SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-20 00:26:46

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は609円高!VIX指数急低下で日米株高再来か

日経平均は609円高!VIX指数急低下で日米株高再来か

2021/2/8

1投機問題の早期収束期待から買い戻し

先週の225先物は前週末比1,220円高(上昇率4.42%)の28,790円と大幅に反発した。前々週に相場を騒がせた米国市場での投機問題については、当局が調査に乗り出すことから早期に収束に向かうとの期待が高まり、週初から買い戻しが進んだ。

週初1日は目先の自律反発狙いの買いが入りやすかったという背景もあるが、225先物は大幅反発でスタート。前週末に大きく割り込んだ25日移動平均線を上回った後は売り方に回っていた短期筋の買い戻しや日経ダブルインバース<1357>の売りを通じた先物買いも相まって上値追いの動きとなり、一気に28,000円を回復した。

2日以降もボラティリティー(変動率)の鎮静化や、金融引き締め観測から軟調が目立っていたアジア市場が落ち着きを取り戻したことを背景に買い戻しが続いた。

ただ、決算シーズン最中で商いの主体は現物市場がメインであり、週初1日を除いて先物市場の売買高は大きく膨らまなかった。

1月29日時点の裁定残高は、ネットベースで8,769億円の売り越し(前週は8,321億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、3億2,138万株の売り越しで、1月22日時点(3億747万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(1月29日時点)

225ではCS、TOPIXでは週末のJPモルガンが目立つ

決算を手がかりとした現物株の買いが主体だったこともあり、週を通じて先物手口には目立った動きが少なかった。

225先物では売りに目立った動きは殆どなく、買い方において商品投資顧問業者(CTA)などトレンドフォローと思われるCSの動きが散見される程度だった。

TOPIX先物では、3日の大和による2,000枚超の売り越し以外では売り方に目立った動きはなし。買い方では、経済指標などを基に投資戦略を決めるグローバルマクロと呼ばれるヘッジファンドの動きと思われるJPモルガンによる5,000枚超の大量買い越しが目を引いた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは大幅低下、米投機問題に対して落ち着き取り戻す

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比7.84pt安(下落率27.4%)の20.79ptと大幅に低下した。ハイボラティリティー相場の背景であった米投機問題の早期収束期待から市場は落ち着きを取り戻し、日経VIは週初から大きく低下、投資家心理の好転から株式などリスク資産の買い戻しが急速に進むと、日経VIの低下基調も強まった。

急ピッチでの上昇に伴う短期的な過熱感から4日は日経平均の下落と併せて日経VIも上昇したが、小幅にとどまった。決算を受けた業績改善期待などを背景にセンチメントが向上するなか、週末5日に日経VIは20.23ptの安値を記録、警戒水準とされる20ptを下回る目前の水準にまで下げて週を終えた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、米長期金利の上昇による値がさ株売りでTOPIX型優位の展開

NT倍率(先物)は低下。相場を騒がせた米国市場での投機問題については、当局が調査に乗り出すことから早期に収束に向かうとの期待が高まり、週初から買い戻しが進んだ。

週初は現物市場において値がさのグロース(成長)株・ハイテク株への買い戻し進んでやや225型優位の展開。

ただ、その後は米バイデン政権が掲げる大規模な追加経済対策について、民主党が財政調整法を活用して単独で成立させる公算と伝わったほか、主力企業の10-12月期決算で良好な結果が相次いだことから、景気改善期待が高まり景気敏感株優位の展開に。

米長期金利の上昇も相まって値がさハイテク株などは再び売られ、先物ではTOPIX型優位の展開となり、週後半にかけてNT倍率は低下傾向をたどった。

3日経平均は609円高!VIX指数急低下で日米株高再来か

今週の225先物は堅調な展開が想定される。急騰していたVIX指数は急速に低下し、日経VIとともに20ptを下回る目前の水準まで切り下げた。ボラティリティーの低下を受けて先物市場も底堅い動きとなりそうだ。

決算発表が佳境に入るため引き続き商いの主体は現物市場となりそうだが、好決算が相次いで現物市場での買いに勢いがつけば、市場心理の向上を通じて先物市場にも買い気が波及すると考えられる。

米長期金利が再び上昇してきており、前週は出遅れ景気敏感株が買われる一方で値がさのハイテク株などが利益確定売りに押され、日経平均を通じて225先物にも下押し圧力がかかったが、世界各国の金融政策方針に変更がない限りは低金利の継続が予想される。

値がさ株に押し目買いが入れば、指数の上昇を通じて225先物にも追い風となろう。また、前週は決算を手がかりとした現物株の買い戻しが主体で、先物を通じた買い戻しはまだ十分に進んでいない様子。週末のオプションSQに向けて短期筋による先物売りの解消が進めば上値追い材料となろう。今週の予想レンジは28,200-29,500円とする。

