月)

23:00

米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(12月)

23:00

米・FHFA住宅価格指数(12月)

24:00

米・消費者信頼感指数(2月)

 

米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が半年に1度の議会証言(上院銀行委員会)

 

決算発表 HSBCホールディングス

2月24日

国内

10:00

営業毎旬報告(2月20日現在、日本銀行)

海外

10:00

NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

16:00

独・GDP改定値(10-12月)

17:30

香港・GDP(10-12月)

20:00

ブ・FGV建設コスト(2月)

20:00

ブ・FGV消費者信頼感(2月)

21:00

ブ・IBGEインフレ率(IPCA-15)(2月)

21:30

ブ・経常収支(1月)

21:30

ブ・海外直接投資(1月)

24:00

米・新築住宅販売件数(1月)

 

米・パウエルFRB議長が半年に1度の議会証言(下院金融委員会)

 

決算発表 エヌビディア、バイアコムCBS、ロイズ・バンキング・グループ、グループPSA

2月25日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

14:00

景気先行CI指数(12月)

14:00

景気一致指数(12月)

14:00

スーパーマーケット売上高(1月)

14:30

全国百貨店売上高(1月)

14:30

東京地区百貨店売上高(1月)

 

アピリッツが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:1180円)

 

新型コロナ感染症対応の金融支援特別オペ(日本銀行)

海外

18:00

欧・ユーロ圏マネーサプライ(1月)

19:00

欧・ユーロ圏景況感指数(2月)

19:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(2月)

20:00

ブ・FGVインフレIGPM(2月)

21:30

ブ・個人ローン・デフォルト率(1月)

21:30

ブ・ローン残高(1月)

21:30

ブ・融資残高(1月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・耐久財受注(1月)

22:30

米・GDP改定値(10-12月)

24:00

米・中古住宅販売成約指数(1月)

 

韓・中央銀行が政策金利発表

 

米・アトランタ連銀総裁が銀行関連会議で開会の辞

 

米・セントルイス連銀総裁が講演

 

米・ニューヨーク連銀総裁がバーチャル討論会に参加

 

欧・欧首脳会議(26日まで)

 

決算発表 デル、ドアダッシュ、エアビーアンドビー、HPインク、セールスフォース・ドットコム

 

決算発表 ヴァーレ、アクサ、バイエル、スタンダードチャータード

2月26日

国内

08:30

東京CPI(2月)

08:50

小売売上高(1月)

08:50

百貨店・スーパー売上高(1月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

08:50

鉱工業生産指数(1月)

14:00

建設工事受注(1月)

14:00

住宅着工件数(1月)

17:00

長期国債買い入れの月間予定(3月、日本銀行)

 

colyが東証マザーズに新規上場(公開価格:4130円)

 

室町ケミカルが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:820円)

海外

06:45

NZ・貿易収支(1月)

15:45

スイス・GDP(10-12月)

19:30

印・財政赤字(1月)

21:00

印・GDP速報値(10-12月)

21:00

印・年間GDP予想(2021年)

21:00

印・インフラ産業8業種(1月)

21:00

ブ・全国失業率(12月)

21:00

南ア・貿易収支(1月)

21:30

ブ・純債務対GDP比(1月)

21:30

ブ・基礎的財政収支(1月)

22:30

米・個人所得(1月)

22:30

米・個人消費支出(1月)

22:30

米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(1月)

23:45

米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(2月)

24:00

米・ミシガン大学消費者マインド指数(2月)

 

G20財務相・中央銀行総裁会議(27日まで)

 

決算発表 BASF

2月27日

海外

 

決算発表 バークシャー

2月28日

海外

16:00

中・製造業PMI(2月)

16:00

中・非製造業PMI(2月)

16:00

中・総合PMI(2月)

  • 提供:フィスコ社

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