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2019-10-24 06:49:42

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均はFOMC、日銀決定会合を見極めへ

日経平均はFOMC、日銀決定会合を見極めへ

2019/9/17

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1米中協議進展期待など2週連続高

先週の225先物は前週末比780円高(上昇率3.71%)の21,800円と2週連続して上昇した。長期金利の下落傾向に歯止めがかかり、リスク回避機運が後退するなか、世界的に株価は堅調展開を辿った。週前半は銀行株を中心にバリュー株に見直し買いが入り、週半ば以降は全体の底上げが進むなかでグロース株にも投資資金が向かった。

トランプ米大統領が12日、米中通商協議に関し、「包括合意を望んでいる」と強調、「暫定合意」を排除しない考えも示唆するなど、米中協議の進展に対する報道が相次ぎ、投資マインドが大きく改善した。

9月6日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆6,946億円の売り越し(前週は1兆4,498億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、7億7,376万株の売り越しと8月30日時点(7億1,988万株の売り越し)比で増加している。

日経平均と裁定残(9月6日時点)

限月交代に伴うロールオーバーが主体

先週の225先物手口では、13日のメジャーSQを前にした限月交代に伴うロールオーバーが主体となるなか、ドイツ、ソジェン、UBS、JPモルガンなどの海外勢が週を通じてコンスタントに売りをこなし、売り方上位に名を連ねた。

一方、買い手口では、週を通じてコンスタントに買いを入れた野村が買い方トップになった。また、TOPIX先物手口では、ロールに加えて13日にも大きく売り越したソジェンが売り方筆頭となった一方で、買い手口では、週前半に大きく買うなど野村が週を通じてコンスタントに買いを入れ、買い方筆頭になったほか、SMBC日興、みずほ証券、大和、三菱UFJなど国内勢が大きく買いを入れ、上位に名を連ねた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは2週連続の低下

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.10pt低下(下落率0.60%)の16.31ptと2週連続して低下した。ムニューシン米財務長官が米中通商協議の進展に言及するなど、米中対立への警戒感が和らぐニュースが相次いだほか、下落基調が強まっていた米長期金利が上昇し、為替も円安に振れた。この流れを受け、VIは10日、一時15.02ptまで低下し、7月下旬以来となる低水準となった。

その後は、急ピッチの下げの反動から買い戻される場面もあったが、トランプ米大統領が12日、米中通商協議に関し、「包括合意を望んでいる」などと発言。米中交渉進展期待から、13日には日経平均は一時22,000円台の大台を回復し、VIは16pt前後の低水準で推移した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、一時は13.6倍台前半までに

前週は米中貿易問題の進展期待を背景に日経平均・TOPIXともに大きく上昇した堅調な1週間だった。週前半は米長期金利の上昇を受けて時価総額の大きいメガバンクを中心とした金融関連株が好調だったため、NT倍率は13.6倍台前半まで下落した。

しかし、その後はアップルの新製品発表や米半導体企業の投資判断引き上げなどを背景に、半導体関連を中心とした値がさハイテク株が堅調だった一方で、週前半に上昇した金融セクターには利食い売りが出たため、週後半にはNT倍率は下げ幅をやや縮め、13.6倍台後半で終わった。

3日経平均はFOMC、日銀決定会合を見極めへ

今週の225先物は日米中央銀行イベントの結果を睨みながらの展開となりそうだ。東京市場は月曜が休場で4日立ち会いとなるなか、17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が大きな注目を集めよう。

足元では米国株が強含んでおり、大幅な利下げがなければ急落するというほど弱気にも傾いていない。ただ、小幅な利下げの場合にはトランプ米大統領が不満を表明する可能性はあり、株高の勢いが一服する可能性は残る。

また、FOMC後には日銀金融政策決定会合も控える。翌月に消費増税を控えるなか、何らかの政策変更などがあるとの見方も増えてきている。なお、8月初旬に大きく売りポジションを積み上げた海外短期筋による買い戻しに関しては一巡したとの指摘も多く、225先物には上値の重さが意識されてくる可能性はある。

