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2020-09-18 18:57:05

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は新型肺炎への懸念で、軟調な展開

日経平均は▲429円の大幅下落!日銀緊急会合も失望売り

2020/3/16

1世界景気の減速懸念などから暴落

先週の225先物は前週末比3730円安(下落率18.17%)の16,790円と暴落して終了した。新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大するなか、原油価格が急落したことなども相まって、リスク資産を圧縮する動きが強まった。世界的な株安連鎖が続き、225先物も大幅な下落となった。

一方で、米国では給与税減税を行うなどの景気対策期待が浮上したことで一時相場の下支え要因として意識されたものの、具体的な内容は示されず、改めて売りが膨らんだ。また、トランプ米大統領が欧州からの入国制限を発表すると、欧米間の景気停滞感が一段と強まるとの警戒感も広がった。225先物は一時17000円台を割り込むなど先安不安感が一段と増幅する一週間となった。

3月6日時点の裁定残高は、ネットベースで8,862億円の売り越し(前週は4,901億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、4億1,677万株の売り越しで、2月28日時点(2億1,871万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(3月6日時点)

海外勢の両先物売りが続く

両先物は、週末の特別清算指数(SQ)算出日を前に期近物から期先物へのロールオーバーが進んだが、225先物手口では、海外ファンドの注文を執行したとみられるGS、AアムロC、ソジェン、BNPパリバ、CSといった海外勢が週を通じてコンスタントに売りをこなし、売り方上位に。一方、買い手口では、9日から11日に大きく買ったモルガンSが買い方トップに躍り出たほか、ロール後の買い越しが目立ったみずほ証券、SMBC日興、大和の国内勢もこれに続いた。また、TOPIX先物の手口では、ソジェン、モルガンS、バークレイ、BNPパリバ、シティGなどの海外勢が週を通じて大きく売り越し、上位にランクインした。一方、買い手口では、野村、SMBC日興、みずほ証券、大和の国内勢が週を通じてコンスタントに買いを入れ、買い方上位に並んだほか、海外勢ではGSが週を通じて買い越した。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは大幅上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比14.69pt高(上昇率40.34%)の51.10ptと大幅に上昇した。市場関係者によると、東日本大震災の直後やリーマンショック後の水準にまで達した。新型コロナウイルス感染者の世界的な拡大への懸念に加え、OPECプラスでの協調減産の決裂、欧州中央銀行(ECB)によるマイナス金利の深堀りなし、トランプ米大統領が発表した欧州からの入国制限などを受けて、投資家心理が大幅に悪化した。世界的な株安連鎖の流れが継続し、日経平均は3年4カ月ぶりに17,000円台を割り込むなど、下落スパイラルに陥り、VIは上昇基調を辿った。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、日経平均は一時17,000円台割れの展開に

NT倍率(先物)は低下。前週の日経平均は週間では5週連続安の大波乱相場となった。週末13日の日経平均は一時1,800円超値下がりし、取引時間中として2016年11月10日以来となる3年4か月ぶりの17,000円台割れをみせた。これをうけNT倍率も13.96倍に低下した。

3日経平均は▲429円の大幅下落!日銀緊急会合も失望売り

今週の225先物は引き続きボラティリティー(変動率)の大きい状況が続きそうだ。前週末13日の米国市場では、同国の景気対策への期待感などから、NYダウは過去最大の上げ幅を記録。週明けの225先物相場も戻りを試すことになりそうだ。ただ、VIや米VIXは依然として高水準を維持しており、引き続きリスク・パリティ戦略を取るファンドなどからの売りも警戒されるところでもあり、上昇局面でも資金の逃げ足の速さには注意しておきたいところである。

なお、今週は日米の金融政策決定会合が開催された。週初の16日の日本時間早朝には、FRBが前倒しの形で1%の追加利下げの実施を発表した。これを受けて、材料出尽くし感が台頭したのか、米株価指数先物はストップ安を付けたが、直後に始まった225先物は17,000円どころで底堅く推移していた。日銀の金融政策決定会合が前倒しで行われた。上場投資信託(ETF)の購入枠の大幅拡充などが発表されたが、事前予想の範囲内であったため、失望売りとなり日経平均株価は前日比429.01円安で引けた。本日のNY市場も下落が予想されているため、予想レンジは16,750-19500円とする。

