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2020-11-25 20:49:53

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は260円高!終値でコロナ後高値更新

日経平均は260円高!終値でコロナ後高値更新

2020/10/19

1新規の手掛かり材料難から買い見送り気分広がる

先週の225先物は前週末比160円安(下落率0.67%)の23,410円と下落した。米追加経済対策への期待感が後退したほか、為替市場での円高・ドル安が嫌気され、225先物には目先の利益を確保する売りが先行して始まった。その後、追加経済対策の合意に関する要人発言にも統一感が見られず、相場を一喜一憂させた。

また、今週22日には米大統領選の討論会の開催が予定されていることのほか、今月末から日米の主要企業の決算発表が本格化するだけに模様眺めムードが強い展開となり、全般は方向感に乏しい展開だった。

10月9日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆5,512億円の売り越し(前週は1兆4,285億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、5億2,668万株の売り越しで、10月2日時点(5億1,162万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(10月9日時点)

海外ファンド筋による両先物売りが目立つ

225先物手口では、週を通じてコンスタントに売りをこなしたCSやJPモルガンが売り方1位、2位になったほか、週末16日に1,500枚超売り越したGSがこれに続くなど、海外勢の売りが目立った。一方、買い手口では、週初の12日に2,000枚超買い越したAアムロCが買い方トップになったほか、メリル、ソジェン、UBSなどの海外勢が小口ながら買いを出していた。

TOPIX先物の手口では、バークレイやCSのほか、モルガンS、GSなど海外勢が上位に並んだ。一方、買い手口では、週末16日に2,900枚超買い越したみずほ証券がトップとなったほか、14日に3,000枚超買い越した大和がこれに続くなど、国内勢が上位に並んだ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは上昇に転じる

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比1.62pt高(上昇率8.21%)の21.33ptと上昇した。日経平均が心理的な節目である23,500円台を明確に突破するなど、急ピッチでの上昇に伴い高値警戒感が台頭しながらも、相場が底堅さを見せるなか、VIは低下して始まった。

その後、米国株の上昇を受けて日経平均が上昇するとVIは更に低下し、13日には18.45ptまで水準を切り下げた。ただ、週末にかけては、米追加経済対策の早期合意への期待感が後退したほか、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感が強まり、週末16日には、21.64ptまで上昇する場面もあった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は拡大、ファーストリテがけん引

NT倍率(先物)は拡大。13日のNT倍率はやや低下したものの、その後週末にかけてはNT倍率は上昇傾向 が継続し、日経225優位の展開となった。週末16日には今期業績見通しが好感されたファーストリテイリング<9983>が大幅高となったこともNT倍率を押し上げ、NT倍率は14.48倍に拡大した。

3日経平均は260円高!終値でコロナ後高値更新

今週の225先物は、一進一退の展開もコロナ後高値更新となりそうだ。今週は22日に開催予定の米大統領候補者討論会や本格化する日米企業決算を見極めたいとの思惑が一層強まることが予想される。

米大統領選については、バイデン氏が当選すれば株安との当初の見立てには変化が生じており、バイデン氏が大統領になっても大規模な財政出動で景気回復が期待されるといった見方が優勢になってきている。リスクはむしろ、議会の方でも民主党が過半数を握れるかだろう。それ次第で政策の執行スピードにも影響が出てくる。

一方でやはりバイデン氏が当選すると増税と過大な財政支出で、長期的にはやはり株安といった声が日増しに大きくなりつつある。財政支出規模は、共和党に比べ大きいものの、支出先が育児・教育に2兆7,000億ドル、ヘルスケアでも2兆500億ドル増と家計に手厚く企業に厳しい内容になっているためだ。更に増税となると米国株の先行きを見通せなくなるリスクがあり、不安感が高まっている。直近でもバイデン氏に対する見方が二転三転していることからも米国市場、米大統領選の結果に対し、不安感が高まっていることが読み取れる。

更に今年の米大統領選は、コロナ禍で実施されており、郵便投票による投票が増えていると報じられている。例年の米大統領選挙では開票後にすぐに結果が判明してきたが、今年の選挙では結果判明が12月までもつれる可能性が指摘されており、一時的に株式市場が不安定化する可能が指摘されている。そうなった場合、急落する場面も考えられるが、パニックにならないように頭の体操をしておきたい。

