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2020-12-03 00:40:22

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は新型肺炎への懸念で、軟調な展開

日経平均は756円上昇!米国感染拡大ピーク越え観測を好感も引き続き注意が必要!

2020/4/6

1都市封鎖などへの警戒感から急反落

先週の225先物は前週末比1,400円安(下落率7.33%)の17,680円と急落した。米国で新型コロナウイルスの感染者数が大幅に増加するなど世界的に事態収束の兆しが見えないことから、米国株の上昇も一服し、東京市場も不安定な動きになった。

また、国内において東京での感染者数が増加基調をたどっていることも投資家の警戒心を高めた。政府による緊急事態宣言の発令や東京都による都市封鎖への警戒感も強まったため、売りに押される地合いが続いた。

週後半にかけては、産油国のサウジアラビアとロシアによる減産期待から原油市況が過去最大の上げとなったことを材料に上昇する場面もみられたが、戻り待ちの売りも多く控えており、次第に様子見ムードが強まった。市場では「新型コロナ流行の長期化の兆候が出てくれば、金融政策も財政政策も打つ手はなく、相場は底割れしかねない」との指摘が聞かれ、先安不安は拭えていない。

3月27日時点の裁定残高は、ネットベースで9,172億円の売り越し(前週は1兆4,738億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、3億3,043万株の売り越しで、3月19日時点(7億3,221万株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(3月27日時点)

海外勢のTOPIX先物売り越しが続く

225先物の手口では、週前半に大きく売り越した野村が売方トップに躍り出たほか、GS、バークレイの海外勢がこれに続いた。一方、買い手口では、ヘッジファンドなど短期筋の手口とみられる注文執行をしたソジェン、AアムロCなどが上位に並んだ。TOPIX先物の手口では、週初の30日に2万枚超の大口売り越しとなったソジェンが売り方トップになったほか、JPモルガン、CS、バークレイ、シティGなど海外勢が上位に名を連ねた。他方、買い手口では、日銀の上場投資信託(ETF)買い注文を受けたとみられる大和や野村が週を通じてコンスタントに買い越し、週初の30日に8000枚超買い越したSMBC日興もこれに続くなど、国内勢が上位に並んだ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは2週連続下落

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比6.81pt安(下落率12.90%)の45.97ptと2週連続して下落した。新型コロナウイルス感染者の世界的な増加基調などを受けて、日経平均が下落してスタートすると、VIは上昇して始まった。その後は急ピッチの上昇に対する突っ込み警戒感などから低下に転じたが、国内での感染拡大に伴うロックダウンや政府による緊急事態宣言への警戒感から、VIは再度上昇する場面もみられた。週末には、原油市況の急騰を背景としてリスク選好ムードがやや広がるなか、VIは下げに転じる格好となった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は拡大、新型コロナウイルスの懸念が続く

NT倍率(先物)は拡大。前週の日経平均は、新型コロナウイルスが東京を中心に感染者数が急増していることを嫌気して下落した。ただ、海外勢によるTOPIX先物売り越しが継続しており、週を通じてのNT倍率は拡大した。

3日経平均は756円上昇!米国感染拡大ピーク越え観測を好感も引き続き注意が必要!

今週の225先物は引き続き新型コロナウイルスの感染状況に一喜一憂する展開が続きそうだ。新型コロナの感染者数は米国に続き、イタリア、スペインが震源地の中国を上回るなど拡大傾向が続いている。ただ、これら各国では、自宅待機や移動制限、外出禁止策がとられており、これらが少しずつ奏功してきているのか、市場では「新規感染者数はピークを迎えた感がある」との声も聞かれている。

日本でも足元では感染者数が増加基調にあるが、「都市封鎖が現実のものになれば、相場の分岐点になるかもしれない。場合によっては悪材料出尽くしとされる可能性もある」との指摘が聞かれた。ただ、コロナショックによる暴落相場で個人投資家はまだ多額の含み損を抱えているとみられているだけに、買い手が少ない現状においては、株価の下落幅は拡大しやすい状況が継続しているともいえる。そのため、全般としては依然として不安定な値動きを余儀なくされるだろう。

