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2024-03-29 08:06:26

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 4兆円規模の配当再投資で日経平均は堅調か

4兆円規模の配当再投資で日経平均は堅調か

2020/11/30

1米国株高や配当再投資を追い風に4週連続の上昇

先週の225先物は前週末比1,090円高(上昇率4.26%)の26,630円と4週連続で上昇し、節目の26,000円を回復して終了した。

新型コロナウイルスのワクチン開発が進展していることやバイデン次期米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)議長経験者のイエレン氏を財務長官に起用すると伝わったことなどから、リスク選好ムードが広がり、NYダウは初めて3万ドルの大台を突破し、ナスダック総合指数も史上最高値を更新した。この流れを引き継いで、現物市場では主力の値がさハイテク株やグロース株を中心に上昇する銘柄が続出し、225先物にも買いが波及した。

また、主要企業の9月中間配当金の支払いが本格化しており、週内では9,000億円弱の資金が再投資に振り向けられたことも225先物高につながった。

11月20日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆1,232億円の売り越し(前週は1兆2,315億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、3億5,377万株の売り越しで、11月13日時点(4億1,005万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(11月20日時点)

薄商いで特段の動きなし、海外勢の買い戻しも一巡

225先物の手口では、連休明けの24日に3,500枚近く売り越したAアムロC以外では目立った売り方の動きはなかった。買い手口でも、週初に1,500枚超買い越したみずほ証券以外では目立った動きは観測されず。

TOPIX先物の手口では、24日に3,000枚超、27日に2,600枚超売り越したソジェンが売り方トップとなったほか、AアムロCが週を通じてコンスタントに売り越した。そのほか、国内勢では、24日に4,000枚超売り越したみずほ証券が目立つ程度だった。一方、買い手口では、週末27日に3,800枚超買い越した大和が買い方筆頭になり、25日に2,200枚超買い越したBofA証がこれに続いた。

その他では、シティG、JPモルガン、UBSの海外勢が上位に並んだ。今週は国内では週初が祝日、米国でも週後半から感謝祭で休場と全体的に材料不足であり、手口での目立った動きは出にくかったようだ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは2週連続の低下

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.12pt安(下落率0.55%)の21.58ptと小幅ながら2週連続で低下した。新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待で経済活動の本格再開にも期待が高まるなかリスクオンムードが一段と強まり、日経平均が終値で29年ぶり高値を連日更新するなど上昇基調をたどったことから、VIは低下して始まった。

24日には一時20.69ptまで水準を切り下げた。ただ、日経平均の上昇ピッチの速さから高値警戒感を指摘する向きも多く、日経平均の騰勢が鈍ると、VIは僅かながら上昇に転じた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、グロース株優勢のなか改めて15倍台を窺う展開

NT倍率(先物)は上昇。新型ウイルスワクチンに関する新たな報道により景気回復期待が高まったほか、バイデン氏への政権移行が認められたことによる米国政治の不透明感の後退、さらには、次期財務長官にハト派で財政出動にも肯定的なイエレン前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が選出されるなど好材料が相次ぎ、市場はリスクオンとなった。

こうした中、東京エレクトロン<8035>など半導体関連を中心としたグロース・ハイテク株や、日経平均高構成比銘柄のファーストリテイリング<9983>などの値がさ株が主導する形で上昇し、NT倍率もこれに伴い大きく上昇、改めて節目の15倍台を窺う位置で週を終えた。

34兆円規模の配当再投資で日経平均は堅調か

今週の225先物は、堅調展開の継続が想定される。225先物は11月に入り、16%超も上昇しており、高値警戒感がくすぶっているものの、上昇スピードが速かっただけに、買い遅れている国内機関投資家も多く、株価水準が切り下がれば、押し目買いがすかさず入ることが想定される。

225先物の200日移動平均線からのかい離率は20%を超え、過熱感を指摘する声も聞かれるが、市場では「それでも大きく調整することもないだけに、投資マインドの強さが窺われる」との指摘もあり、こうした心理状態が継続すれば、225先物も年末ラリーに向けた動きが期待される。

加えて、今週以降も9月中間配当金の支払いがあり、今週は2兆7,000億円規模、来週には1兆3,000億円規模の再投資が見込まれている。このため、好需給を背景に目先は強含みの展開が期待できそうだ。

一方、世界的な新型コロナの感染再拡大は顕著だが、市場では「さらなる金融緩和への期待感が高まりやすい」との見方もあり、大きく崩れることもなさそうだ。予想レンジは26,200-27,000円とする。

