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2021-05-11 15:37:36

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は564円高!30年半ぶりに30,000円超え!上昇継続がメインシナリオ

日経平均は564円高!30年半ぶりに30,000円超え!上昇継続がメインシナリオ

2021/2/15

1センチメント向上で先物買い戻しが進展

先週の225先物は前週末比590円高(上昇率2.05%)の29,380円と大幅に続伸した。

米国追加経済対策の早期かつ大規模な成立期待が一層高まったことに加え、主力企業の業績上方修正が相次いだことで市場心理が大きく上向き、週初から現物市場と足並みを揃える形で先物市場でも商いを伴った買い戻しが入り、225先物は8日からいきなりの29,000円突破となった。

その前の週に現物市場に比べて先物市場での買い戻しはあまり進んでいなかったため、それが一挙に解消された形だ。

その後も、先高観が強まるなか売り急ぐ理由も見当たらず、225先物は底堅く推移、9日には29,500円を突破し、週末12日には高いところで29,670円まで買われる場面があった。

ただ、決算シーズン佳境ということもあり、主体は引き続き現物市場であり、先物市場は週初8日に大幅な買い戻しが見られた以外は商いがやや閑散だった。

2月5日時点の裁定残高は、ネットベースで7,232億円の売り越し(前週は8,769億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、2億4,382万株の売り越しで、1月29日時点(3億2,138万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(2月5日時点)

TOPIX先物でのJPモルガンの存在感が際立つ

先物市場での買い戻しが活発化した週初8日は目立った動きが多かった。225先物では経済指標を基にしたグローバルマクロ戦略のヘッジファンドと推測されるシティGの買い越しが目立ち、TOPIX先物では、トレンドフォロー型のモルガンSの3,000枚超、グローバルマクロ型のJPモルガンの6,000枚近い大量買い越しが目立った。

その後の9日と10日も、TOPIX先物でのJPモルガンの買い越しが目立った。その前の週末5日にもJPモルガンは5,000枚超のTOPIX先物の買い越しを見せていたことを考慮すると、4営業日連続での大幅買い越しとなる。

1月に国際通貨基金(IMF)が今年の日本経済見通しを上方修正したが、それを受けて、グローバルマクロ戦略のヘッジファンドが大きく動いてきた様子が窺える。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、短期的な過熱感に対する警戒感も

12日の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比1.48pt高(上昇率7.12%)の22.27ptと上昇した。米国での追加経済対策の早期成立のほか、ワクチン普及への期待感などが高まるところに、主力企業の好決算が相次いだことで市場はリスクオンムードが強まり、日経平均は週初から600円超の急伸で一気に29,000円を突破。

その後も先高観が強まるなか29,500円近辺での堅調地合いが続いた。こうした大勢強気ムードが高まるなか、急ピッチでの上昇に伴う短期的な過熱感を警戒する向きも一定数はいる様子。

そうした警戒感を表してか、日経VIは20pt台を下回ることなく、週初からじり高基調を続ける格好となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)はやや上昇、景気敏感株優位も値がさ半導体株に買い戻し

NT倍率(先物)はやや上昇。主力企業の10-12月期決算が佳境入りしており、引き続き好決算を受けた業績改善期待の高まりなどから、大勢は前週と同様に景気敏感株優位の展開がつづいた。

一方、前週に利益確定売りに押されていた値がさ半導体関連株が大きく買い戻されたほか、好決算が買い手掛かりとなったソフトバンクG<9984>なども大きく上昇し、利益確定売りに押された週末を除いて全般においてTOPIX型よりも225型優勢の展開が続いた。

3日経平均は564円高!30年半ぶりに30,000円超え!上昇継続がメインシナリオ

今週の225先物は一進一退、先高観が強い一方で30年半ぶりに3万円を突破した。

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が金融緩和政策を粘り強く続けることを改めて示し、過剰流動性相場の継続が見込まれる中、バイデン政権が掲げる大規模経済対策の早期成立やワクチン普及スピードの加速への期待感も高まっており、マクロ環境は良好だ。

日米ともに主力企業の好決算という実体も伴い、相場は完全にブル(強気)モード、目先は売る材料が見当たらないといった様子で上昇継続がメインシナリオになりつつある。

決算を受けた個別株物色が盛んだった現物市場に比べて先物市場での売買はやや閑散としていたが、決算も一巡したことで心機一転、先物での新規ポジションの構築が始まる可能性もある。

最近はグローバルマクロ型のJPモルガンが連日TOPIX先物を大量に買い越すなど目立った動きも見られている。

本日の上昇は、CTA(商品投資顧問)などのトレンドフォロー型の動きに加え、長期目線の実需筋の動きも加わり30,000円突破に繋がったとみられる。

足元の上昇は過熱感があるものの、中長期的な日経平均の高値では、34,000円や38,000円といった意見も見られるようになってきた。

30,000円を超える高値予想は、1年前には見られなかった現象。米国の超金融緩和と巨額財政出動の期待が継続する限り、上昇相場は終わらないといった様相になっている。

