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2024-03-28 22:23:05

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は427円高!上昇局面終了となるか

日経平均は427円高!上昇局面終了となるか

2021/2/1

1米株市場の波乱受け28,000円割り込む

先週の225先物は前週末比1,060円安(下落率3.70%)の27,570円と5週ぶりに大幅反落。週前半は決算を受けた個別株物色など現物市場での売買が主体で、先物市場は売買の盛り上がりに欠け、もみ合い展開だった。

ただ、28日からは現物市場とともに相場の様相が一変。27日の米株市場において、短期の投機取引が加速し変動率が上昇したことで、金融システムへの不安感が広がった。

これを受け、28日の東京市場でもリスク回避の動きが先行し、先物市場でも商いが膨らんだ。短期筋と思われる売りも入り、225先物は朝方には一時28,000円を割り込む場面があった。

その後は、下値が想定以上に堅いとみて朝方売っていた短期筋が早々に買い戻しを迫られ、午後には28,000円を回復。同日の米株市場で、ネット証券が一部の過熱している銘柄の取引を制限すると発表したことを受け、投機に対する警戒感が後退すると、29日の225先物は朝方に28,350円まで上昇。

ただ、米ネット証券が当該取引制限を29日から緩和するとの報道が入ると再び警戒ムードに。

1月22日時点の裁定残高は、ネットベースで8,321億円の売り越し(前週は9,413億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、3億747万株の売り越しで、1月15日時点(3億6,013万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(1月22日時点)

週後半の海外勢による両先物売りが目立つ

米国での投機取引への警戒感が高まった週後半に、海外勢による売り越しが目立った。

225先物では、長期筋の動きを表しやすいとされるJPモルガンやGSのほか、シティGなどによる大幅な売り越しがみられ、TOPIX先物でも週後半にGSやモルガンSの売り越しがみられた。

また、商品投資顧問(CTA)など短期筋の動向を表しているとされるCSの売り越しも散見された。一方、29日には、海外勢が売っている中で個人の動きと思われるSBIによる大幅な買い越しが目立った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは急騰、米株市場の混乱を警戒

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比7.43pt高(上昇率35.04%)の28.63ptと急騰した。週前半こそは特段の材料もなく日経VIは20pt台前半でのこう着感の強い動きが続いた。

しかし、週末にかけては、米株市場で過熱する一部の投機的取引が起こす金融市場への混乱からリスク回避のムードが高まり、日経VIは急騰、29日には一時29.56と、危険水準とされる30ptを窺うところまで上昇する場面がみられた。

結局、週末の海外市場の動向を見極めたいという警戒ムードが解けないまま、日経VIは28ptという高水準で高止まりして週を終えた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は大幅低下、米国発のハイボラティリティー相場警戒で値がさ株総崩れ

NT倍率(先物)は低下。週半ばまではバイデン政権が提示した約2兆ドル規模の追加経済対策やコロナワクチンを巡る報道に一喜一憂する展開。基本は決算を受けた個別株物色など現物市場での売買が主体で先物市場はもみ合い展開だった。

ただ、28日からは様相が一変。27日の米株市場において、短期の投機取引が加速し変動率が上昇したことで金融状況への警戒感が広がった。

これを受け、28日の東京市場でもリスク回避の動きが先行し、先物市場でも短期筋による売りや、個人の日経レバETF<1570>や日経ダブルインバETF<1357>などを通じた先物売りで下げ幅を拡げる動きが加速。現物市場でも半導体関連を中心に値がさ株が総崩れし、225型先行の下げが続く形でNT倍率は大きく低下した。

3日経平均は427円高!上昇局面終了となるか

今週の225先物は軟調な展開が想定される。

米国個人投資家の投機的な取引により、米国の一部銘柄が急騰しており、市場の混乱が続くとの警戒がくすぶっている。ただ、VIX指数の急上昇により、米国株は急落しているが、日本だけに限ってみれば投機的な取引などは見られていないうえ、米国では連邦準備制度理事会(FRB)による当面の緩和策の維持も表明されているため、今回の米国での混乱は一時的なものに留まる可能性もある。

今回の問題は米国政治家の間でも論争が起きている状況で、急進左派の影響力もある米民主党政権の動向が気がかりだ。銘柄を特定した本格的な売買制限等まで発展すれば、混乱に拍車がかかる可能性があるため、注意が必要。

また他方で、中国でも人民銀の金融引き締め観測などが出ており、アジア市場の動向にも警戒が必要そうだ。ボラティリティーの高止まりが警戒されるなか、短期筋が先物主導で仕掛け的な売りに動いてくる可能性もある。

また、週末には日本市場で日経レバETFや日経ダブルインバETFの売買高も膨らんできている。基本的に個人投資家は逆バリ志向だが、日本の個人投資家も積極的にこれらのETFを通じて売りに加勢してくるとなれば、225先物は27,000円を割ってくる場面もあるかもしれない。

いずれにしても先週あたりから相場の流れに変化が生じてきている可能性があり、上昇局面の終了となるのか注目される。今週の予想レンジは26,500-28,500円とする。

