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2019-11-13 14:29:10

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は23,000円を試す展開か

日経平均は23,000円を試す展開か

2019/10/28

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1出遅れ修正などで3週連続の上昇

先週の225先物は前週末比310円高(上昇率1.38%)の22,770円と3週連続して上昇した。前の週に週間で660円高(同3.02%)と大幅高になったことで、投資家心理が大きく改善。市場では「世界的に出遅れている日本株に対する買い戻しの動きが強まった」との声もあった。

米国株が値下がりしても225先物は上昇する場面もあるなど、総じてしっかりした動きとなった。現物市場でも半導体や電子部品などのハイテク株や新薬への期待から日経平均構成銘柄であるエーザイ株が急伸し、指数をけん引。本格化する米企業決算を映して、米国株も堅調地合いを辿り、為替市場も1ドル=108円台後半で落ち着いた動きとなるなど外部環境も好影響をもたらした側面もあったもよう。

10月18日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆231億円の売り越し(前週は1兆1,198億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、3億7,863万株の売り越しと10月11日時点(4億3,765万株の売り越し)比で減少している。

日経平均と裁定残(10月18日時点)

海外勢の売り買い目立つ動き続く

225先物手口では、裁定取引業者のAアムロCやソジェンが週を通じて売りをこなし、売り方上位になったほか、ドイツもこれに続いた。一方、買い手口では、海外ファンドの注文とみられるGSやJPモルガン、CSといった海外勢の買いが上位になったほか、国内では週初に大きく買い越した野村がこれに続いた。また、TOPIX先物の手口では、週半ばから後半にかけて大きく売ったソジェンが売り方トップになったほか、ドイツ、シティGの海外勢がこれに続いた。国内勢では、週を通じてコンスタントに売りをこなしたみずほ証券が上位に名を連ねた。一方、買い手口では、23日に5,000枚以上の買い越しとなった野村が買い方筆頭になった。また、週末25日に3,000枚超の買いを入れたバークレイがこれに続いたほか、モルガンSやAアムロCの海外勢が上位に名を連ねた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは3週連続の低下

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.85pt安(下落率5.43%)の14.78ptと3週連続して低下した。VIが終値ベースで15ptを下回るのは7月24日以来約3カ月ぶり。企業業績の底打ち期待や米中通商協議の進展期待などから、日経平均が年初来高値追いの動きとなるなか、VIは低下基調になった。市場では、VIの低下基調が継続するなか、中長期目線の投資家が日本株に関心を振り向ける可能性があるとの声も聞かれた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は13.84倍に低下、ハイテク株は上昇するもソフトバンクGなどが重しに

NT倍率(先物)は小幅に低下。ラムリサーチやインテルといった米半導体企業の好決算内容を受けて日本市場においても値がさハイテク株が堅調に推移した。日本電産<6594>の決算でも下方修正ながらもアク抜け感が先行するかたちで電子部品株の追い風に。

一方、米ウィーワーク関連の問題が嫌気されたソフトバンクG<9984>やファーストリテイリング<9983>など日経平均の高構成比銘柄が重しになり、結局、NT倍率は13.84倍と先週末より小幅に低下となった。

3日経平均は23,000円を試す展開か

今週の225先物は、国内外で注目イベントを控えるなか、23,000円台を目指す動きとなりそうだ。今週は国内主要企業の決算発表本格化や29日からは米連邦公開市場委員会(FOMC)、30日からは日銀の金融政策決定会合が開かれる。

また、25日に行われた米中閣僚級による電話協議では、米中が「複数の分野で最終決着に近づいている」などの結果となり、進展期待が高まっている。この流れを受けて週明けの東京市場は、堅調スタートが想定されよう。中央銀行イベントでは、米国では0.25%の利下げ、日本では現状維持がコンセンサスとなっており、想定通りの結果になるのか注目される。

また、東エレク<8035>やアドバンテス<6857>など主要企業の決算発表が予定され、足元で高まる企業業績の底打ちに対する期待感が高まれば、相場の一段高をけん引する可能性もある。23,000円を試すシナリオも視野に入りつつあるものの、連騰に対する警戒感も台頭している点には留意しておきたい。今週の想定レンジは22,500-23,000円とする。

経済スケジュール(10月28日〜11月1日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

10月28日

国内

08:50

企業向けサービス価格指数(9月)

 

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

 

セルソースが東証マザーズに新規上場(公開価格:2280円)

 

決算発表 オリックス、オービック、キヤノン、ファナック、ミスミG、大日住薬、小糸製、日東電

 

決算発表 日立化成、日立建機、東電HD、JR東日本、JR東海、JR西日本、関西電

海外

18:00

欧・ユーロ圏マネーサプライ(9月)

20:00

ブ・FGV建設コスト(10月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

21:30

米・シカゴ連銀全米活動指数(9月)

21:30

米・卸売在庫(9月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(10月27日まで1カ月間)