経済スケジュール(2月8日〜2月12日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

2月8日

国内

08:50

BOP経常収支調整(12月)

08:50

銀行貸出動向(含信金前年比)(1月)

08:50

貸出動向 銀行計(1月)

08:50

国際収支(経常収支)(12月)

13:30

倒産件数(1月)

14:00

景気ウォッチャー調査 現状判断(1月)

14:00

景気ウォッチャー調査 先行き判断(1月)

 

決算発表 いすゞ自、オリックス、ソフトバンクG、ホシザキ、ユー・エス・エス、住友鉱、大成建、大林組

 

決算発表 太陽誘電、日新薬、東京センチ、浜松ホトニク、関西ペイント、ハモニック、バンナムH

海外

15:45

スイス・失業率(1月)

16:00

独・鉱工業生産指数(12月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(2月7日まで1カ月間)

 

米・クリーブランド連銀総裁が講演

 

北朝鮮・人民軍創建日

2月9日

国内

08:30

毎月勤労統計-現金給与総額(12月)

08:30

実質賃金総額(12月)

08:50

マネーストック(1月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存25年超)(日本銀行)

15:00

工作機械受注(1月)

23:00

日本証券業協会・FT共催の日本市場プロモーション・オンラインイベント、金融庁の氷見野長官ら出席

 

決算発表 サントリ食、シマノ、ダイキン工、ネクソン、三井化、出光興産、大和ハウス、大日印、富士フHD、JT

 

決算発表 マクドHD、日産自、旭化成、明治HD、ホンダ、東レ、横河電、王子HD、資生堂、飯田GHD、SUMCO、JFEHD

海外

16:00

独・貿易収支(12月)

16:00

独・経常収支(12月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(2月)

21:00

ブ・IBGEインフレ率IPCA(1月)

24:00

米・JOLT求人件数(12月)

 

中・資金調達総額(1月、15日までに)

 

中・新規元建て融資(1月、15日までに)

 

中・マネーサプライ(1月、15日までに)

 

米・上院でトランプ前大統領の弾劾裁判開始の予定

 

決算発表 シスコシステムズ、ツイッター、リフト、デュポン

2月10日

国内

08:50

国内企業物価指数(1月)

10:30

中村日銀審議委員が高知県金融経済懇談会であいさつ、同記者会見

11:00

東京オフィス空室率(1月)

 

アールプランナーが東証マザーズに新規上場(公開価格:2210円)

 

決算発表 トヨタ、ナブテスコ、パンパシI、ピジョン、リンナイ、ルネサスエ、三菱地所、博報堂DY

 

決算発表 日ペイントHD、東京海上H、東電HD、東急、ENEOS、GMOPG、国際帝石、小田急

海外

10:30

中・消費者物価指数(1月)

10:30

中・生産者物価指数(1月)

16:00

独・CPI(1月)

16:00

英・鉱工業生産(12月)

16:00

トルコ・失業率(11月)

21:00

ブ・小売売上高(12月)

22:30

米・消費者物価コア指数(1月)

24:00

米・卸売在庫(12月)

28:00

米・財政収支(1月)

 

米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演

 

決算発表 ウーバー、コカ・コーラ、GM、ソシエテ・ジェネラル

2月11日

国内

 

株式市場は祝日のため休場(建国記念日)

海外

13:00

マレーシア・GDP(10-12月)

21:00

ブ・IBGEサービス部門売上高(12月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

 

フィリピン・中央銀行が政策金利発表

 

香港・株式市場は祝日のため13:00に早引け(元旦)

 

中・株式市場は祝日のため休場(春節、17日まで)

 

欧・欧州委員会(EC)が経済見通しを発表

 

国際エネルギー機関(IEA)月報

 

石油輸出国機構(OPEC)月報

 

決算発表 ウォルト・ディズニー、ペプシコ、クレディ・アグリコル、アストラゼネカ

2月12日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

 

決算発表 かんぽ生命、ゆうちょ銀、オリンパス、オープンH、ヤマハ発、ライオン、住友不、光通信、凸版印刷、大塚HD

 

決算発表 日本郵政、朝日インテ、東芝、楽天、第一生命HD、近鉄GHD、鹿島、MS&AD、SMC、SOMPO、T&DHD、アサヒGH

海外

16:00

英・GDP(10-12月)

16:00

英・鉱工業生産指数(12月)

16:00

英・商品貿易収支(12月)

16:30

スイス・消費者物価指数(1月)

19:00

欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(12月)

19:30

露・ロシア中央銀行が政策金利発表

20:00

ブ・FGVインフレ率IGP-10(2月)

21:00

印・CPI(1月)

21:00

印・鉱工業生産(12月)

21:00

ブ・経済活動(12月)

24:00

米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(2月)

 

香港・株式市場は祝日のため休場(元旦、15日まで)

 

決算発表 INGグループ

  • 提供:フィスコ社

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.