4/6午前中に感染が深刻なニューヨーク州のクオモ知事は5日の記者会見で「1日当たりの死者数は初めて前日より減った」と発言し、米国の一部地域の感染者数が「今後1週間程度でピークを迎える」と伝わると、NYダウの先物中心に短期筋の買いを誘った。それにつられ日経平均も上昇に転じているが、今後の株価の動きは予断を許さないため、引き続き注意が必要。予想レンジは17,000-19,000円とする。

経済スケジュール(4月6日〜4月12日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

4月6日

国内

10:10

国債買い入れオペ(残存5-10年)(日本銀行)

 

松屋アールアンドディが東証マザーズに新規上場(公開価格:910円)

 

決算発表 ニトリHD

海外

14:00

印・サービス業PMI(3月)

14:00

印・総合PMI(3月)

15:00

独・製造業受注(2月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(3月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

22:30

ブ・自動車販売台数(3月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(4月5日まで1カ月間)

 

米・連邦準備制度理事会(FRB)のストレステスト(健全性審査)、資本配分計画の提出期限

4月7日

国内

08:30

毎月勤労統計-現金給与総額(2月)

08:30

実質賃金総額(2月)

08:30

家計支出(2月)

08:50

外貨準備高(3月)

10:00

営業毎旬報告(3月31日現在、日本銀行)

14:00

景気先行CI指数(2月)

14:00

景気一致指数(2月)

海外

10:30

豪・貿易収支(2月)

13:30

豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

15:00

独・鉱工業生産指数(2月)

21:00

ブ・小売売上高(2月)

23:00

米・JOLT求人件数(2月)

28:00

米・消費者信用残高(2月)

 

中・外貨準備高(3月)

 

欧・ユーロ圏財務相(ビデオ会議)

4月8日

国内

08:50

国際収支(経常収支)(2月)

08:50

貿易収支(国際収支ベース)(2月)

08:50

BOP経常収支調整(2月)

08:50

コア機械受注(2月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存5-10年)(日本銀行)

13:30

倒産件数(3月)

14:00

景気ウォッチャー調査 現状判断(3月)

14:00

景気ウォッチャー調査 先行き判断(3月)

 

決算発表 ウエルシア

海外

14:45

スイス・失業率(3月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(4月7日まで1カ月間)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(4月)

21:00

ブ・IBGEサービス部門売上高(2月)

27:00

米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表

 

ブ・CNI設備稼働率(1月、9日までに)

4月9日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

11:00

東京オフィス空室率(3月)

14:00

消費者態度指数(3月)

15:00

工作機械受注(3月)

 

日銀支店長会議(テレビ会議)

 

地域経済報告(さくらリポート、4月)

 

決算発表 Fリテイリ、ローソン、7&iHD

海外

15:00

独・貿易収支(2月)

15:00

独・経常収支(2月)

15:00

英・鉱工業生産指数(2月)

15:00

英・商品貿易収支(2月)

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(4月7日まで1カ月間)

21:00

印・鉱工業生産(2月)

21:00

ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(3月)

21:30

加・失業率(3月)

21:30

米・生産者物価コア指数(3月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

23:00

米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)

23:00

米・卸売在庫(2月)

 

ブ・経済活動(2月、14日までに)

 

韓・韓国銀行(中央銀行)が政策金利発表

4月10日

国内

08:50

貸出動向 銀行計(3月)

08:50

銀行貸出動向(含信金前年比)(3月)

08:50

国内企業物価指数(3月)

 

決算発表 安川電

海外

10:30

中・消費者物価指数(3月)

10:30

中・生産者物価指数(3月)

16:00

トルコ・失業率(1月)

21:30

米・消費者物価コア指数(3月)

 

中・資金調達総額(3月、15日までに)

 

中・マネーサプライ(3月、15日までに)

 

中・元建て新規貸出残高(3月、15日までに)

 

米・独・仏・英・印・豪・加・NZ・香港・ブ・南ア・スイス・伊・株式市場は祝日のため休場(聖金曜日)

 

北朝鮮・最高人民会議

4月12日

海外

 

復活祭(イースター)

  • 提供:フィスコ社

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