経済スケジュール(3月16日〜3月20日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

3月16日

国内

08:50

コア機械受注(1月)

12:00

日銀政策委員会・金融政策決定会合

 

ミクリードが東証マザーズに新規上場(公開価格:890円)

 

決算発表 ツルハHD

海外

10:30

中・新築住宅価格(2月)

11:00

中・鉱工業生産指数(2月)

11:00

中・小売売上高(2月)

11:00

中・不動産投資(2月)

11:00

中・固定資産投資(都市部)(2月)

11:00

中・調査失業率(2月)

15:30

印・卸売物価(2月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月15日まで1カ月間)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(3月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

21:30

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(3月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(3月15日まで1カ月間)

29:00

米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(1月)

 

英・イングランド銀行(英中央銀行)総裁にアンドルー・ベイリー氏が就任

 

欧・ユーロ圏財務相会合

 

決算発表 サウジアラムコ

3月17日

国内

13:00

東京販売用マンション(2月)

13:30

鉱工業生産確報(1月)

13:30

設備稼働率確報(1月)

 

ミアヘルサが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:2330円)

 

リビングプラットフォームが東証マザーズに新規上場(公開価格:3900円)

 

ドラフトが東証マザーズに新規上場(公開価格:1580円)

 

Zホールディングスが臨時株主総会を開催

海外

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(3月15日まで1カ月間)

18:30

英・失業率(2月)

18:30

英・ILO失業率(3カ月)(1月)

19:00

独・ZEW期待指数(3月)

21:30

米・小売売上高(2月)

22:15

米・鉱工業生産指数(2月)

22:15

米・設備稼働率(2月)

23:00

米・企業在庫(1月)

23:00

米・JOLT求人件数(1月)

23:00

米・NAHB住宅市場指数(3月)

 

欧・欧財務相理事会

 

決算発表 フェデックス、フォルクスワーゲン

 

米・大統領選の予備選集中日(フロリダ、イリノイ州など)

3月18日

国内

08:50

貿易収支(2月)

08:50

輸出(2月)

08:50

輸入(2月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

16:00

訪日外客数(2月)

 

楽天が通販サイトでの送料無料化サービスを開始

海外

06:45

NZ・経常収支(10-12月)

16:00

欧・新車販売台数(2月)

17:00

南ア・消費者物価指数(2月)

19:00

欧・貿易収支(1月)

19:00

欧・ユーロ圏CPI(2月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(3月)

21:30

米・住宅着工件数(2月)

21:30

米・住宅建設許可件数(2月)

21:30

加・消費者物価指数(2月)

30:00

ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表

 

ブ・CNI産業信頼感(3月、19日までに)

 

決算発表 テンセント・ホールディングス、BMW

3月19日

国内

08:30

消費者物価コア指数(2月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

13:30

全産業活動指数(1月)

 

日本インシュレーションが東証2部に新規上場(公開価格:940円)

 

ゼネテックが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:1700円)

 

関通が東証マザーズに新規上場(公開価格:490円)

海外

06:45

NZ・GDP速報(10-12月)

09:30

豪・失業率(2月)

16:20

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

17:30

スイス・国立銀行(中央銀行)が政策金利発表

20:00

トルコ・中央銀行が政策金利発表

21:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(3月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

21:30

米・経常収支(10-12月)

23:00

米・景気先行指数(2月)

 

フィリピン・中央銀行が政策金利発表

 

南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

3月20日

国内

 

株式市場は祝日のため休場(春分の日)

海外

10:30

中・1年物貸出金利(3月)

10:30

中・5年物貸出金利(3月)

18:00

欧・経常収支(1月)

19:30

露・ロシア中央銀行が政策金利発表

21:30

加・小売売上高(1月)

23:00

米・中古住宅販売件数(2月)

  • 提供:フィスコ社

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