直近の米国企業の決算については、テスラモーターズといった時価総額上位の企業のほか、インテルやザイリンクスといった半導体関連企業の決算が控えており、市場心理への影響も大きいだけに注目される。焦点は、想定通りに20年4-6月期を底に収益が回復してきているのか、また、事前予想を大きく上回る業績予想が示されるのかといったところになろう。目先は米国市場の動きに大きく影響を受けるが、日経平均の急落場面では日銀のETF買付が実施されるため、下値は限られると想定。大きく下落した局面に備えて資金を準備しておきたい。週間の予想レンジは23,200円-23,800円。

経済スケジュール(10月19日〜10月23日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

10月19日

国内

08:50

貿易収支(9月)

08:50

輸出 (9月)

08:50

輸入 (9月)

海外

11:00

中・GDP(7-9月)

11:00

中・鉱工業生産指数(9月)

11:00

中・小売売上高(9月)

11:00

中・不動産投資(9月)

11:00

中・固定資産投資(都市部)(9月)

11:00

中・調査失業率(9月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(10月15日まで1カ月間)

20:25

ブ・週次景気動向調査

23:00

米・NAHB住宅市場指数(10月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(10月18日まで1カ月間)

 

決算発表 IBM

 

米・連邦準備制度理事会(FRB)議長が国際通貨基金(IMF)のパネル討論会に出席

 

米・アトランタ連銀総裁が講演

 

米・フィラデルフィア連銀総裁が講演

 

欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が講演

10月20日

国内   

13:30

東京販売用マンション(9月)

14:00

コンビニエンスストア売上高(9月)

15:00

工作機械受注(9月)

 

「CEATEC」開幕

海外

10:30

中・新築住宅価格(9月)

10:30

中・1年物貸出金利(10月)

10:30

中・5年物貸出金利(10月)

17:00

欧・ユーロ圏経常収支(8月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(10月)

21:30

米・住宅着工件数(9月)

21:30

米・住宅建設許可件数(9月)

 

米・ニューヨーク連銀総裁が講演

 

米・シカゴ連銀総裁が講演

 

決算発表 UBSグループ、スナップ、TI、ネットフリックス、フィリップ・モリス、 P&G、ボルボ、ロッキード

10月21日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

10:30

桜井日銀審議委員が福井県金融経済懇談会であいさつ、同記者会見

14:00

スーパーマーケット売上高(9月)

海外

15:00

英・消費者物価コア指数(9月)

15:00

英・生産者物価産出コア指数(9月)

21:30

加・消費者物価指数(9月)

21:30

加・小売売上高(8月)

 

米・クリーブランド連銀総裁が講演

 

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

 

決算発表 テスラ、バイオジェン、ベライゾン、エリクソン

10月22日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

10:00

営業毎旬報告(10月20日現在、日本銀行)

14:30

全国百貨店売上高(9月)

14:30

東京地区百貨店売上高(9月)

15:00

金融システムリポート(10月、日本銀行)

 

新型コロナ感染症対応の金融支援特別オペ(日本銀行)

 

決算発表 ディスコ、中外薬

海外

20:00

トルコ・中央銀行が政策金利発表

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

23:00

米・景気先行指数(9月)

23:00

米・中古住宅販売件数(9月)

23:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(10月)

 

米・大統領候補の最後の討論会

 

英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演

 

決算発表 AT&T、Dow、インテル、コカ・コーラ

10月23日

国内

08:30

消費者物価コア指数(9月)

09:30

製造業PMI(10月)

09:30

サービス業PMI(10月)

09:30

総合PMI(10月)

 

決算発表 富士通

海外

06:45

NZ・消費者物価指数(7-9月)

15:00

英・小売売上高指数(9月)

16:30

独・製造業PMI(10月)

16:30

独・サービス業PMI(10月)

16:30

独・総合PMI(10月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(10月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(10月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(10月)

17:30

英・製造業PMI(10月)

17:30

英・サービス業PMI(10月)

17:30

英・総合PMI(10月)

19:30

露・ロシア中央銀行が政策金利発表

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(10月22日まで1カ月間)

20:00

ブ・FGV消費者信頼感(10月)

21:00

ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(10月)

21:30

ブ・海外直接投資(10月)

21:30

ブ・経常収支(10月)

22:45

米・製造業PMI(10月)

22:45

米・サービス業PMI(10月)

22:45

米・総合PMI(10月)

 

決算発表 アメックス、ダイムラー、バークレイズ

  • 提供:フィスコ社

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