 

中・第19期中央委員会第4回総会(中国共産党4中総会、31日まで)

 

決算発表 AT&T、アルファベット、Tモバイル、NXPセミ、ビヨンドミート、HSBCホールディングス

10月29日

国内

08:30

東京CPI(10月)

 

ジェイックが東証マザーズに新規上場(公開価格:4750円)

 

決算発表 オムロン、シマノ、協和キリン、大ガス、富士通、ANAHD

 

決算発表 NEC、日清粉G、日立ハイテ、野村HD、HOYA、ドコモ

海外

18:30

南ア・失業率(7-9月)

22:00

米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(8月)

23:00

米・中古住宅販売成約指数(9月)

23:00

米・消費者信頼感指数(10月)

 

米・連邦公開市場委員会(FOMC)(30日まで)

 

サウジアラビアの投資会議「未来投資イニシアチブ(FII)」(砂漠のダボス会議、31日まで)

 

決算発表 ファイザー、マスターカード、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、GM、メルク、BP

10月30日

国内

08:50

小売売上高(9月)

08:50

百貨店・スーパー売上高(9月)

 

国債買い入れオペ残存10-25年、残存25年超

 

恵和が東証2部に新規上場(公開価格:770円)

 

決算発表 アドテスト、エーザイ、オリランド、エプソン、ソニー、コマツ、マキタ、三井物、塩野義薬、日立、花王

 

日銀政策委員会・金融政策決定会合(31日まで)

海外

09:30

豪・消費者物価指数(7-9月)

17:55

独・失業率(失業保険申請率)(10月)

19:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(10月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M)(10月)

20:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

21:15

米・ADP全米雇用報告(10月)

21:30

米・GDP速報値(7-9月)

22:00

独・消費者物価指数(10月)

23:00

加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表

27:00

米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表

 

決算発表 GE、フェイスブック、スターバックス、メットライフ、アップル、クレディ・スイス、エアバス

 

決算発表 リフト、バイエル、フォルクスワーゲン、ドイツ銀行、スタンダードチャータード

10月31日

国内

08:50

鉱工業生産指数(9月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

13:00

自動車生産台数(8月)

14:00

建設工事受注(9月)

14:00

住宅着工件数(9月)

14:00

消費者態度指数(10月)

15:30

黒田日銀総裁が会見

 

日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目、終了後直ちに結果発表)

 

決算発表 アステラ薬、パナソニク、任天堂、ヤマトHD、ローム、三菱重、三菱電、村田製、京セラ、キーエンス、デンソー

海外

06:00

ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表

10:00

中・製造業PMI(10月)

10:00

中・非製造業PMI(10月)

10:00

中・総合PMI(10月)

17:00

台湾・GDP(7-9月)

17:30

香港・GDP(7-9月)

19:00

欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(10月)

19:00

欧・ユーロ圏失業率(9月)

19:00

欧・ユーロ圏GDP速報値(7-9月)

21:00

ブ・全国失業率(9月)

21:00

南ア・貿易収支(9月)

21:30

ブ・基礎的財政収支(9月)

21:30

米・個人所得(9月)

21:30

米・個人消費支出(9月)

21:30

米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(9月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:45

米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(10月)

 

欧・ドラギECB総裁が任期満了

 

欧・ユンケル欧州委員長が任期満了

 

英・欧離脱期限

 

タイ・ASEAN首脳会議・関連会合(11月4日まで)

 

決算発表 ブリストル、アルトリア、フィアット・クライスラー、ロイヤル・ダッチ・シェル

 

決算発表 ロイズ・バンキング・グループ、BNPパリバ、INGグループ、サノフィ

11月1日

国内

08:30

有効求人倍率(9月)

08:30

失業率(9月)

09:30

製造業PMI(10月)

14:00

自動車販売台数(10月)

 

ダブルエーが東証マザーズに新規上場(公開価格:4690円)

 

決算発表 NTTデ、シャープ、マツダ、ヤマハ、リコー、三菱ケミH、伊藤忠、住友商、住友電工、キッコマン、信中金、日本製鉄

海外

10:45

中・財新製造業PMI(10月)

14:00

印・製造業PMI(10月)

16:30

スイス・消費者物価指数(10月)

18:30

英・製造業PMI(10月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(10月)

21:00

ブ・鉱工業生産(9月)

21:30

米・非農業部門雇用者数(10月)

21:30

米・失業率(10月)

21:30

米・平均時給(10月)

22:00

ブ・製造業PMI(10月)

23:00

米・ISM製造業景況指数(10月)

23:00

米・建設支出(9月)

27:00

ブ・貿易収支(10月)

 

米・クラリダFRB副議長が講演

 

欧・クリスティーヌ・ラガルド氏がECB総裁に就任

 

決算発表 AIG、シーゲイト、エクソンモービル、アリババ

 

米・自動車販売(10月、2日までに)

  • 提供:フィスコ社
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