経済スケジュール(2月1日〜2月7日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

2月1日

国内

09:30

製造業PMI(1月)

14:00

自動車販売台数(1月)

 

決算発表 みずほFG、レーザテク、ローム、京セラ、任天堂、CTC

 

決算発表 塩野義薬、大塚商会、大阪ガス、小林製薬、小野薬、JAL

海外

10:45

中・財新製造業PMI(1月)

14:00

印・製造業PMI(1月)

18:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(1月)

19:00

欧・ユーロ圏失業率(12月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(1月)

22:00

ブ・製造業PMI(1月)

24:00

米・ISM製造業景況指数(1月)

24:00

米・建設支出(12月)

25:00

露・GDP(2020年)

27:00

ブ・貿易収支(1月)

 

米・アトランタ連銀総裁とボストン連銀総裁が講演

 

決算発表 NXPセミ

2月2日

国内

08:50

マネタリーベース(1月)

10:00

営業毎旬報告(1月31日現在、日本銀行)

 

決算発表 アイシン精、デンソー、パナソニク、三井住友F、三菱電、日精工

 

決算発表 日本酸素HD、東ソー、東武鉄道、豊田織、豊田通商、Monot

海外

12:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

19:00

欧・ユーロ圏GDP速報値(10-12月)

21:00

ブ・鉱工業生産(12月)

 

米・自動車販売(1月、3日までに)

 

米・クリーブランド連銀総裁が講演

 

決算発表 ファイザー、BP、アマゾン、アムジェン、アリババ、アルファベット、エクソンモービル、UPS

2月3日

国内

09:30

サービス業PMI(1月)

09:30

総合PMI(1月)

 

決算発表 エーザイ、カカクコム、シスメクス、ソニー、ヒロセ電、ブラザー、三井物、三菱ケミH、三菱商

 

決算発表 丸紅、住友電工、日清食HD、日立、花王、野村HD、ZHLD、スクエニH、三菱商

海外

06:45

NZ・失業率(10-12月)

10:45

中・財新サービス業PMI(1月)

10:45

中・財新総合PMI(1月)

14:00

印・サービス業PMI(1月)

14:00

印・総合PMI(1月)

16:00

トルコ・消費者物価指数(1月)

16:05

タイ・中央銀行が政策金利発表

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(月次)(1月)

18:00

欧・ユーロ圏総合PMI(1月)

18:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(1月)

19:00

欧・生産者物価指数(12月)

19:00

欧・消費者物価コア指数(1月)

22:00

ブ・サービス業PMI(1月)

22:00

ブ・総合PMI(1月)

22:15

米・ADP全米雇用報告(1月)

24:00

米・ISM非製造業景況指数(1月)

 

OPECプラスの共同閣僚監視委員会(JMMC)

 

米・セントルイス連銀総裁が講演

 

米・フィラデルフィア連銀総裁が講演

 

米・クリーブランド連銀総裁が講演

 

米・シカゴ連銀総裁が講演

 

決算発表 アフラック、メットライフ、イーベイ、クアルコム、グラクソ・スミスクライン

 

決算発表 スポティファイ、バイオジェン、ペイパル、ボルボ、レノボ、シーメンス

2月4日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

 

決算発表 アズビル、イビデン、NTTデ、キッコマン、コナミHD、ソフトバンク、テルモ、メルカリ、ヤマハ、リコー

 

決算発表 菱ガス化、三菱重、中外薬、伊藤忠、住友商、協和キリン、参天薬、 大正薬HD、ヤマダHD、武田薬

海外

09:30

豪・貿易収支(12月)

19:00

欧・ユーロ圏小売売上高(12月)

21:00

英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・非農業部門労働生産性(10-12月)

24:00

米・製造業受注(12月)

 

米・サンフランシスコ連銀総裁がパネル討論会に参加

 

欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告

 

決算発表 ロシュ・ホールディング、ロイヤル・ダッチ・シェル、メルク、プルデンシャル

 

決算発表 ブリストル、フォード、フィリップ・モリス、スナップ、ギリアド、ドイツ銀行

2月5日

国内

08:30

家計支出(12月)

14:00

景気先行CI指数(12月)

14:00

景気一致指数(12月)

 

QDレーザが東証マザーズに新規上場(公開価格:340円)

 

決算発表 スズキ、セコム、ダイフク、ミネベアミツミ、三井不、三浦工、京阪HD、島津製

 

決算発表 日本製鉄、NTT、日産化、阪急阪神H、AGC、LIXIL、スバル、TIS

海外

13:00

インドネシア・GDP(10-12月)

15:15

印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

15:15

印・RBI現金準備率

16:00

独・製造業受注(12月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(1月)

22:30

加・失業率(1月)

22:30

加・貿易収支(12月)

22:30

米・貿易収支(12月)

22:30

米・非農業部門雇用者数(1月)

22:30

米・失業率(1月)

22:30

米・平均時給(1月)

 

米・消費者信用残高(12月)

 

英・カーニーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演

 

決算発表 BNPパリバ、サノフィ、リジェネロン

2月7日

国内

 

11都府県に発令された緊急事態宣言の期限

  • 提供:フィスコ社

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