経済スケジュール(11月30日〜12月4日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

11月30日

国内

08:50

鉱工業生産指数(10月)

08:50

小売売上高(10月)

08:50

百貨店・スーパー売上高(10月)

10:10

国債買い入れオペ(残存3-5年、残存25年超)(日本銀行)

14:00

建設工事受注(10月)

14:00

住宅着工件数(10月)

 

バリオセキュアが東証2部に新規上場(公開価格:2250円)

海外

10:00

中・製造業PMI(11月)

10:00

中・非製造業PMI(11月)

10:00

中・総合PMI(11月)

16:00

トルコ・GDP(7-9月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

21:00

南ア・貿易収支(10月)

21:30

ブ・基礎的財政収支(10月)

21:30

ブ・純債務対GDP比(10月)

22:00

独・消費者物価指数(11月)

22:30

加・経常収支(7-9月)

23:45

米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(11月)

24:00

米・中古住宅販売成約指数(10月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(11月29日まで1カ月間)

 

欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が講演

 

欧・ユーロ圏財務相会合

 

石油輸出国機構(OPEC)総会

 

決算発表 ズーム・ビデオ

12月1日

国内

08:30

失業率(10月)

08:30

有効求人倍率(10月)

08:50

設備投資(7-9月)

08:50

企業利益(7-9月)

08:50

企業売上高(7-9月)

09:30

製造業PMI(11月)

14:00

自動車販売台数(11月)

 

決算発表 伊藤園

海外

09:30

豪・経常収支(7-9月)

10:45

中・財新製造業PMI(11月)

12:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

14:00

印・製造業PMI(11月)

15:45

スイス・GDP(7-9月)

17:55

独・失業率(失業保険申請率)(11月)

18:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(11月)

19:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(11月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月)

22:00

ブ・製造業PMI(11月)

22:30

加・GDP(7-9月)

24:00

米・ISM製造業景況指数(11月)

24:00

米・建設支出(10月)

27:00

ブ・貿易収支(11月)

 

米・自動車販売(11月、2日までに)

 

米・ムニューシン財務長官とパウエル連邦準備制度理事会(FRB)が上院銀行委員会で証言

 

欧・欧財務相理事会

 

欧・ECB総裁が講演

 

韓・GDP(7-9月)

 

経済協力開発機構(OECD)が経済見通しを公表

 

「OPECプラス」会合

 

決算発表 セールスフォース

12月2日

国内

08:50

マネタリーベース(11月)

10:00

営業毎旬報告(11月30日現在、日本銀行)

10:30

雨宮日銀副総裁が秋田県金融経済懇談会で講演、同記者会見

14:00

消費者態度指数(11月)

海外         

09:30

豪・GDP(7-9月)

16:30

スイス・消費者物価指数(11月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(11月)

19:00

欧・ユーロ圏生産者物価指数(10月)

19:00

欧・ユーロ圏失業率(10月)

21:00

ブ・鉱工業生産(10月)

22:15

米・ADP全米雇用報告(11月)

 

米・財務長官とFRB議長が下院金融委員会で証言

 

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

 

米・ニューヨーク連銀総裁が記者会見

12月3日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

08:50

貸出先別貸出金 法人(10月)

09:30

サービス業PMI(11月)

09:30

総合PMI(11月)

10:30

鈴木日銀審議委員が福島県金融経済懇談会で講演、同記者会見

海外

09:30

豪・貿易収支(10月)

10:45

中・財新サービス業PMI(11月)

10:45

中・財新総合PMI(11月)

14:00

印・サービス業PMI(11月)

14:00

印・総合PMI(11月)

16:00

トルコ・消費者物価指数(11月)

18:00

欧・ユーロ圏総合PMI(11月)

18:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(11月)

19:00

欧・ユーロ圏小売売上高(10月)

21:00

ブ・GDP(7-9月)

22:00

ブ・サービス業PMI(11月)

22:00

ブ・総合PMI(11月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

24:00

米・ISM非製造業景況指数(11月)

12月4日

海外

09:30

豪・小売売上高(10月)

15:15

印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

16:00

独・製造業受注(10月)

22:30

加・失業率(11月)

22:30

加・貿易収支(10月)

22:30

米・貿易収支(10月)

22:30

米・非農業部門雇用者数(11月)

22:30

米・失業率(11月)

22:30

米・平均時給(11月)

24:00

米・製造業受注(10月)

 

米・ボウマンFRB理事が講演

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