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2024-03-29 02:44:47

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は新型肺炎への懸念で、軟調な展開

日経平均は455円急落!引き続き荒い値動きに注意!

2020/4/13

1新型コロナの収束期待から買い優勢に

先週の225先物は前週末比1,630円高(上昇率9.21%)の19,310円と上昇した。米国で新型コロナウイルスによる一日当たりの死者数が減少するなど、欧米での感染拡大ペースに鈍化の兆しがみられたことから、投資家センチメントは大きく改善した。米国株が上昇するのに連動して、225先物にも買いが先行し、7日は約1週間ぶりに19,000円台に乗せた。また、国内では7日に緊急事態が宣言されたことにより、先行き不透明感が払しょくされたことも相場を押し上げる要因になった。

このほか、値がさ株のファーストリテイリングが業績下方修正をしながらも見通しを明示したことが好感されて大きく上伸したことも、相場の底打ち感を強めさせた。ただ、国内での感染者数についてはいまだ拡大していることから、19,500円処では上値の重さを感じさせた。

4月3日時点の裁定残高は、ネットベースで9,579億円の売り越し(前週は9,172億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、3億5,905万株の売り越しで、3月27日時点(3億3,043万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(4月3日時点)

海外勢の売り越し、国内勢の買い越しの構図

225先物の手口では、週初に5,000枚近く売り越したGSが売り方トップになったほか、メリル、UBSなどの海外勢が売り越し上位を占めた。一方、買い手口では、レバレッジ型の上場投資信託(ETF)に対する調整買いを入れた野村が週初に7,000枚超と買い越したほか、大和、みずほ証券などの国内勢が買い越し上位に名を連ねた。また、TOPIX先物の手口では、裁定取引業者のソジェンが週を通じて大きく売り越し、売り方トップになったほか、バークレイ、GS、メリルなどの海外勢がこれに続いた。一方、買い手口では、野村が買い越し筆頭になったほか、みずほ証券、大和など国内勢がこれに続いた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは3週連続下落

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比4.79pt安(下落率10.41%)の41.18ptと3週連続して下落した。欧米において感染拡大がピークアウトするのではないかとの見方が広がったことで先行き懸念がやや後退。VIは下げに転じた。7日には、一時3月24日以来となる40pt台割れとなった。また、国内でも政府が7日に緊急事態宣言を発令したことで不透明感がやや薄れ、VIは低下基調をたどり、9日には一時38.85ptまで水準を切り下げた。ただ、欧米とは対照的に国内での新型コロナの感染者数は未だ増加傾向をたどっているだけに、市場では「緊急事態宣言を受けて、外出自粛の効果などを見極めたい」との声も聞かれ、その後は40pt台を挟んでのもみ合い展開が続いた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は拡大、日経平均は19,000円台回復

NT倍率(先物)は拡大。前週の日経平均は反発し19,000円台を回復する展開となった。日経平均への寄与度が大きいファーストリテイリングが週を通じて堅調に推移した。株価指数先物の買い戻しの動きなどもみられ、NT倍率は拡大した。

3日経平均は455円急落!引き続き荒い値動きに注意!

今週の225先物は、新型コロナウイルスの感染が収束に向かうとの期待感を背景にした買い戻しが続くのか注目される。先週は期待感を背景に世界的に株式市場は戻りを試しており、東京市場でも感染者数の拡大ペース次第では更なる買い戻しの流れが続くと見込まれる。

ただ、戻りが急ピッチだっただけに、戻り待ちの売りをこなすには、相当程度の拡大ペースの鈍化が必要だろう。政府がまとめた経済対策についても欧米各国と比較すると見劣りしており、スピード感もないとの見方が大勢だ。このため、反対に、国内外で再び新型コロナの感染状況が加速するようなネガティブな報道が増えれば、相場の波乱要因になる可能性がある。

また、海外では、2020年1-3月期決算の発表が本格化する。市場では「企業経営者の収益見通しなどのコメントを注視する展開になる」とみており、予想外に底堅い業績見通しなどが示されれば、日本株にも追い風となろう。予想レンジは18,500-20,000円とする。

経済スケジュール(4月13日〜4月17日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月13日

国内

08:50

マネーストック(3月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

海外

20:25

ブ・週次景気動向調査

21:00

印・CPI(3月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(4月12日まで1カ月間)

 

欧・英・独・仏・豪・NZ・南ア・スイス・香港・株式市場は祝日のため休場(イースターマンデー)

 

中・資金調達総額(3月、15日までに)

 

中・マネーサプライ(3月、15日までに)

 

中・元建て新規貸出残高(3月、15日までに)

4月14日

国内

10:00

営業毎旬報告(4月10日現在、日本銀行)

 

決算発表 東宝

海外

15:30

印・卸売物価(3月)

16:20

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

21:00

ブ・経済活動(2月)

21:30

米・輸入物価指数(3月)

 

中・貿易収支(3月)

 

米・シカゴ連銀総裁が質疑応答

 

米・セントルイス連銀総裁が新型コロナ関連記者会見に参加(オンライン)

 

IMF(国際通貨基金)・世界銀行の春期会合(バーチャル形式、17日まで)

 

IMFが世界経済見通し(WEO)公表

 

決算発表 JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、J&J

4月15日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年)(日本銀行)

16:15

訪日外客数(3月)

海外

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(4月)

21:30

米・小売売上高(3月)

21:30

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(4月)

22:15

米・鉱工業生産指数(3月)

22:15

米・設備稼働率(3月)

23:00

加・カナダ中銀政策金利(4月)

23:00

米・企業在庫(2月)

23:00

米・NAHB住宅市場指数(4月)

29:00

米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(2月)

 

印・貿易収支(3月)

 

G20財務相・中央銀行総裁会議(バーチャル形式)

 

韓・総選挙

 

北朝鮮・故金日成主席誕生日

 

国際エネルギー機関(IEA)月報

 

決算発表 シティグループ、ASMLホールディング、ゴールドマン、BofA

 

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

 

米・アトランタ連銀総裁が講演(オンライン)

 

米・財務省の半年次為替報告書の議会への提出期限

4月16日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

13:00

東京販売用マンション(3月)

海外

10:30

中・新築住宅価格(3月)

10:30

豪・失業率(3月)

15:00

独・CPI(3月)

18:00

欧・ユーロ圏鉱工業生産(2月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(4月15日まで1カ月間)

21:30

米・住宅着工件数(3月)

21:30

米・住宅建設許可件数(3月)

21:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(4月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

 

決算発表 TSMC、ブラックロック

4月17日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)

13:30

鉱工業生産(2月)

13:30

設備稼働率(2月)

13:30

第3次産業活動指数(2月)

 

販売高(速報値)を発表(日本半導体製造装置協会が3月)

海外

11:00

中・GDP(1-3月)

11:00

中・鉱工業生産(3月)

11:00

中・小売売上高(3月)

11:00

中・不動産投資(3月)

11:00

中・固定資産投資(都市部)(3月)

11:00

中・調査失業率(3月)

15:00

欧・ユーロ圏新車販売台数(3月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(4月15日まで1カ月間)

18:00

欧・ユーロ圏CPI(3月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(4月)

23:00

米・景気先行指数(3月)

 

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  • 提供:フィスコ社

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