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2020-06-03 12:26:54

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は新型肺炎への懸念で、軟調な展開

日経平均株価は値固めの展開になるか

2020/4/20

1米株先物に連動し値動きの荒い展開に

先週の225先物は前週末比390円高(上昇率2.01%)の19700円と2週連続して上昇した。新型コロナウイルスの感染拡大など先行き不透明感から時間外取引での米国株価指数先物が下落したことから、13日の225先物は連れ安したが、14日はソフトバンクG<9984>など指数寄与度の高い銘柄が上伸したことから225先物は大幅高となった。また、欧米で新型コロナの感染拡大ペースが鈍化するなど、不安感が和らぐ場面もあった。

一方、市場予想を大幅に下回る米経済指標などの弱材料もあり、強弱感は交錯していた。週末にかけては、米国の経済活動の早期再開への期待感を背景に米株先物が急伸したことで、225先物にも買いが波及し、17日には一時19910円まで値を上げ、2万円の大台回復目前にまで迫った。

4月10日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆4440億円の売り越し(前週は9579億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、5億5570万株の売り越しで、4月3日時点(3億5905万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(4月10日時点)

海外勢主体の先物売買

225先物の手口では、週を通じてコンスタントに売り越したシティGがトップになったほか、モルガンS、メリルなどの米系証券が上位を占めた。一方、買い手口では、週半ばに1000枚超買い越したソジェンを筆頭に、コンスタントに買い越したGSがこれに続いた。また、AアムロC、JPモルガン、ドイツの海外勢が上位に名を連ねた。TOPIX先物の手口では、裁定取引業者のソジェンが14日以降継続的に売り越し、売り方トップに躍り出たほか、メリル、シティG、BNPパリバ、JPモルガンの海外勢がこれに続いた。一方、買い手口では、15日に日銀の上場投資信託(ETF)買いを執行したとみられる大和が5000枚買い越したことなどから、買い方トップになった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは4週連続の下落

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比3.60pt安(下落率8.74%)の37.58ptと4週連続して下落した。緊急事態宣言後初となった週末の間も新型コロナウイルスの感染が拡大したことなどから、VIは上昇して始まった。その後、トランプ米大統領が早期の経済活動再開に意欲を示したことや中国の3月貿易統計が予想ほど悪化しなかったことなどもあり、日経平均が堅調に推移したことから、VIは低下した。一方、市場予想を大幅に下回る小売売上高など米景気減速に対する警戒感から、VIは16日には上昇したが、17日には、トランプ氏が米経済活動再開の指針を公表したことから再びリスクオンムードが台頭し、VIは下げに転じ、一時35.31ptまで水準を切り下げた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は拡大、日経平均は20000円台回復目前に迫る

NT倍率(先物)は拡大。14日の日経平均は指数寄与度の大きいソフトバンクG<9984>が上昇し上げ幅を拡大。その後はやや軟調に推移したが、週末17日の日経平均は時間外取引での米株価指数先物の上昇などをうけ、20000円の大台回復目前にまで迫り、NT倍率は拡大した。

3日経平均株価は値固めの展開になるか

今週の225先物は、「コロナショック」後の反発局面のなかでの値固めの展開となりそうだ。市場では「国内でも新型コロナによる混乱に出口が見えてくるような報道が出てくれば、上値を試す可能性がある」との声が聞かれている。欧米でも、米国やドイツなどの経済活動の再開を見込む動きとなり、事態収束を示す例が増えてきた。国内では、緊急事態宣言が全国に拡大したが、市場では「当初の7都府県で外出自粛効果により感染ペースが鈍化したことが確認できれば、投資マインドは一段と改善する可能性がある」との声も聞かれた。ただ、感染者数の増加が完全に収束するかどうかをこの先慎重に見極める必要があるだろう。また、今週は欧米で購買担当者景気指数(PMI)などの経済指標の発表が控えている。市場では「想定以上の景気悪化が示されれば、株価の下押し材料になりかねない」と警戒する声もあり楽観視は許されない。予想レンジは19500-20500円とする。

経済スケジュール(4月20日〜4月24日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月20日

国内

08:50

貿易収支(3月)

08:50

輸出(3月)

08:50

輸入(3月)

16:00

コンビニエンスストア売上高(3月)

海外

07:45

NZ・消費者物価指数(1-3月)

10:30

中・貸出基準金利1年物(4月)

10:30

中・貸出基準金利5年物(4月)

17:00

欧・ユーロ圏経常収支(2月)

18:00

欧・ユーロ圏貿易収支(2月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

27:00

ブ・貿易収支(週次)(4月19日まで1カ月)

 

決算発表 IBM

4月21日

国内

14:00

スーパーマーケット売上高(3月)

15:00

工作機械受注(3月)

海外

15:00

英・失業率(3月)

15:00

英・ILO失業率(3カ月)(2月)

18:00

独・ZEW期待指数(4月)

21:30

加・小売売上高(2月)

23:00

米・中古住宅販売件数(3月)

 

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)議事要旨

 

決算発表 コカ・コーラ、TI、ネットフリックス、フィリップ・モリス、ロッキード、SAP

4月22日

国内

10:00

営業毎旬報告(4月20日現在、日本銀行)

 

国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

海外

15:00

英・消費者物価コア指数(3月)

15:00

英・生産者物価産出コア指数(3月)

20:00

トルコ・中央銀行が政策金利発表

21:30

加・消費者物価指数(3月)

22:00

米・FHFA住宅価格指数(2月)

23:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(4月)

 

決算発表 AT&T、シーゲイト、アルコア、バイオジェン、STマイクロ

4月23日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

09:30

製造業PMI(4月)

09:30

サービス業PMI(4月)

09:30

総合PMI(4月)

14:00

景気先行CI指数(2月)

14:00

景気一致指数(2月)

 

決算発表 オムロン、オービック、キヤノン、ディスコ、中外薬

海外

10:00

中・SWIFTグローバル元支払(3月)

16:30

独・製造業PMI(4月)

16:30

独・サービス業PMI(4月)

16:30

独・総合PMI(4月)

17:00

欧・ユーロ圏製造業PMI(4月)

17:00

欧・ユーロ圏サービス業PMI(4月)

17:00

欧・ユーロ圏総合PMI(4月)

17:30

英・製造業PMI(4月)

17:30

英・サービス業PMI(4月)

17:30

英・総合PMI(4月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(4月22日まで1カ月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:45

米・製造業PMI(4月)

22:45

米・サービス業PMI(4月)

22:45

米・総合PMI(4月)

23:00

米・新築住宅販売件数(3月)

 

欧・欧首脳が新型コロナ対応巡りテレビ会議

 

韓・GDP(1-3月)

 

決算発表 イーライリリー、インテル、クレディ・スイス

4月24日

国内

08:30

消費者物価コア指数(3月)

08:50

企業向けサービス価格指数(3月)

13:30

全産業活動指数(2月)

14:30

全国百貨店売上高(3月)

14:30

東京地区百貨店売上高(3月)

 

国債買い入れオペ(残存10ー25年、残存25年超)(日本銀行)

 

決算発表 アドテスト、野村HD、Monot、ファナック

海外

17:00

独・IFO企業景況感指数(4月)

19:30

露・ロシア中央銀行が政策金利発表

21:30

ブ・経常収支(3月)

21:30

ブ・海外直接投資(3月)

21:30

米・耐久財受注(3月)

23:00

米・ミシガン大学消費者マインド指数(4月)

 

S&Pが伊ソブリン格付け

 

S&Pが英ソブリン格付け

 

決算発表 アメックス、ベライゾン、サノフィ

  • 提供:フィスコ社

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