ただ、これら日米中銀のイベントを波乱なく通過できれば、世界的に株高の様相が強まっていることからも、押し目があれば買いの好機とみる向きも増えよう。予想レンジは21,500-22,500円とする。

経済スケジュール(9月16日〜9月20日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

9月16日

国内

 

株式市場は祝日のため休場(敬老の日)

海外

11:00

中・固定資産投資(都市部)(8月)

11:00

中・鉱工業生産指数(8月)

11:00

中・小売売上高(8月)

11:00

中・調査失業率(8月)

11:00

中・不動産投資(8月)

15:30

印・卸売物価指数(8月)

16:00

トルコ・失業率(6月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(9月15日まで1カ月間)

20:25

ブ・週次景気動向調査

21:30

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(9月)

 

ブ・貿易収支(週次)(9月15日まで1カ月間、17日までに)

 

仏・欧州議会本会議(19日まで)

 

露・中国李克強首相が訪問(18日まで)、プーチン大統領と会談

 

オーストリア・国際原子力機関(IAEA)総会(20日まで)

9月17日

国内

13:00

東京販売用マンション(8月)

 

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)

海外

10:30

中・新築住宅価格(8月)

18:00

独・ZEW期待指数(9月)

22:15

米・設備稼働率(8月)

22:15

米・鉱工業生産指数(8月)

23:00

米・NAHB住宅市場指数(9月)

29:00

米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(7月)

 

米・連邦公開市場委員会(FOMC)(18日まで)

 

米・連邦選挙委員会(FEC)が選挙に関する虚偽情報防止のシンポジウム開催

 

米・第74回国連総会(30日まで。24日から一般討論演説)

 

決算発表 フェデックス、アドビ

 

イスラエル・再選挙

9月18日

国内

08:50

貿易収支(8月)

08:50

輸出(8月)

08:50

輸入(8月)

 

NZ首相が来日(22日まで)、安倍首相と会談

 

日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)

海外

07:45

NZ・経常収支(4-6月)

15:00

欧・新車登録台数(8月)

16:30

スイス・国立銀行(中央銀行)が政策金利発表

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(9月15日まで1カ月間)

17:00

南ア・消費者物価指数(8月)

17:30

英・CPI(8月)

18:00

欧・ユーロ圏CPI(8月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(9月)

20:00

米・MBA住宅ローン申請指数(先週)

21:30

米・住宅着工件数(8月)

21:30

米・住宅建設許可件数(8月)

21:30

加・消費者物価指数(8月)

27:00

米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表、FRB議長記者会見

 

ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表(19日までに)

9月19日

国内

13:30

全産業活動指数(7月)

15:30

黒田日銀総裁が会見

 

アミファがJASDAQスタンダードに新規上場(公開価格:660円)

 

サイバー・バズが東証マザーズに新規上場(公開価格:2300円)

 

日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表

 

月例経済報告(9月)

海外

07:45

NZ・GDP速報(4-6月)

10:30

豪・失業率(8月)

17:00

台湾・中央銀行が政策金利発表

17:00

欧・経常収支(7月)

20:00

英・イングランド銀行(英中央銀行)が金融政策発表

21:30

米・経常収支(4-6月)

21:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(9月)

21:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:00

ブ・CNI産業信頼感(9月)

23:00

米・景気先行指数(8月)

23:00

米・中古住宅販売件数(8月)

 

南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

 

米・アップルがゲーム定額サービス「アップル・アーケード」スタート

9月20日

国内

08:30

消費者物価コア指数(8月)

08:50

対外・対内証券投資(先週)

08:50

資金循環統計速報(4-6月)

16:00

コンビニエンスストア売上高(8月)

 

国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超、残存5-10年)(日本銀行)

 

ギフティが東証マザーズに新規上場(公開価格:1500円)

 

任天堂がスイッチの廉価版スイッチライトを発売

海外

21:30

加・小売売上高(7月)

23:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(9月)

25:00

米・家計純資産(4-6月)

 

米・ボストン連銀総裁が講演

  • 提供:フィスコ社
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