この異常ともいえる上昇相場の終了はいつなのか。

多くの方が、指摘しているように米国の長期金利やインフレ率の急上昇に注目が必要だろう。ただ、それだけ株価上昇の終了とならない可能性もあるため、あくまでも株価が上昇している間は、安易な新規売りは避けたいところ。上昇相場に上手く乗って売買したい。週間の予想レンジは29,500-30,500円。

経済スケジュール(2月15日〜2月20日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

2月15日

国内

08:50

GDP速報値(10-12月)

08:50

GDP民間企業設備(10-12月)

08:50

GDP民間消費支出(10-12月)

08:50

GDPデフレーター(10-12月)

10:00

営業毎旬報告(2月10日現在、日本銀行)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

13:30

鉱工業生産(12月)

13:30

設備稼働率(12月)

 

決算発表 キリンHD、クボタ、ユニチャム、リクルトH、電通

海外

09:00

シンガポール・GDP(10-12月)

11:30

タイ・GDP(10-12月)

19:00

欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(12月)

20:30

印・貿易収支(1月)

 

米・株式市場は祝日のため休場(プレジデンツデー)

 

中・株式市場は祝日のため休場(春節、17日まで)

 

香港・株式市場は祝日のため休場(元旦)

 

欧・ユーロ圏財務相会合

2月16日

国内

13:30

第3次産業活動指数(12月)

 

決算発表 ブリヂストン

海外

19:00

欧・ユーロ圏GDP改定値(10-12月)

19:00

独・ZEW期待指数(2月)

22:30

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(2月)

30:00

米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(12月)

 

欧・欧州連合(欧)非公式財務相理事会

 

決算発表 BHPグループ、AIG

2月17日

国内

08:50

輸出(1月)

08:50

輸入(1月)

08:50

コア機械受注(12月)

08:50

貿易収支(1月)

 

決算発表 トレンド

海外

16:00

欧・ユーロ圏新車販売台数(1月)

16:00

英・消費者物価コア指数(1月)

16:00

英・生産者物価産出指数(1月)

17:00

南ア・消費者物価指数(1月)

22:30

米・小売売上高(1月)

22:30

米・生産者物価コア指数(1月)

23:15

米・鉱工業生産指数(1月)

23:15

米・設備稼働率(1月)

24:00

ブ・ブラジル中央銀行週間経済調査

24:00

米・企業在庫(12月)

24:00

米・NAHB住宅市場指数(2月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(2月14日まで1カ月間)

 

米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月26-27日)

 

決算発表 アナログ・デバイセズ、リオ・ティント、百度

2月18日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

13:00

東京販売用マンション(1月)

15:00

工作機械受注(1月)

 

アクシージアが東証マザーズに新規上場(公開価格:1450円)

海外

09:30

豪・失業率(1月)

16:20

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(2月14日まで1カ月間)

20:00

トルコ・中央銀行が政策金利発表

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(2月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(2月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・住宅着工件数(1月)

22:30

米・住宅建設許可件数(1月)

22:30

米・輸入物価指数(1月)

22:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(2月)

24:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(2月)

 

米・下院金融委がゲームストップに関する公聴会

 

決算発表 アプライド、クレディ・スイス、ネスレ、バークレイズ、ウォルマート、エアバス、ダイムラー

2月19日

国内

08:30

消費者物価コア指数(1月)

09:30

製造業PMI(2月)

09:30

サービス業PMI(2月)

09:30

総合PMI(2月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

14:00

NTT澤田純社長がオンライン会見

 

WACULが東証マザーズに新規上場(公開価格:1050円)

海外

09:30

豪・小売売上高(1月)

16:00

英・小売売上高指数(1月)

17:30

独・製造業PMI(2月)

17:30

独・サービス業PMI(2月)

17:30

独・総合PMI(2月)

18:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(2月)

18:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(2月)

18:00

欧・ユーロ圏総合PMI(2月)

18:00

欧・ユーロ圏経常収支(12月)

18:30

英・製造業PMI(2月)

18:30

英・サービス業PMI(2月)

18:30

英・総合PMI(2月)

22:30

加・小売売上高(12月)

23:45

米・製造業PMI(2月)

23:45

米・サービス業PMI(2月)

23:45

米・総合PMI(2月)

24:00

米・中古住宅販売件数(1月)

 

中・経常収支(10-12月)

 

決算発表 アリアンツ、エルメス・インターナショナル、ルノー

2月20日

海外

17:00

台湾・GDP(10-12月)

  • 提供:フィスコ社

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